麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン87日目の対局が3月8日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は内川、瑞原、藤崎、瀬戸熊の対戦。
東1局は親の瑞原との2軒リーチを制して内川が700・1300のアガリ。
内川は東3局の親番でも地道にアガり連荘を重ねる。
東4局1本場は親の瀬戸熊と内川の2軒リーチ。瀬戸熊が内川から12000のアガリを決めてトップ目に浮上。
しかし内川はすかさず次局に早い巡目のシャンポンリーチで瀬戸熊から12000のアガリで再びトップに舞い戻って南入。
南2局2本場では瑞原が跳満聴牌を入れていたが内川が瑞原から5200をアガってリードを広げて局を進める。
しかし南3局に内川に落とし穴。藤崎のリーチを受け、現物のない手牌から選んだ一枚切れのが捕まり16000の放銃。藤崎が一気にトップ目に浮上した。
2着目となってオーラスを迎えた内川だが、タンヤオ赤赤高めドラの聴牌。ドラの方でアガればトップになる状態だったが、ポンしていたを引き加カン。すると新ドラを3枚乗せて一気に跳満に。瀬戸熊のリーチを受けるも内川がアガリきって決着。大きな放銃がありながらも7回ものアガリを決めた内川がトップを奪取。個人ポイントでも首位寿人まであと僅かと迫った。
第1試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+59.7
2位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)+9.3
3位 瀬戸熊(雷電)▲22.1
4位 瑞原(Pirates)▲46.9
第2試合
第2試合は堀、小林、藤崎、黒沢が出場。
東1局は黒沢が七対子のリーチで藤崎から3200のアガリ。
東2局、東3局は堀が2600、2000とアガリをモノにしてトップ目に浮上。
東4局では小林が三色赤1のリーチをツモって裏1の3000・6000を決めて接戦を一歩抜け出した。
南3局まで局は進み、小林は満貫聴牌で黒沢のリーチに立ち向かったが、筋ので捕まり黒沢が連荘に成功。
すると南3局2本場には黒沢がダブルリーチ。平和と高めの一盃口までついての藤崎からのアガリで12000・トップ目まで浮上した。
その後の3本場では堀が仕掛けて1000・2000のアガリで2着目まで浮上してオーラスへ。小林はトップ目前だったが3着目となってのオーラスとなった。
南4局は堀と黒沢の2軒リーチとなったが親の藤崎がなんとか2000オールをアガリきって連荘。
その後の1本場では藤崎がドラをポンして聴牌。しかし門前ホンイツの聴牌を入れた黒沢が藤崎からアガリきって決着。激戦を制してトップを勝ち取った。
第2試合結果
1位 黒沢(雷電)+60.1
2位 堀(サクラナイツ)+10.5
3位 小林(Pirates)▲10.2
4位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲60.4
3月5日トータル結果
サクラナイツ(内川1着・堀2着)+70.2
雷電(瀬戸熊3着・黒沢1着)+38.0
麻雀格闘倶楽部(藤崎2着・藤崎4着)▲51.1
Pirates(瑞原4着・小林3着)▲57.1
サクラナイツが更にポイントを伸ばして首位ABEMASとのポイント差を縮めて首位まで見える位置となった。雷電は黒沢のトップで7位に浮上しフェニックスとの差はあと僅かに。一方Piratesはやや厳しい位置に追い込まれた。