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第286回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第286回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

昨年に実装された水着衣装も復刻しています(販売は9月15日午前5時59分まで)。一昨年及び軽庫娘の水着は残念ながら今年は復刻なし。またの機会に期待しましょう。

今回のアップデートで役満和了の新演出(アプリ版のみ)が実装されましたが、有志の方が既に全役満の演出を公開されています。私も全部の役満を和了できるように末永く麻雀を続けていきたいですね。

雀魂牌譜

東4局

2000点の6枚、3900点の4枚、7700点の3枚(ドラ単騎)。枚数が半分になっても和了率は半分にまでは落ちないので、何もなければドラ単騎に受けるところ。今回はリーチが入っている(和了できなかった場合の失点が高くなる)とはいえ、一発目にドラ[3]を切る失点リスクを負ってまで判断が変わるまでには至らないとみて打[5]。結果的には3択の中で唯一和了を逃す打牌でした。

南1局

北家が三元牌を続けて2つ鳴いたところ。[白]は北家が[発]をポンする直前に東家が切り、北家は[発]ポン打[⑧]以降ツモ切り。[白]は持っていたとしてもほぼ1枚以下で、[白]を1枚持っているケースはドラ[北]で放銃することはなく聴牌率自体低め。手変わりも十分あるのみ手でリーチは打たないにせよ、聴牌から[北]を止めるほどでもないとみてダマを選択。

最高の手変わり牌を引きましたが、直前に南家がドラ[北]切り。局面的に見て「当たらないうちに切った」ではなく、「要らなくなったから切った」可能性が高い。一色手傾向で大きく沈んだ南家が[北]が不要となると相応の手が入っていると見るべきですが、リーチして和了した時のリターン(上家を飛ばして2着浮上)も大きい以上、流石に判断が変わるまではないとみてリーチを選択。

裏ドラ[六]で跳満になりましたが、追いかけリーチを打ってきた上家は[③][⑥][⑨][④]待ち高め倍満。ツモが少しずれていれば手痛いことになっていました。

南2局1本場

手変わりが乏しい先制カンチャンリーチドラ1は大体リーチで問題ないのですが、今度も上家の河が気になるところ。第一打[中](手役狙いの遅い手ではない可能性が高い)にも関わらず次巡打[⑥]。しかもドラ[9]も不要となれば和了に遠い手は考えづらい。少なくとも手広い1シャンテンにはなっていることは間違いないでしょう。今度は3着目ともある程度差をつけた2着目なので、出和了やツモ裏で上家を飛ばして2確になることがメリットと言えません。

しかしリーチを打たない方がよいかと言われたら話は別。上家がアガリに近い手なのは間違いないですが、メンピン程度の手であっても同様に進めるので、ドラ[9]を切っている以上打点はどちらかといえば低め。元々トップ率が低く、ここから放銃してもラスまで落ちることは少なく、2着を維持できる可能性はリーチした方が明確に高い。原則通りリーチとしました。

上家から一発で出て2着で終了。上家は聴牌外しを挟んだ手広いくっつき、一通になれば高い1シャンテンでした。局面から気付けることが多い人ほど実力者ですが(熱心に麻雀の勉強をしているにも関わらず実力が伸び悩んでいる人は、局面を見て気付けることを増やしていくトレーニングを積みましょう!)、気付いた情報から判断を変えるべきかと言われればまた別問題(実力者であるが故、不要な情報まで汲み取ってしまい正着が選べないことも少なくない)。座学と実戦。どちらも大事ですし、両方が上手く噛み合うように検証を進めていきたいですね。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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