麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2021」54日目が1月7日(金)に開催された。
第1試合結果記事
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第2試合出場選手
東:松ヶ瀬隆弥
南:多井隆晴
西:茅森早香
北:園田賢
松ヶ瀬は連闘。
第2試合
東1局、茅森がカンで先制リーチだが、はすでに山に残っていなかった。
親の松ヶ瀬も最終手番でテンパイし、松ヶ瀬、茅森の2人テンパイで流局。
東1局1本場は茅森の1人テンパイで流局。
大きく状況が動いたのは東2局2本場。
園田が678の三色変化もみたカンの役無テンパイから、とのシャンポン待ちで先制リーチ。
すると多井がドラのを引き入れリーチ。
茅森が多井の宣言牌をチーして2人の一発を消し、自身の手も前進させる。
結果は園田が多井の当たり牌を掴み、多井の12000のアガリとなった。
東2局3本場、茅森がドラドラの七対子単騎リーチ。
親の多井も終盤にカンをチーしてドラのとのシャンポン待ちのテンパイ。
最終手番で茅森がツモ。裏ドラが乗って倍満のアガリを決めた。
倍満ツモでトップ目になった茅森。またも加点できそうな手牌だが、先制テンパイは多井。
を仕掛けてカン待ちのテンパイ。
園田が対子のがある手牌で、1枚目のは鳴かず、カンからチーしてバックの仕掛け。2枚目のをポンして園田はドラのカン待ちのテンパイ。
すると多井のもとにダブドラのが。ドラを使い切るならとシャンポンにとらなければならないが、は2枚切れ。
とを入れ替え、園田の2000のアガリに。
東4局、ラス目の園田の親番。先制リーチが実り、連荘。
次局もリーチ時山に6枚いた待ちリーチで先制するが、不発。
東4局2本場、親の園田がバラついた手牌からをポンして索子のホンイツかと思いきや、を使ったリャンメンができる。
ここをいかし、テンパイ、アガリを目指す方向へ舵を切る。
まっすぐな索子のホンイツとはまた違った様子に多井は首をかしげながらも、索子や役牌を切り出し、テンパイしてリーチ。
ツモって2000・4000で茅森にせまる。
南1局は園田が待ちでリーチも、純チャン三色をヤミテンとしていた茅森が同巡でツモアガリ。
3000・6000で多井を突き放す。
南2局は園田がタンヤオ仕掛け。親の多井もスピードを合わせ仕掛けるが、園田がラス牌のをツモアガリ。
2000・4000で園田が3着目浮上。
南3局、茅森がをポンしてドラのが雀頭の5800のテンパイ。
園田がドラのを切ればピンフのテンパイ。
を切って茅森にロンと言われたら激痛だが、茅森の河を見つめ、を切ってリーチに踏み切った。
このリーチに茅森は撤退。園田がツモって裏1、松ヶ瀬との点差を広げてオーラスへ。
オーラスは茅森がアガリきってゲームセット。
倍満・跳満と高打点を決めた茅森のトップでフェニックスは再び格闘俱楽部に迫った。
第2試合結果
1位 茅森(フェニックス)+70.0
2位 多井(ABEMAS)+7.1
3位 園田(ドリブンズ)▲25.8
4位 松ヶ瀬(風林火山)▲51.3
1月7日トータル結果
フェニックス(近藤4着・茅森1着)+18.1
ABEMAS(松本2着・多井2着)+14.6
風林火山(松ヶ瀬1着・松ヶ瀬4着)+6.6
ドリブンズ(丸山3着・園田3着)▲39.3
大きくポイント差は変わらず、トータル結果での順位の入れ替わりは無かった。ドリブンズは浮上を狙いたい位置だったがスコアを伸ばせず。来週以降に逆襲を狙っていく。フェニックスは連続4着回避記録は途絶えたが、茅森がすかさずトップを獲得。再び首位麻雀格闘倶楽部まであと1トップの位置につけた。