2022年10月3日、Mリーグ2022-23シーズンの開幕式が開催され、同会場では全チームに対して取材が行われた。本記事では、渋谷ABEMASのインタビューを掲載する。
RMUの多井隆晴(@takaharu_ooi)、日本プロ麻雀連盟の白鳥翔(@s_Shochan0827)、日本プロ麻雀協会の松本吉弘(@yoshihiro_npm)、最高位戦日本プロ麻雀協会の日向藍子(@hinaai0924)のチーム「渋谷ABEMAS(@shibuya_Abemas)」。
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――開幕を迎えた今の心境は
多井「この前ABEMAで監督が『謙虚に、挑戦者の気持ちで』とおっしゃっていたのですが、4年連続3位ということで悔しい思いを4回もしていて、本当に挑戦者なんだなと思います。他のチームは『優勝したい』と言うと思うのですが、私個人としてはまずはレギュラー突破と。その先のことは突破してから考えるくらいの気持ちで、一試合一試合に集中します。」
白鳥「精神的には今までのシーズンと違って成長できているなと思っています。気持ちをふわっとしたまま入らないようにしないといけないなとオフシーズン中は思っていたのですが、(開幕に向けて)時間が経つにつれて精神的にピリッとした感じになってきていて、すごくいい精神状態で迎えられたと思います。」
松本「Mリーグの初年度は正直怖かったのですが、4年間一緒に皆と戦ってきて、チームワークも5年目で最高潮にあると思います。何より、ファイナルで毎回3位になって悔しい思いをしているのは間違いないのですが、Mリーグのチームの中で一番経験値を積んだのがうちのチームだと思っています。5年目のシーズンで自分が30(歳)ということもありますし、今までの経験値を爆発させたいと思います。」
日向「開幕式を見て、『始まったな』と思いました。『決勝に行けるのが当たり前』みたいな気持ちはない方がいいなと思います。常に謙虚にチャレンジャーのような気持ちで、今季またゼロから挑む気持ちでやっていきたいと思います。」
――今季の目標は
多井「この4年間を、色々な意味で超えたいです。スポンサーさんやオーナー企業さんのような関係者の方々は『Mリーグに関わってよかった』と思い、ファンの皆さんは『Mリーグを知って良かった』と思い、全ての人が幸せになれるようなMリーグにしたいと思います。」
――今季からMリーグを観るというファンの楽しみ方は
多井「一言で言うならば、『青春』ですね。Mリーグそれぞれのチームに青春があって、それを見ながら自分のアツかったころを思い出してもらえると、楽しめるのではないかと思います。笑ったり泣いたりすると思うので。よく『いい大人が泣いて』と馬鹿にする人もいますが、僕はこれからもたくさん笑ってたくさん泣いて、青春していこうと思います。」