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【Mリーグ】セガサミーフェニックスインタビュー「来期必ず羽ばたく為に、強くなって戻ってくる」

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セガサミーフェニックスチームインタビュー

ー4ヶ月のレギュラーシーズンお疲れ様でした。残念ながらファイナル進出はならずでしたが、まずはこの戦いを通しての感想を皆様頂けますでしょうか。

魚谷「長かったような短かったような、とにかく凝縮された期間でした。ドラフトからあっという間に生活が変わって、自分としてもとても貴重な体験ができました。今負けてここにいるという事がとても悔しいので、もし次の機会が頂けるのでしたら、次こそは絶対にファイナルに進めるよう、強い思いでオフシーズンを過ごしていこうと思います。」

近藤「初めての事も多かったですし、その場その場でどうしたらいいかをしっかり考えながら行動しました。ファンの方々の事も意識しながら立ち回りました。すべてがうまくいったわけではないので、しっかり振り返って反省して次に臨みたいです。ファンの方々に、想像以上に盛り上がって頂けたなと。放送以外にもPV、ファンミーティング等で肌で直接感じることができたのがとてもありがたかったです。」

茅森「とても楽しくいい経験ができました。チーム戦、赤入りの麻雀は全然慣れてなくて、どう戦っていけばいいのかは手探り状態でした。最後の方にようやく慣れてきたのですが、もう敗退してしまったので、しっかり次回までには準備して臨みたいなと思います。」

ー近藤さんがインタビューで「えげつない」試合だったと語っていらっしゃいましたが、改めてMリーグの特にどのような部分がそう感じられましたか。

近藤「個人戦だったとしても、終盤戦になればなるほど難しい状況が増えていきます。特に、自分の勝つ可能性がゼロに近づけば近づくほど。影響は誰に対してもどうしても与えてしまうので。それがチーム戦ともなると、自分自身のチームの事は勿論、相手にもチームがあるので。個人戦とは2倍3倍とかの比ではないですね。初めての経験ということもあり、言葉で表現するのがとても難しく、それが『えげつない』という一言になりました。」

ー魚谷さんはこの4ヶ月色々思う所はあったと思うのですが、改めてここはもっとこうできたな、と思うような場面はあったのでしょうか。

魚谷「自分の至らなかった点は、この4ヶ月ですごく沢山感じました。まずは普段やってる麻雀と違う麻雀という意識はあったのですが、それがどの程度かというのが、入るときの印象と、やってみての印象と、それに対応するためにどうしたらいいかという部分の葛藤を繰り返していて、それをシーズン中にうまく嚙合わせることができなかったように思います。自身は開幕前に、『麻雀は男女対等に戦える競技だと証明したいと思います』と強く言ったのですが、このような結果になってしまいました。この悔しさをバネに来期に向けて、更に麻雀を強くなって帰ってきたいと心から思います。」

ー茅森さんは小さなお子さんを育てながらの参戦で、大変な部分も多かったとおもうのですが、お母様のサポートであったりとか、そういった部分はいかがでしたか。

茅森「そうですね、親に近くに引っ越してもらって、預けて対局に向かうという日々でしたので、とても感謝しています。」

ー来シーズンに向けて、何かこれだけはやっておこうと決めていることはございますか。

近藤「まずは今期のMリーグの試合を全部見ます。私は体力がある方ではないので、打ち込める打数に限りがあるので、打って練習するというよりは映像を徹底的に見ていこうと思います。来期必ず羽ばたくために、しっかり準備して臨みます。」

魚谷「私も映像は徹底的に見ていこうと思います。来年はどういうメンバーになるのかはまだわからないですが、選手の打ち方から得るものを得たいし、弱点も探していきたい。あとはとにかくMリーグルールでたくさん麻雀を打ち込んで行きたいです。今期は、自分の良さを消してしまうような麻雀を打ってしまったので、自分の良さを出しつつこのルールに一番合った打ち方を身に着けて来期はリベンジしたいと考えています。」

茅森「私も映像はとにかくしっかり見ます。子育てもあり忙しいのですが、家に雀卓があるので、家でもしっかり練習をしていこうと思います。」

全体的には苦しい戦いとなったものの、終盤戦のフェニックスの粘りがMリーグ全体を大きく盛り上げたのは間違いない。今期は志半ばに終わったが、来期は必ずフェニックスは羽ばたいてくれることだろう。

ファイナルシリーズ概要

3月2日(土)から始まるファイナルシリーズは、16日・17日を除く、毎週土日15時から計8日間にわたって開催され、1日3試合、合計24試合を予定。試合ルールはレギュラーシーズンと同様だが、進出する4チームはレギュラーシーズンでの獲得ポイントの半分(小数点以下第2位まで切り上げ)を引き継ぐ形で、ファイナルシリーズをスタートする。

ファイナルシリーズ持ち越しポイント
順位 チーム名 TOTAL 試合数
1 風林火山 140.9 0/24
2 ABEMAS 92.3 0/24
3 麻雀格闘倶楽部 19.6 0/24
4 ドリブンズ ▲4.3 0/24

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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