MONDO TVで放送中の『モンド麻雀プロリーグ』において、次世代のスターとなりうる若手女流プロ雀士を発掘するための大会『第2回女流モンド新人戦』が行われ、プロ3年目の大島麻美(日本プロ麻雀協会)が優勝した。大島は2017年7月から放送される『モンド麻雀プロリーグ 第15回女流モンド杯』への出場が決定した。
全国から集まった若手女流プロによる予選、面接を勝ち抜いた8名による準決勝。A卓からは、山脇千文美(日本プロ麻雀連盟)と豊後葵(日本プロ麻雀協会)、B卓からは、大島と和國加依(日本プロ麻雀協会)が決勝に進出した。
決勝1回戦、大島は東場を終了して11900点まで点棒を失うが、南2局・3局と連続して8000点をツモり、トップの山脇と36.9ポイント差の2位まで追い上げた。
2回戦に入ると、東2局に役牌ドラ暗刻の配牌をアガリに結びつけ、南1局にはドラ単騎をツモって裏ドラも3枚乗って山脇を逆転、トータルトップに躍り出た。南2局に山脇が再び逆転するが、オーラスの親で「タンヤオ・ドラ3」をツモり優勝を決めた。
大島は予選から決勝まで11半荘全連対で優勝。「ドラを意識してできるだけ使えるように戦いました。こんなにドラが来たのは初めてかもしれません。」と驚き、「初めて出るので緊張すると思いますが、冷静さに変えられるように自分らしく麻雀が打てれば。初出場・初優勝を狙いたいです。」と女流モンド杯への意気込みを語った。
■大島麻美
1992年2月14日兵庫県生まれ。日本プロ麻雀協会所属。21歳で麻雀を覚え、2015年にプロ入り。主に関西で活動している。キャッチフレーズは「降臨アサミラクル」。大学卒業後、大手証券会社に就職したが、 両親の反対を押し切ってプロ入りした。「泣きながら土下座して認めてもらったのですが、最近は応援してくれています。両親はネット生放送を見られないので、TVで見てくれるかな。」
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優勝した大島
A卓
1位:山脇千文美(日本プロ麻雀連盟)
2位:豊後葵(日本プロ麻雀協会)
3位:都美(日本プロ麻雀協会)
4位:菅原千瑛(日本プロ麻雀連盟)
B卓
1位:大島麻美(日本プロ麻雀協会)
2位:和國加依(日本プロ麻雀協会)
3位:水谷葵(日本プロ麻雀協会)
4位:鳥井ゆう(日本プロ麻雀協会)
決勝
1位:大島麻美
2位:山脇千文美
3位:豊後葵
4位:和國加依