2019年7月9日(火)に行われた2019年プロ麻雀リーグ「Mリーグ」ドラフト会議にて、新規参戦の株式会社KADOKAWAが内川幸太郎、岡田紗佳、沢崎誠を指名した。
▼「サクラナイツファンの方を一人でも多く増やす取り組みをします」KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎インタビュー
▼「27年間練習を積み重ねましたがまだ発展途上、間違いなくあと2,3年は成長します」KADOKAWAサクラナイツ 沢崎誠インタビュー
2人目に指名されたのは日本プロ麻雀連盟の岡田紗佳。モデル、タレントとしても活躍する彼女は2017年4月にプロ入り。その直後から様々な放送対局に出演、多くの役満を決める等華々しい活躍を見せた。
麻雀だけでは無く様々なTV番組にも出演、多岐に渡った活動をしながらも着実に麻雀の勉強を重ねた。そして今期のドラフトでは事前の女流プロ指名候補アンケートでも上位に選出。ドラフトの放送に生出演。そして見事KADOKAWAサクラナイツの2番目の指名を受けた。
9月20日、KADOKAWA富士見ビルにて、Mリーグへの想いと今シーズンに向けての抱負を伺った。
ーーーー去年の初年度のMリーグをご覧になられて、岡田プロにとってはどのような舞台だと感じられましたか?
「麻雀プロ誰しもが望んでいた舞台だと思います。競技だけで麻雀プロとして生きられるのが、夢のようだなと。限られた人数のプロしか選ばれない現状の中で、私を選んでいただけたことはとても光栄に思います。」
ーーーーモデルやテレビ出演、漫画「ゴールデン桜」の原作やその他執筆等多忙な中麻雀を磨かれている岡田プロですが、特にここが成長したなと思う所はございますか?
「始まりは本当にほぼ初心者のような所からでした。プロ入りする前は点数計算もおぼつかないくらいで。様々な対局を経験させて頂いて、ここがというよりも全体的に成長したのではないかなと思います。」
ーーーー今期からMリーグでは、女流選手の加入が必須となり、事前の注目選手アンケートでもかなりの票を集め、目玉選手として中継されながらのドラフト会議となりました。どのような心境でしたでしょうか。
「何かを考えても何も変わることはないので、自分で深く考えすぎないように、純粋にドラフトを楽しもうという気持ちで臨みました。」
ーーーー7月9日のドラフト会議から、およそ2ヶ月半が経過して、ようやくMリーグ開幕が目前となりましたがどのような心境でしょうか。
「不安の方が大きいですね、私は。ずっとただ遠くで見てきた舞台で、大先輩の方々が緊張した面持ちで臨んでいた舞台ですので、皆様が緊張していたのだから当然私も緊張すると思いますし、普通に打てるかなって心配があります。」
ーーーーバラエティなどのテレビ番組に出るのとどちらが緊張しますか?
「麻雀の方が圧倒的に緊張しますね、テレビでは緊張したことはないです!」
ーーーーモデル活動でランウェイを歩くときも?
「そうですね、あまり緊張しないです。いきまーすって感じで(笑)」
ーーーーチームメンバーとなることになった内川プロ、沢崎プロは内川プロにとってそれぞれどのような存在ですか?
「まだ私が新人であるということもあって、お二人とも個人的に付き合いがあったわけではないですが、内川さんは私がプロ試験を受験した際の試験官を務めていらっしゃったので私のことはプロ入り当初の頃から知って頂いているので理解があり、とても優しい先輩です。沢崎さんはこれまでお話したことはなく、怖そうな印象がありましたが、お話してみると常にニコニコされていて、麻雀に関しては時折厳しく指摘されることはありますが、後でフォローして頂いたり、メンタル面でも支えて頂けたり、とても頼りになる存在です。」
ーーーーチームの監督、スタッフの皆様はチームにとってどのような存在でしょうか。
「森井監督と稲垣マネージャーを初めとするスタッフの皆様がすごく時間ををかけてチームを支えてくれていると感じます。今日これから開催される壮行会もそうなのですが、細かいことまで配慮して下さっていて、とても心強いですね。シーズンが始まって以降も監督やスタッフさんがいらっしゃっるおかげで麻雀以外の事で心配する事ははないんじゃないかなと思います。」
ーーーーユニフォームのデザインについて岡田プロの意見が採用されたということですが、どのような所でしょうか?
「元々あったデザインで気になった箇所を伝えました。もともと紺だった袖をラインにしました。あとはスカートは私しか履かないので、気に入ったデザインをお願いしました。」
ーーーーでは最後に今シーズンに向けての抱負をお願い致します。
「自分がどれくらい戦えるかも舞台に立ってみないとわからないのですが、自分のできる限りのプレイをして、もし最初に失敗しても、その失敗を受け止めて成長して、シーズンが終わる頃には皆様に褒めて頂けるような麻雀を打ちたいなと思います。」
岡田ならではのプロ意識をたくさん伺うことが出来た。謙虚で学ぶ姿勢がはっきり見て取れる岡田は信頼できるチームメイトやスタッフ陣と力を合わせて大きく成長することは間違いない。
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