麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン67日目の対局が2月1日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は沢崎、小林、前原、日向の対戦。
序盤はなかなかアガリが出ない展開が続いた。東3局2本場には前原がダブ東ホンイツの聴牌をしていたが、日向が小林から2000点のアガリでかわした。
東4局も前原が2000をアガって接戦のまま南入。
ややビハインドとなっていた小林は南1局1本場に強気の勝負。2軒リーチを受けながらも平和のみの聴牌で追いつき、ドラで生牌のを切ってリーチを宣言。は無事に通って小林が一発ツモ。1300・2600ながらも一気に場面を変えるアガリとなった。
3着目でオーラス親番を迎えた小林は2900のアガリで連荘。
その後の1本場では仕掛けて聴牌を入れた前原と小林のめくりあい。小林がドラ暗刻のリーチをツモって4000オールのアガリで抜け出し、窮地を脱するトップを獲得した。
第1試合結果
1位 小林(Pirates)+59.4
2位 前原(麻雀格闘倶楽部)+4.5
3位 日向(ABEMAS)▲17.9
4位 沢崎(サクラナイツ)▲46.0
第2試合
第2試合は堀、石橋、寿人、多井が出場。
東1局に堀がドラ3のリーチをツモって裏1、3000・6000のアガリで一歩リード。
東2局は石橋が平和赤の先制リーチをツモって1300・2600で点差を縮める。
東3局は多井がホンイツのアガリで連荘。その後の1本場でも先制リーチに出たが、石橋がタンヤオ七対子で勝負の追いかけ立直。これを石橋が制して2000・4000のアガリで堀に大きく詰め寄った。
東4局でも石橋が2000点のアガリで南入。
南1局の親番を迎えた石橋はペンチャン待ちのドラ1リーチ。終盤にツモって裏ドラも乗せて4000オールで一気にリードを得た。
しかしここから多井、堀が逆襲していく。まずは多井が寿人からホンイツの8000のアガリを決める。
その後の南2局に親番を迎えた堀はカンの聴牌を外して4面張に変化させてリーチ。一発ツモで4000オールを決めて一気に石橋をかわした。
南3局には多井が連荘。まずは南3局2本場に仕掛けて寿人から5800のアガリ。
その後の3本場では寿人のリーチを受けながらも多井が4000オールを決めて石橋、堀をまとめてかわしてトップ目に立った。
更に4本場でも先制リーチをツモって6000オール。一気に試合を決定づけた。
オーラスは石橋が2着確保のアガリを決めて決着。なんとかチームにプラスポイントを持ち帰った。
第2試合結果
1位 多井(ABEMAS)+78.2
2位 石橋(Pirates)+14.2
3位 堀(サクラナイツ)▲12.5
4位 寿人(麻雀格闘倶楽部)▲79.9
1月29日トータル結果
Pirates(小林1着・石橋2着)+73.6
ABEMAS(日向3着・多井1着)+60.3
サクラナイツ(沢崎4着・堀3着)▲58.5
麻雀格闘倶楽部(前原2着・寿人4着)▲75.4
Piratesが浮上してセミファイナル進出争いは更に激戦に。そしてABEMASは600ポイントに到達。3位の麻雀格闘倶楽部以下はマイナスポイントという状況。3位以下のチームはまだまだ予断を許さない状況が続いている。
また、個人首位だった寿人が本日大きくポイントを減らし首位陥落。小林が個人首位に浮上している。