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【Mリーグ】KONAMI麻雀格闘倶楽部インタビュー「エースは寿人、長い戦いになれば必ず結果は出してくれる。不安はなかった。」

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KONAMI麻雀格闘倶楽部チームインタビュー

ー無事にファイナル進出おめでとうございます、スタートで大きく苦しんだものの終盤の戦いは流石という印象でした。このレギュラーシーズンを振り返って感想をお願いいたします。

寿人「10月が本当にひどい出来で、どこまでマイナスがかさむか、という勢いだったんですけど、なんとか早い段階で食い止めることができて、いい流れに乗れたので、ほっとしている気持ちです。」

前原「最初の出足は悪かったのですが、結束力、ファミリー感は強いチームで、エース寿人を中心に組んでいけば、長い戦いになれば必ず結果を出してくれると信じていたので不安はなかったです。」

高宮「私自身はふがいない成績で終わってしまいましたが、ファイナルに行くことができるか、という点においてはとてもチームメイト二人が心強かったので、不安はなかったです。無事にファイナルに進出できてホッとしています。」

ー寿人選手はMリーガー21人の中で最多出場ということで、一番多くこのルールを打ったことになるのですが、Mリーグで打つことにあたって、今までの麻雀と違ったことはありましたか。

寿人「一番自分が得意なタイプのルールだと思っていたのですが、最初の方は思った以上にプレッシャーがありました、思うように打てず、ひよりながら打っていた所もあって、情けないなと思いながら打ってました。しかしその状況をなんとか序盤で脱することができましたね。」

ー采配については前原さんが全幅の信頼を置いて寿人選手が多く出場させた ということになるのでしょうか。

前原「そうですね、出だしは悪かったのですが、根本的な治癒は寿人自身が沢山打つこと。僕が出ることも可能でしたが、それはあくまでも応急措置かなと思っていました。やはり信じていかないとチームとしては成り立たないなと。負けてる中でも寿人は『見てください前原さん、※1サクサクですよ』と笑っていたんですよ。どんなに苦しいときでも、おおらかさを忘れないでふるまう事ができていた。終わったときには『あんな苦しいときもあったよねと笑える時も来るよ』と常々チーム内で話していました。」

※1 10/22終了時点で▲393.9ポイントまでトータルが落ち込んだ

ー最終戦はファイナルを見据えて高宮さんが出場されたと思うのですが、改めて最終戦を振り返って感想をお願いいたします。

高宮「最終戦はいいバトンを渡していただき、ドリブンズさんとの差、74.5ポイント差を意識すればよかったので、園田さんの親が流れてからは、できればポイントを重ねられたらいいな、というように打てたのでとてもありがたかったです。」

ー今回のファイナルは8日間と短期間で終わってしまうのですが、改めてファイナルに向けての意気込みをお願いいたします。

寿人「一番凹んでいた時は▲393.9、最後には40くらいのプラスまで持ってこれたので、道中400以上プラスしていて右肩あがり。かなりいい状態をキープしているので、ファイナルもご期待頂ければなと思います。」

前原「寿人が言ったとおりです。ただ勝つだけじゃなくて、いかに勝つか、が課題です。それくらいの意気込みでやっておりますので。本当にファンの方々あっての僕らですので、皆様の期待に応えられるような麻雀を打っていければなと思います。」

高宮「いつもおおらかそのもののような二人と一緒にいさせて頂いて、たくさんの経験ができています。レギュラーシーズンは悔しい結果でしたので、ファイナルシリーズでは是非、天を仰ぎたいなと思います。」

トップを取った直後、天を仰ぐのは前原の恒例行事となっている ©AbemaTV

ー▲393.9から挽回した皆さんの強靭なメンタルの秘訣をお伺いしたいです。

寿人「麻雀の中身に関しては変わることは特にないので気持ちの持っていき方だとおもいます。しいていえば勝負メシとかですかね。とんかつはよく効きます。とにかく普通の精神状態に持っていくこと。序盤には沈みましたが、やっていることが間違っていなければ必ずプラスになると思って打っていました。」

前原「色んなアーティストのメイキングの映像を見ました。小田和正さんとか。どの映像を見ても外に出る前にしっかり努力をしていることを再確認しました。また、僕たちは長年の付き合いで、根っこが同じだしよく一緒に練習しています。とにかく落ち着いて戦いに挑むこと。僕はあらゆるゲストをお断りしてMリーグ一本に絞って戦ったのがいい結果に結びついたなと思っています。」

高宮「あまりルーティンとかはないですが、自然との触れ合いや仲間たちの支えがあってこそやっていけてるなと思っています。」

寿人「そういえば不調になったあと、皆でボクシング見に行きました。距離の詰め方とかが勉強になるかなと。見に行った試合はあまりにも一瞬で終わっちゃったんですけどね(笑)」

ひたすら攻めて、いくら放銃してもアガり返す強靭な麻雀の麻雀格闘倶楽部。しかしそれに繋がるのはニュートラルで自然な心、そして絶大な信頼感によるものだ。

エースであり大黒柱の寿人、それをしっかり支える前原、二人を温かく見つめパワーを引き出す高宮はこの先のファイナルでもしっかりファンの期待に応え続けるだろう。

ファイナルシリーズ概要

3月2日(土)から始まるファイナルシリーズは、16日・17日を除く、毎週土日15時から計8日間にわたって開催され、1日3試合、合計24試合を予定。試合ルールはレギュラーシーズンと同様だが、進出する4チームはレギュラーシーズンでの獲得ポイントの半分(小数点以下第2位まで切り上げ)を引き継ぐ形で、ファイナルシリーズをスタートする。

ファイナルシリーズ持ち越しポイント
順位 チーム名 TOTAL 試合数
1 風林火山 140.9 0/24
2 ABEMAS 92.3 0/24
3 麻雀格闘倶楽部 19.6 0/24
4 ドリブンズ ▲4.3 0/24

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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