恋をすると麻雀運が悪くなるということはありませんが、「恋は盲目」という言葉もあります。麻雀も視野が狭くなっていると見落としが増えて勝てませんね。心は熱く、頭は冷静に。麻雀も恋愛もそんな感じで向き合いたいものです。
▼雀魂牌譜
東1局1本場
雀頭のくっつき1シャンテン。マンズの多メンチャンかドラツモかと思っていたら、予想外のツモでアンコが3つになりました。
想定外の牌をツモった時は何かとミスしやすいもの。打とすると待ちですが、2枚切れでサンアンコがつくのはたった1枚のみ。それならばとを切り。リーチした直後にも残り1枚しかないことに気付きました。
それならばアガリやすい打リーチの方がよいわけですが、打ダマという手がありました。リーチのみ1300と、リーチサンアンコの6400では大差なので、アガリ牌の枚数が減っても適当な単騎待ちの方が手牌の価値が高くなると言えます。字牌が一通り切られているので手変わり枚数自体は結構限られるとはいえ、アガった時の打点が大差である以上そちらがよさそうですね。視野が狭くなって2択と思い込んでいると、第3の選択を見落としがちです。
打リーチならアガれていましたし、一旦ダマにして単騎でリーチした場合も、が切れたのでスジを追った上家から出アガリできた可能性があります。しかし現実は7700放銃。待ち選択判断は結果に影響を与えやすいので、特にミスが許されません。
東3局0本場
どちらもリャンメン以外で当たりづらく、の方が山に残ってそうでしたが結果は振り込み。点棒に余裕があれば避けられた放銃かもしれません。
東3局1本場
はリャンメンには当たりませんが、当たるとすればシャンポン待ちであることが多く、当たるようならトイトイ中赤の満貫以上を覚悟することになります。これも点数に余裕があれば、スーアンコまである1シャンテンとはいえ生牌のを一旦止めて打。結果的に跳満放銃を免れたかもしれません。
ミスで点数を失うと、それを取り戻すための選択が仮に正着だったとしても、結果的に失点を積み重ねてしまうことが多々あります。運が悪くなるのではなく、己の技量不足故に運の悪い結果を受け入れざるを得なくなってしまうのですから、自分の運の悪さを嘆く前に、己のミスを悔い改めるようにしたいものです。
雀魂-じゃんたま-情報
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