前回のクイズの解答解説はこちら。事前知識が無ければかなりの難問だったかもしれませんが、「二人二色」「三人三色」のケースで必ず成功させる方法が分かれば、四人に限らず「n人n色」(nは2以上の自然数)になっても可能であることが分かります。
▼雀魂牌譜
第2局
今月中は赤血の戦に集中します。鳴ける牌はほぼ鳴くのが正解なこのルールですが、今回は索子が10枚もあるうえに索子を使わない人が2人もいます。手拍子で鳴いてしまいましたが索子清一色を狙うべきでした。1翻アップで2倍、先制ツモ和了で3倍以上、3人目まで和了可能なのですから、高打点が狙える手ほど更に高くなるように打つことを意識します。
ロン1000点ツモ6000点につきもちろん和了せずに続行するのですが…
それから4回和了牌を見逃し、5回目で痺れを切らしてロン和了してしまいましたが疑問手。3人まで和了できて最後までツモれるうえに、流局不聴にするくらいなら振り込んだ方がマシなルールですから、他家が使えない和了牌が山に1枚でも残っていれば大体和了に結びつくので見た目枚数にこだわるべきではなかったですね。高い手を和了されそうな場合は安手を和了して大量失点を回避することも考えますが、今回は全員清一色狙いで無いので高打点和了が出る可能性は低いというのもあります。
東3局
手牌が索子だらけなのに他家全員が索子不要と宣言。ものすごいチャンスが来ました。「ポンした後カン」ではカンの点数が貰えないので大ミンカンします。
ポンしてシャンポン待ちに取るところですが、対々和がない形で、索子を必要としている別の他家がいるという前提ならペンチャン待ち。ほぼ何でもポンされるルールである以上、をポンされてないということは他家にトイツ持ちの可能性が低く、逆に生牌は持ち持ちの可能性が普段よりも高くなります。このルールならペンチャンやカンチャンがシャンポンより和了しやすい場も多いでしょう。
清対根で16000点もあると喜んでロン和了してしまったのが致命的なミス。ポン打として清勾対根の6翻(ロン32000点、ツモなら99000点!)に受けるべきでした。理屈では分かっていても日本麻雀の範疇では有り得ない要素(高打点見逃し、見た目フリテン裸単騎)が積み重なると簡単にミスしてしまいます。「有り得そうな選択かどうか」ではなく、「どれが選択後の手牌評価が最も高くなるか」で判断しなければなりませんね。それではまた次回。
雀魂 について
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。