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第84回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第84回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

 以前、天和国士十三門張が話題になりましたが、親は14枚ツモってから打牌するのだから、十三門張にはならないのではという意見も見受けました。国士十三門張や四暗刻単騎をダブル役満扱いとして、天和と複合するかどうかは取り決め次第ですが、麻雀格闘倶楽部では親も14枚目の牌をツモる描写があるので複合するものと思われます。

雀魂には14枚目の牌をツモる描写がありません。それなら複合しないものと思っていたのですが、プログラムに詳しい方から、ツモった牌の順番に区別をつけないので、高点法の原則から天和国士は必ず十三門張扱い。複合してトリプル役満になると聞きました。実際にアガって確認できることはまずなさそうですが、天和だけなら三麻だと約10万分の1の確率。四麻の3倍以上アガリやすいのであれば、生涯打ち続けていればそのうちアガれそうなので、今後とも三麻を打ち続けようと思ったことでした。

雀魂牌譜

東1局

第82回の悪夢が蘇りそうですが、この手牌なら切るなら今のうちとを切りそうになります。しかしドラより後からが切られたとなると既にブロックが足りていて浮き牌を抱える余地がない手牌である可能性が高い。既にがトイツならもちろん切らない方がいいですし、そうでない場合はを1枚も持っておらず後から重ねられる可能性は低いとみてこの時点ではから切りました。

が見えても親は4翻以上確定と安心はできませんが、通る牌を切って役無しドラ3ならリーチの一手。運良く一発でアガれました。

東3局1本場

さっきの再現に見えますが、今度は上家の河が薄いのでよりリスクが低い。良形が残って欲しかったですがこれくらいでも即リーチします。

ツモって2000−3900。リードを広げます。

南2局

既にドラ4なのでタンヤオをつける打点的メリットは若干薄いですが、打としてアガリ逃しのツモテンパイに受けられます。他家の河が薄いのもありテンパイを外した方がアガリやすいとみました。

上家にポンテンが入った可能性が高いとみてリーチに切り替え。上家から18000アガれば飛ばして終了なので、ツモの時点で即リーチがよかったかもしれません。一発ツモになって8000オール。盤石になりました。

南2局1本場

下家から12000直撃でダメ押しの追加点。

南2局2本場

このままアガリ切って勝てと言わんばかりに配牌1シャンテン。をツモってターツ選択。下家が第一打からを切っているのでソーズ染め傾向とみてソーズを外します。

染め手と思いきや国士狙いだった下家から、ヤオチュウ牌が溢れる前に上家の切ったにロンの声。49500点差なので役満をアガられてもトップ終了。をつかんでたら出てたので危ないところでした。

で国士アガっているのに手牌にがある。バグかな?

ダブル役満なんてルールは即刻廃止しましょう(笑)それではまた次回。

雀魂-じゃんたま-情報

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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