麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ 2022-23 セミファイナルシリーズ 」7日目が4月20日(木)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:仲林圭
南:白鳥翔
西:松ヶ瀬隆弥
北:瀬戸熊直樹
第2試合
東1局は親の仲林1人テンパイで流局。静かな立ち上がり。
続く東1局1本場、仲林が4枚目のをチーしてタンヤオ・赤2のテンパイ。
松ヶ瀬からがこぼれ、5800のアガリを決めた。
続く東1局2本場は瀬戸熊が役無しドラ無しの嵌張をツモって300・500。
ここから東2局、東2局1本場、東3局2本場、東3局3本場と4局続けての流局。
4名ともに守備に定評がある選手ということで、重苦しい展開に。
※備考:今季レギュラーシーズンの放銃率は瀬戸熊が7.69%(1位)、松ヶ瀬が8.48%(3位)、仲林が9.70%(13位)、白鳥が11.82%(24位)。
均衡を破ったのは親番を迎えた瀬戸熊。
東4局4本場、4巡で待ちのピンフリーチを掛けると、をツモ。
裏を1枚乗せ、2600オールの加点に成功した。
供託も回収し、持ち点は4万を超えて一歩リード。
東4局5本場、仲林と瀬戸熊のリーチがぶつかるも、結果は再び流局。
瀬戸熊は倍満確定のリーチだったが、一発目に持ってきたのは無情にも裏目のだった。
続く東4局6本場は瀬戸熊と松ヶ瀬が仕掛けを入れてそれぞれテンパイ。
瀬戸熊が掴んだを仕留め、松ヶ瀬が3900のアガリを決めて南入。
7度目の流局を挟んで南2局1本場、仲林が嵌で先制リーチ。
親の白鳥が押し返し、嵌から待ちになったタイミングで瀬戸熊から2000のアガリ。
全員の持ち点が近付き、接戦に。
南2局2本場、配牌を取った白鳥がいきなりを暗カン。
待ちのリーチを敢行すると、ラス牌のを手繰り寄せて4000オールのアガリを決めた。
瀬戸熊をまくってトップ目に浮上。
【4/20 2G 南2-2】
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) April 20, 2023
親のABEMAS #白鳥翔 が
満貫ツモ‼️
視聴は? @ABEMA で視聴中 https://t.co/YL6FsRNGjc #Mリーグ pic.twitter.com/es03WCBlgi
南2局3本場はリーチを掛けた仲林が白鳥から2600をアガって局を進める。
南3局、好配牌を手にした親の松ヶ瀬が4巡で満貫確定のリーチ。
仕掛けた仲林も追いつくが、テンパイ打牌のが捕まり松ヶ瀬の12000が炸裂した。
痛恨の失点となった仲林だったが、続く南3局1本場に裏3のアガリを決めて大復活。
3000・6000の加点により、全員が2万点台のいわゆる「全員集合」の状態でオーラスへ。
オーラス、持ち点は白鳥が29,800、親の瀬戸熊が25,400、仲林が24,000、松ヶ瀬が20,800という並び。
仲林がのポンから軽快に仕掛けて嵌でテンパイ。
そこに瀬戸熊が七対子単騎のリーチをぶつける。
枚数ではの方が僅かに多かったが、先に仲林がを掴んで瀬戸熊に放銃。
裏は乗らず4800のアガリで続行となる。
オーラス1本場、並びは瀬戸熊が30,200、白鳥が29,800、松ヶ瀬が20,800、仲林が19,200と変わる。
仲林、白鳥、瀬戸熊が立て続けにテンパイ。
仲林はツモで、白鳥はアガリさえすればトップという条件。
3者の壮絶な捲り合いは白鳥が制し、最後は仲林から2000のアガリで幕を閉じた。
【4/20 2G 南4-1】
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) April 20, 2023
ABEMAS #白鳥翔 が
アガってトップ獲得‼️
視聴は? @ABEMA で視聴中 https://t.co/YL6FsRNGjc #Mリーグ pic.twitter.com/NPIsZkR0jv
全18局のロングゲームを制した白鳥。
セミファイナル折り返しとなる試合をトップで飾った。
第2試合結果
1位 白鳥(ABEMAS)+53.1
2位 瀬戸熊(雷電)+10.2
3位 松ヶ瀬(風林火山)▲19.2
4位 仲林(Pirates)▲44.1
4月20日トータル結果
雷電(本田1着・瀬戸熊2着)+66.9
ABEMAS(多井4着・白鳥1着)+11.7
風林火山(勝又3着・松ヶ瀬3着)▲38.1
Pirates(小林2着・仲林4着)▲40.5
Piratesは茶実に浮上してきたがここで再びやり直しに。雷電は遂に2位まで順位を上げた。ABEMASは多井の4着を白鳥がすかさずカバー。ファイナルに向けて各チーム死力を尽くした戦いが続いている。Piratesは明日の2戦のどちらかでトップを取りたい所だ。
第2試合各局詳細
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