Mリーグ初の冠企画「Mトーナメント」の開幕戦となる予選1stステージ E卓が6月19日に行われた。
予選E卓出場選手
第1試合
東1局、颯爽と仕掛けて聴牌を入れた山脇、瀬戸熊が追いついてリーチに出る。しかしここの競り合いを山脇が制して1000オールで連荘。
東1局1本場、瀬戸熊が仕掛けて役牌ドラドラ高めチャンタの聴牌、かなり早い聴牌、待ちも絞られていなかったこともあり堀から8000のアガリで一歩リード。
東2局は近藤が四暗刻変化のあるダマテン。瀬戸熊のリーチを受けてもしばしダマ続行したが、ツモ切りリーチに出ての一発ツモ、3000・6000のアガリでリードを得た。
東3局は山脇がタンヤオ赤2の手を嵌張ながら即リーチ。2000・4000のアガリで近藤をかわして微差のトップ目に浮上した。
東4局は堀の単騎のダマテンに対して山脇がビタ止め。そしては山脇が重ねたが堀が最後の1枚をツモって4000オール。熾烈な攻防が続く。
東4局1本場は堀が仕掛けてチンイツ赤の跳満聴牌。しかし山脇が白のみのアガリでかわしきった。
南1局、瀬戸熊のリーチに堀がドラ単騎の聴牌で真っ向勝負、しかし瀬戸熊がツモって裏1の3000・6000でトップ目に浮上。熾烈なシーソーゲームが続いている。
南2局、瀬戸熊が赤3の配牌、しかし近藤、堀が仕掛けて前進。近藤が1300・2600のアガリで再びトップ目が入れ替わる。
南3局は堀のリーチに親の近藤が仕掛けて真っ向勝負。ドラをツモって4000オールで大きく抜け出した。
南3局1本場は親の近藤以外の3者が聴牌。熾烈なめくりあいとなったがここは堀が近藤から5200。2着争いは大接戦でのオーラスに突入した。
南4局は親の堀が先制リーチ。後に筋となったで近藤からのアガリを決めて3着目に一旦浮上して連荘。
南4局1本場は近藤と堀が仕掛けて聴牌。堀がアガりきって1000オールで2着目に浮上しての連荘を決めた。
南4局2本場、堀が軽快に仕掛けて瀬戸熊から1500のアガリ。更に連荘でトップ目近藤を脅かす。
南4局3本場 堀が更なる2000オールで遂に微差ながら近藤をかわしてトップ目に立った。
ひとまず聴牌確保で前進した堀。3副露したが手は聴牌までたどり着かず、瀬戸熊のリーチを受け一旦まわった近藤だったが聴牌しなおして瀬戸熊からアガリきって決着。一旦捲られたトップ目を再度捲り返しての決着となった。
第1試合結果
1位 近藤誠一 (フェニックス・最高位戦)+57.1
2位 堀慎吾 (サクラナイツ・協会)+13.6
3位 山脇千文美 (連盟)▲23.3
4位 瀬戸熊直樹 (雷電・連盟)▲47.4
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第2試合
第2試合は
東家堀(+13.6)
南家近藤(+57.1)
西家山脇(▲23.3)
北家瀬戸熊(▲47.4)
の座順でスタート。
東1局は近藤が4巡目の先制リーチ。瀬戸熊も三暗刻で追いかけたが近藤が堀から2600のアガリとなった。
東2局は堀と瀬戸熊の2軒リーチ。堀が2600のアガリで凌いだ。
東3局は親の山脇がドラのダブ東を仕掛けて聴牌。そのままツモって4000オールのアガリで一歩抜け出した。
東3局は瀬戸熊と山脇の2軒リーチに。山脇が2600オールの加点で更に加点に成功した。
東4局は山脇が役あり嵌張をリーチ。堀も聴牌を入れていたが山脇が一発ツモ。更に加点を決めて優位な状況を作った。
南1局は山脇が仕掛けて前進したが、近藤が七対子ドラ単騎のダマテン。山脇から8000のアガリで自身の通過に大きく近づいた。堀は親番こそおちたがトップ目山脇との点差は縮まった。
南2局は山脇が先制リーチも流局、リードを維持したまま親番を迎えてあと2局
南3局1本場は瀬戸熊がリーチも流局、堀が瀬戸熊に海底を渡し、山脇に親被りをさせる狙いで点差を縮めにかかるプレーを見せた。
南4局2本場は瀬戸熊に小四喜のイーシャンテンの手牌、堀に跳満ツモの逆転条件を満たすリーチが入ったものの流局、瀬戸熊は聴牌が入れられず無念の決着。
1戦目でトップの近藤、2戦目でトップの山脇の2名が勝ち抜けとなった。
第2試合結果
1位 山脇千文美 (連盟)+63.9
2位 堀慎吾 (サクラナイツ・協会)+6.9
3位 近藤誠一 (フェニックス・最高位戦)▲17.3
4位 瀬戸熊直樹 (雷電・連盟)▲53.5
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トータル結果
山脇千文美 +40.6(▲23.3・+63.9)
近藤誠一 +39.8(+57.1・▲17.3)
堀慎吾 +20.5(+13.6・+6.9)
瀬戸熊直樹 ▲100.9(▲47.4・▲53.5)
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