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【11/10 Mリーグ2023-24 第2試合結果】チームの窮地を救うヒロイン!菅原千瑛が東3局の親番で3連続のアガリを決めると、攻めの選択でリードを守り切り今季2勝目のトップ獲得!日向藍子は役満大三元をテンパイするも実らず痛恨の4着!

【11/10 Mリーグ2023-24 第2試合結果】チームの窮地を救うヒロイン!菅原千瑛が東3局の親番で3連続のアガリを決めると、攻めの選択でリードを守り切り今季2勝目のトップ獲得!日向藍子は役満大三元をテンパイするも実らず痛恨の4着!

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麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2023-24」32日目が11月10日(金)に開催された。

11月10日の対戦カード ©ABEMA
解説:仲林圭 実況:松嶋桃 ©ABEMA

第1試合結果記事

第2試合出場選手

第2試合の出場選手 ©ABEMA

東:日向藍子

南:内川幸太郎

西:菅原千瑛

北:伊達朱里紗

第2試合

東1局、内川が薄い[①][④]受けから引き入れて[2][5]待ちのリーチ。

イーペーコーが付く高目の[2]をツモ、2000・4000のアガリでスタートダッシュを切った。

東1局 内川 リーチ, ツモ, ピンフ, タンヤオ, イーペーコー 2000・4000 ©ABEMA

東2局、日向が二度受けのドラ[⑤]を引き入れて[⑤][⑧]待ちの先制リーチ。

終盤に親の内川がカン[⑥]で追いつき、リーチで勝負に出る。

すぐに内川が[⑤]を掴んで日向のアガリ。12000の直撃を決めてトップ目に立った。

東2局 内川の手牌 ©ABEMA
東2局 日向 リーチ, ピンフ, イーペーコー, ドラ×2, 赤ドラ×1 12000 ©ABEMA

東3局は親の菅原が[⑥][⑨]待ちでリーチを敢行するも1人テンパイで流局。

東3局 流局 ©ABEMA

続く東3局1本場、菅原がピンフの[2][5]待ちでリーチをかけると、[5]を一発ツモ。

2600オールのアガリで日向を僅かに捲った。

東3局1本場 菅原 リーチ, 一発, ツモ, ピンフ 2600オール ©ABEMA

東3局2本場は菅原と伊達の12000が激突。

菅原はダブ[東]をポンして[五][八]待ち、伊達はピンフドラ4の[四][七]待ちでリーチを敢行。

両者の運命を分かつ捲り合いは菅原がラス牌の[八]をツモって制し、4000オールのアガリを決めた。

東3局2本場 伊達の手牌 ©ABEMA
東3局2本場 菅原 ダブ東, ドラ×1, 赤ドラ×1 4000オール ©ABEMA

東3局3本場も菅原が止まらない。

再びダブ[東]のポンからの仕掛けが実り、2000オールの加点でリードを広げていく。

東3局3本場 菅原 ダブ東, ドラ×1 2000オール ©ABEMA

東3局4本場は日向が第1ツモでドラのカン[⑤]テンパイ、ダブルリーチを高々に宣言。

中盤に[⑤]をツモ。2000・4000のアガリを決めて菅原の親番に終止符を打った。

東3局4本場 日向 ダブルリーチ, ツモ, ドラ×1 2000・4000 ©ABEMA

東4局は内川が自風の[西]に続きドラの[2]をポン。

ペン[三]待ちのテンパイを入れたところに[2]を引くと、加カンを敢行。

嶺上に眠っていた[三]を起こし、3000・6000のアガリを決めた。

東4局 内川 西, 嶺上開花, ドラ×4 3000・6000 ©ABEMA

南1局は内川がカン[⑦]待ちで先制リーチを打つと、終盤に親の日向がカン[⑥]待ちで追いかけリーチ。

1対2の捲り合いは枚数不利の内川が[⑦]をツモって制し、裏も1枚乗せて2000・4000のアガリをものにした。

内川は日向も捲って2着目に浮上。

南1局 日向の手牌 ©ABEMA
南1局 内川 リーチ, ツモ, タンヤオ, 裏ドラ×1 2000・4000 ©ABEMA

南2局、ここまで苦しい展開を強いられていた伊達が2巡で単騎待ちのテンパイ。

即リーチは打たず、次巡にカン[④]に変わったところでタンヤオ赤1のリーチを選ぶ。

この選択が見事にハマり、[④]をツモって2000・4000のアガリを決めた。

南2局 伊達 リーチ, ツモ, タンヤオ, 赤ドラ×1 2000・4000 ©ABEMA

南3局、日向がタンヤオドラ4のカン[⑥]でテンパイ。[⑥]は2枚切れ、これをヤミテンに構える。

そこにホンイツで仕掛けた内川も追いつく。日向から打たれた[8]をチーして[5][8]待ちのテンパイ。

親の菅原もピンフ高目三色の[④][⑦]待ちでテンパイすると、内川に通ってない[3]を強気に勝負する。

さらに伊達もタンヤオピンフ赤2高目三色の[②][⑤]待ちでリーチを掛け、4人テンパイに。

南3局 日向の手牌 ©ABEMA
南3局 内川の手牌 ©ABEMA
南3局 菅原の手牌 ©ABEMA
南3局 伊達の手牌 ©ABEMA

日向が[⑦]を掴むと、少考の末押しを選んで菅原に放銃。

菅原が5800のアガリでリードをさらに広げた。

南3局 日向の手牌 ©ABEMA
南3局 菅原 ピンフ, 三色同順 5800 ©ABEMA

続く南3局1本場、日向が[白][中]をポンして[発]を1枚浮かせたままピンズのホンイツへ。

残した[発]を重ね、なんと大三元のテンパイに。

南3局1本場 日向の手牌 ©ABEMA

この時点で[発]は山に2枚残っており、今季第1号役満に期待が高まるも、1枚は伊達の元に、もう1枚は王牌に格納されており流局。

勝負はオーラスへ。

南3局1本場 流局 ©ABEMA

オーラス2本場、持ち点は菅原が48,500、内川が25,900、日向が18,700、伊達が6,900という並び。

先制テンパイは日向。[南]を重ね、[五][八]待ちでリーチを敢行。

同巡に仕掛けていた内川が[③][⑥]待ちでテンパイ。

さらに親の伊達がピンフイーペーコーの[6][9]待ちで追いかけリーチ。3軒テンパイに発展する。

内川は日向の当たり牌[八]を掴むと冷静にオリを選択。

日向が[6]を掴み、伊達が5800の直撃に成功した。

伊達が3着に浮上、日向が4着へ沈む。

オーラス2本場 内川の手牌 ©ABEMA
オーラス2本場 日向の手牌 ©ABEMA
オーラス2本場 伊達 リーチ, ピンフ, イーペーコー 5800 ©ABEMA

続くオーラス3本場は内川、伊達、菅原が仕掛けてテンパイ。

オーラス3本場 内川の手牌 ©ABEMA
オーラス3本場 伊達の手牌 ©ABEMA
オーラス3本場 菅原の手牌 ©ABEMA

日向もタンヤオピンフドラ1のテンパイ。ヤミテンに構え、4着回避を狙う。

オーラス3本場 日向の手牌 ©ABEMA

カン[⑦]待ちだった内川は[⑤]を引くと、[⑧]をカンして[④][⑦]待ちに。

すると嶺上から[④]をツモ。本日二度目の嶺上開花が決まり、800・1600のアガリでゲームセットとなった。

オーラス3本場 内川 西, 嶺上開花 800・1600 ©ABEMA

菅原がチームの窮地を救うトップ獲得。

攻めの選択でリードを守り切る、BEASTらしい1勝となった。

第2試合トップの菅原 ©ABEMA
BEASTポーズを真似する仲林 ©ABEMA

第2試合結果
1位 菅原(BEAST)+67.4
2位 内川(サクラナイツ)+10.0
3位 伊達(麻雀格闘倶楽部)▲27.6
4位 日向(ABEMAS)▲49.8

点数推移グラフ ©ABEMA
第2試合詳細結果 ©ABEMA

11月10日トータル結果

サクラナイツ(内川1着・内川2着)+78.5
BEAST(猿川3着・菅原1着)+36.5
ABEMAS(松本2着・日向4着)▲34.8
麻雀格闘倶楽部(寿人4着・伊達3着)▲80.2

サクラナイツが内川のトップ2着でスコアを伸ばしてプラス圏内に浮上。BEASTも久々のトップで加点に成功した。麻雀格闘倶楽部は寿人が初の4着を引いて首位陥落となった。解説席の仲林はチーム、個人共に首位でより饒舌解説となった。

日曜には日本プロ麻雀協会の雀王決定戦の最終日が行われる。仲林と堀が僅差の優勝争いとなっており、雀王の行方にも注目が集まるだろう。

11月10日終了時点のトータルランキング ©ABEMA
11月13日の対戦カード ©ABEMA
11月10日終了時点の個人スコア

第2試合各局詳細

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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