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「サクラナイツファンの方を一人でも多く増やす取り組みをします」KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎インタビュー

「サクラナイツファンの方を一人でも多く増やす取り組みをします」KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎インタビュー

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2019年7月9日(火)に行われた2019年プロ麻雀リーグ「Mリーグ」ドラフト会議にて、新規参戦の株式会社KADOKAWAが内川幸太郎岡田紗佳沢崎誠を指名した。

KADOKAWAの指名は上記3名で決定 ©AbemaTV

「失敗を受け止めて成長し、シーズンが終わる頃には皆様に褒めて頂けるような麻雀を打ちたい」KADOKAWAサクラナイツ 岡田紗佳インタビュー

「27年間練習を積み重ねましたがまだ発展途上、間違いなくあと2,3年は成長します」KADOKAWAサクラナイツ 沢崎誠インタビュー

1人目に指名されたのは日本プロ麻雀連盟の内川幸太郎。去年度も指名候補と期待されたが残念ながら指名されず、今年度は指名を期待する声がとても大きな選手だった。

RTDリーグ(今年度はトーナメント)では2年連続で決勝に進出、自団体のタイトル十段位では歴史に残る大逆転を決め優勝を勝ち取った。悔しさをバネに変え、内川はこれまでの麻雀プロ人生で一番良い結果、いわゆる「キャリアハイ」の成績を残して今年のドラフトを迎え、指名を得た。

9月20日、KADOKAWA富士見ビルにて去年度は参戦していない新たなチームでの指名となった内川幸太郎に、Mリーグへの想いと今シーズンに向けての抱負を伺った。

ーーーー去年の初年度のMリーグをご覧になられて、内川プロにとってはどのような舞台だと感じられましたか?

藤田晋チェアマンの発足会見を見たときには、想像もつかないような世界が始まったな、という感覚でした。初年度は選ばれずに、解説や選手の近くで見ていて、だんだんとプロとして活動する上ではMリーグは目標にするべき舞台だなと感じました。色んな映像媒体がありますが、Mリーグが間違いなく一番たくさんの人に見て頂いているので。麻雀業界の裾野を広げていく上でかなり大事な役割を担っている舞台だと感じています。」

ーーーー去年も指名候補として名前が挙がっていましたがおしくも指名はされずに、今期ようやく指名を浮けることが出来ました。指名された時はどのような心境でしたか。

「ホッとしたというのが正直なところです。去年は十段位、RTDトーナメントも決勝に進出してプロ生活の中で一番成績を残すことができた一年だったので、選ばれて安心しました。」

ーーーー十段位優勝時のインタビューで、次の目標は?との問いに「Mリーガーです。」とお答えになられたのが印象的でした。

「あの時は皆さんにつっこまれましたね、鳳凰位だろと(笑)。実際日本プロ麻雀連盟に所属するプロとしては、鳳凰位が目指すべき目標ではあるのですが、まだ私はA2リーグ所属なので、直近の目標としてMリーガーと答えました。」

ーーーードラフトでの指名が放送されている時、ちょうど内川プロはA2リーグの対局でしたね。待ちの国士無双のツモアガリ、とても印象的でした。

「同じ日に試合があることは事前にわかっていました。公式戦では外部との情報を遮断していて外部とは連絡が取れず、携帯も見れませんでした。ただ、その日には岡田さんが夏目坂スタジオの別室に居て、ドラフト中継に出演していたのでトイレ行くときにすれ違ったりはしました。しかし、国士をアガったタイミングで選ばれていることも知りませんでした。4回戦終了後に、ようやくスタッフさんにおめでとうございますと声をかけられ、おめでとうございますと言うことは、国士じゃないよねと。その時に指名されたことを知りました。どこ?と訪ねると、KADOKAWAさんですと返答があり、良かったなと。」

ーーーー7月9日に開催されたドラフト会議から、およそ2ヶ月経ちました。ようやくあと1週間ほどで開幕となります。遂に戦いが目の前になりましたがどのような心境でしょうか。

「あれから2ヶ月・・・なんですね。すごく長くて、ようやく目の前まで来たなという心境です。チームメンバー、監督とミーティングを重ねたり、練習会を行ったり、ユニフォームの作成、ファンイベントの企画等、対局もこなしながら、色々な準備をバタバタとしていましたね。」

ーーーー指名されてから、ファンの方々からの反応はいかがでしょうか。

「とても多くの方が喜んでくれました。特に新規参入チームでのドラ1であることを喜ばしく思って下さる方が多かったように思います。僕は入れればどこでも、何位でもいいと思っていたのですが。あと、指名以降に桜色の品をたくさん頂きました。今まではピンクのものは身につけたことも無かったのですが、ピンクのネクタイやハンカチをたくさん頂き、ありがたかったです。」

ーーーーチームメンバーとなることになった岡田プロ、沢崎プロは内川プロにとってそれぞれどのような存在ですか?

「単純に言うと先輩、後輩なのですが、麻雀面においてはこれ以上のない何の心配もいらない沢崎さんと、新人だけど持ってる岡田さん、能力もすごく高いし伸び代も感じます。人気の面でも、沢崎さんの麻雀を見たら皆すぐにファンになると思います。岡田さんはこれまでずっと活躍されてきましたから、Mリーグの認知と新規ファンの開拓に一役買ってくれるんじゃないかと思います。」

ーーーーチームのメンバーや監督、スタッフを含めて、サクラナイツの魅力はどのような所でしょうか

「とにかく仲がいいですね。あと、麻雀の結果はもちろん大事ですが、新規のファンを獲得しようという意識がとても強いです。特に岡田さんのそういう点を意識した言動は、とても勉強になりますね。仲の良さとファンに対する意識の高さは誇れることじゃないかなと感じています。」

ーーーーMリーグの赤アリのルールに対しての対応はどうでしょうか

「僕はMリーグルールのRTDトーナメントでも決勝に進出できて十分の結果が出せています。連盟内でもマスターズリーグという赤アリのリーグ戦をやっていて、レジェンド組とA1みたいなそうそうたるメンバーで対局しています。第1期、第2期を沢崎さん、第3期を僕が優勝しています。なので不安はないですね。」

ーーーーでは最後に今シーズンに向けての抱負をお願い致します。

「1試合でも多く皆さんの目に触れることが大事だと思っているので、ファイナルシリーズ(上位4チーム)に進出することが第一目標だと思います。そしてファンの皆様を一人でも増やせるような活動をしていきたいなと考えています。KADOKAWAの社内にもまだサクラナイツを知らない方がいると監督から聞いてますので、まずは社内の皆様にサクラナイツの存在を知らせていければと思っています。」

ドラフト指名直後に桜色ので国士無双をツモるという印象的な物語を披露した内川幸太郎。この先もKADOKAWAサクラナイツとして新しい物語を届けてくれることは間違いないだろう。

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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