学生麻雀連盟が主催する「雀魂杯 学生麻雀選手権 2024-2025南場」が7月27日に行われ、岐阜聖徳学園大学のseiMya選手が優勝した。
雀魂杯は学生麻雀連盟が主催する「雀魂」を用いた学生大会。「東場」から「北場」まで毎回異なるルールで年4回開催。さらに、各大会の優勝者が集い日本一の学生を決める「グランドファイナル」を行う。今年度から高校3年生以下が対象のU-18部門を新設し、従来の雀魂杯と並行して実施する。
雀魂杯は従来の麻雀番組よりe-sportsを意識した配信構成となっており、放送画面では選手の対局データや表情などがリアルタイムで表示され、選手はスタジオで向かい合いながら雀魂で対戦した。
▼配信アーカイブ
大会後援・協賛社
【協賛・パートナー(敬称略)】
・株式会社ディスクシティエンタテインメント https://www.diskcity.co.jp/
・どんどん亭 https://www.dondontei.com/
・AMOS http://www.taiyo-chemicals.co.jp/business/mahjong/
・大洋技研株式会社 http://www.taiyo-chemicals.co.jp/
・麻雀就活フェスタ http://mahjong-festa.jp/
・雀魂 https://mahjongsoul.com/
【主催】
一般社団法人学生麻雀連盟(https://gakusei-majan.com/)
決勝出場者(敬称略)
南場の総参加者数は454名。予選、本戦を勝ち抜けた3名にて決勝戦が行われた。
【決勝進出選手】
ふわふわニャン(京都大学)
おちてん(愛知淑徳大学)
seiMya(岐阜聖徳学園大学)
ファーストステージとしてまず4半荘を行い、それまでの合計得点と半分とした後、最後のファイナルステージが1半荘行われる。
4戦終わった時点で、ファイナルステージでトップを取れば逆転できる位置で粘る事、また、先行している場合は大きくリードを広げてファイナルステージでトップじゃなくても優勝できるポイントを目指す、など戦略性が問われるゲームシステムとなっている。状況を加味した難しい判断が求められるシステムだ。
戦いの模様
1回戦は接戦の展開となるも、ふわふわニャン選手がオーラスの跳満ツモで逆転トップを獲得。
3回戦は2回戦で苦しい展開となっていたふわふわニャン選手が2勝目、3連続2着のおちてん選手がトータルトップながらも大接戦が続く。
4回戦目はseiMya選手が2勝目。しかし最終戦は持ち越しポイントが半分に。ふわふわニャン選手もseiMya選手との差は僅か32.7ポイント。ほとんどFINALSTAGEでのトップ取りと言えるような状況となった。
大きな1局となったのは南1局1本場 ドラ4の七対子を聴牌したseiMya選手、ここはホンイツや七対子に使われるかもしれない字牌待ちを嫌い単騎待ちを選択。トップ目ふわふわニャン選手から12000の直撃を決めてここでトップ目に浮上した。
最終手番、無事に降りきって優勝を手にしたseiMya選手、その瞬間に感極まり涙するシーンとなった。
優勝したseiMya選手は「2年前高校生の時に、優勝できなくて、まず大学進学するか、麻雀に関わる仕事をするかどうかという自分との葛藤もありました。しかし、父から『学生麻雀の大会がまだ進学すれば残っている、それに出ずしてどうする。大学にも強い人がたくさんいるから進学して戦おう。』という鶴の一声で進学を決意しました。その応援を受けて、この場にたどり着いて優勝することができて感無量です。」と自身の戦いを振り返った。
今後の開催日程
配信アーカイブ
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雀魂(じゃんたま)について
2023年6月に登録ユーザー数が1000万人を突破した、オンラインで全世界のプレイヤーとリアルタイムで対戦できる麻雀ゲームです。全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など、さまざまな対戦スタイルにより麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。