麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」71日目が2月9日（木）に開催された。

第1試合出場選手

東：瀬戸熊直樹

南：滝沢和典

西：瑞原明奈

北：渋川難波

第1試合

東1局、滝沢が三面張の先制リーチ。

すぐにをツモ。1300・2600を加点してスタートを切る。

東2局は瀬戸熊が高目三色の先制リーチ。

瑞原の仕掛けに上手く対応しながら手を進めた滝沢が追いつくかと思われた矢先、瀬戸熊がをツモ。

三色とはならなかったが、1000・2000のアガリを手にした。

東3局、渋川がとをポン。

ソウズのホンイツに向かいたい牌姿だったが、瀬戸熊のポンを見て待ちのテンパイを取る。

瀬戸熊からが打たれて2000のアガリ。

東4局は瀬戸熊、瑞原、滝沢の3者がぶつかる。

瀬戸熊の先制リーチにホンイツの瑞原が追いつき、更に滝沢が追いかけリーチを放つ展開。

瀬戸熊がツモって決着。

裏ドラが暗刻のになり、3000・6000のアガリが決まった。

南入時点の持ち点は、瀬戸熊が37,400、滝沢が24,200、瑞原が19,700、渋川が18,700という並び。

南1局、親番の瀬戸熊の先制リーチに滝沢が無筋を勝負して追いつく。

瀬戸熊の嵌は山に2枚、滝沢のは山に1枚。

瀬戸熊が最後のツモ番でを引き、2000オールのアガリとなった。

南1局1本場は瑞原がタンヤオで仕掛けて渋川から2000のアガリ。

かわし手が決まり局が進む。

南2局は瑞原、渋川の2人テンパイで流局。

親番の滝沢はホンイツに向かったが、上家の瀬戸熊が完全に絞りテンパイできなかった。

続く南3局1本場、ダブをポンした渋川が嵌のテンパイ。

そこに親番の瑞原が待ちでリーチ。

滝沢もピンフ・ドラ1のヤミテンを入れるが、直後に渋川がを掴んで瑞原のアガリ。

9600を加点して瀬戸熊を追う。

南3局2本場は渋川がドラのをポンして起死回生のアガリ。

2000・4000の加点で3着目の滝沢に大きく近づいてオーラスへ。

オーラス、持ち点は瀬戸熊が40,700、瑞原が27,200、滝沢が17,500、親番の渋川が14,600という並び。

先制リーチは渋川の嵌。

瑞原が2着確保に動く。

をポンして現物待ちのテンパイを入れるも、が打てず撤退。

渋川もツモれず流局、1本場へ。

テンパイ料で渋川と滝沢の着順が入れ替わったオーラス1本場。

滝沢が嵌でドラ3の先制リーチ。2着浮上を狙う。

タンヤオで仕掛けていた渋川が追いつき、無筋を勝負。

結果は渋川のツモ。

2000オールの加点で2着目まで浮上した。

オーラス2本場も渋川が止まらない。

待ちの先制リーチを打つと、を一発ツモ。

4000オールのアガリが決まり、瀬戸熊を捲ってトップ目に立った。

オーラス3本場、持ち点は渋川が37,500、瀬戸熊が33,400、瑞原が19,900、滝沢が9,200と変わる。

500・1000以上のツモでトップ奪還を目指す瀬戸熊。

辺のテンパイを入れるが、外してイーシャンテンに戻す。

滝沢がとのシャンポン待ちでリーチ。

3着浮上にはをツモって裏を乗せる必要がある。

瀬戸熊にはテンパイが入らず、流局でゲームセット。

渋川が大逆転トップを手にした。

渋川は今期20戦登板して5勝目。

サクラナイツの窮地を救うトップとなった。

第1試合結果
1位 渋川(サクラナイツ)+57.5
2位 瀬戸熊(雷電)+12.4
3位 瑞原(Pirates)▲21.1
4位 滝沢(麻雀格闘倶楽部)▲48.8

第1試合各局詳細

第2試合結果記事

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