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ついに麻雀マスターズ2019最大のイベントであるオーストラリア公式ルールの対局が始まりました。
このルールは15点縛りという制限があり、アガリ点の3倍が収入となります。
主要な役はこちら
役名 | 点数 | 備考 |
---|---|---|
平和 | 5 | 順子が4つあれば成立。鳴きOK。 |
タンヤオ | 5 | |
チャンタ | 40 | 喰い下がりなし。 |
役牌 | 10 | 場風なし。 |
対々和 | 30 | |
七対子 | 30 | 4枚使いOK。 |
一盃口 | 10 | 鳴きOK。 |
一気通貫 | 40 | 喰い下がりなし。 |
三色同順 | 35 | 喰い下がりなし。 |
混一色 | 40 | 喰い下がりなし。 |
清一色 | 100 | 喰い下がりなし。 |
国士無双 | 160 | |
四暗刻 | 125 |
最低の15点のアガリでも45点、100点役のチンイツならば300点が動きます。
また、他家の放銃による横移動でも、脇の2人も30点までは負担しなければならないため、アガらないと点数がみるみる減っていきます。
大会のシステムは以下の通り
- ウマオカなし。全員0点から素点を積み重ねて順位をつける。
- 全6ラウンド、1ラウンド=2半荘。
- 5ラウンド目まではそれまでのポイントを4分の1に圧縮し持ち越し。最終6ラウンド目はポイントリセット。
- 1ラウンド終了毎に256人→128人→64人→32人→16人となるよう足切りを行う。
この日(4/23)は3ラウンドを行い、上位64人が翌日の4ラウンド目に進出、さらに賞金獲得も確定します。
2ラウンドを終え、残ったプロはこの9名。
氏名 | ポイント | 順位 |
---|---|---|
多井隆晴(RMU) | 805 | 9 |
白田みお(RMU) | 620 | 18 |
津田岳宏(最高位戦) | 521.25 | 27 |
小倉孝(協会) | 427.5 | 35 |
鈴木聡一郎(最高位戦) | 402.5 | 44 |
桐山のりゆき(協会) | 388.75 | 47 |
鈴木たろう(協会) | 280 | 66 |
小渕佑子(最高位戦) | 241.25 | 71 |
大澤ふみな(最高位戦) | 201.25 | 82 |
上記のポイントは4分の1に圧縮される上、1半荘で±300点ほどは容易に動くので、この時点での持ち越しポイントはそこまで重要ではありません。全員に通過・敗退の可能性がある正念場となる対局です。
そして気になる結果は……
なんと!多井隆晴プロ、白田みおプロ、鈴木聡一郎プロら日本勢がベスト3を独占!
多井プロは放送卓で8局中6回アガリを決めて圧倒。同卓者には2017年の優勝者もいましたが、あまりの圧倒ぶりに途中からは手を上げて笑っていました。
最終戦
— 多井隆晴(渋谷ABEMAS) (@takaharu_ooi) 2019年4月23日
放送卓で過去の世界チャンピオンとあたって
トップ条件の中…
日本で言うところの10万点くらいのトップとりましたw
さっきも言ったけど
大三元が360点の中
1180点くらいになったよ〜w
これで賞金は確定しました!!!
なんか僕ね
たくさんの人に
最強って言われたよ
ぶひ
ϵ( 'Θ' )϶
氏名 | ポイント | 順位 |
---|---|---|
多井隆晴(RMU) | 1181.25 | 1 |
白田みお(RMU) | 1115 | 2 |
鈴木聡一郎(最高位戦) | 930.63 | 3 |
小渕佑子(最高位戦) | 415.31 | 24 |
桐山のりゆき(協会) | 412.19 | 25 |
大澤ふみな(最高位戦) | 395.31 | 27 |
小倉孝(協会) | 206.88 | 46 |
1日目を通過したプロの方々。
「現地のプレーヤーが1年前よりもオリるようになっている」と冷静に分析していた大澤ふみなプロ。
桐山のりゆきプロ「持ち越しは4分の1に圧縮されるので、1回1回を突破することに集中していくしかない。決勝に行けたら、そこからは叩き合い」
小渕佑子プロ「前半で大きく失点したので敗退かなと思ってたんですけど、チンイツとホンイツ小三元をアガり残れました。明日は押しすぎす、アガれなさそうな時は他の人をアガらせないようにします」
麻雀マスターズ2019は4/24が最終日。
このまま日本勢が表彰台も独占することになるかもしれません!