麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」12日目が10月21日(金)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:多井隆晴
南:松ヶ瀬隆弥
西:内川幸太郎
北:近藤誠一
第2試合
東1局、親番の多井が10巡目に嵌待ちでリーチ。
宣言牌のを松ヶ瀬がチー。一気通貫のテンパイを取る。
松ヶ瀬が押し切り、多井がを掴んで決着。2000のアガリとなる。
東2局は単騎待ちのテンパイを入れていた多井が待ちをに変え果敢にリーチ。
同順に近藤が待ちで追いかけリーチをかける。
二軒リーチを受けた内川が対子のを選び多井に放銃。
多井1600のアガリ。
東3局も多井がリーチで攻め立てる。待ちは嵌。
が山から無くなった終盤、近藤にも嵌待ちのテンパイが入る。
タンヤオ・赤1・ドラ2の手、ダマを選択する。
ハイテイで近藤の左手が最後のを引き寄せ、3000・6000のアガリが炸裂。
東4局、多井がをポンして嵌待ち3900のテンパイを入れる。
ホンイツで仕掛けていた内川も追いつき、待ちに。
内川有利かと思われたが、終盤に多井がをツモ。
1000・2000の加点となった。
南1局はトップ目の近藤が待ちの先制リーチ。
前巡からダブの対子落としを入れていた松ヶ瀬。多井の表情が歪む。
タンピンに仕上げた松ヶ瀬がすぐに待ちで追いつき、リーチを宣言。
近藤が一発でを掴み放銃。
松ヶ瀬が8000のアガリでトップ目に立った。
南2局は多井の1人テンパイで流局。
南3局1本場は近藤がダブのポンから発進するが、終盤までもつれこむ。
先制テンパイは松ヶ瀬。嵌待ちでヤミテンを入れる。
多井にも待望のテンパイが入る。待ちでリーチ。
しかし直後に松ヶ瀬がツモの発声。
2000・4000のアガリで1人抜け出しオーラスへ。
オーラス、松ヶ瀬が42300、多井が23500、親番の近藤が22900、内川が11300という並び。
僅差の多井と近藤は両者とも手が伸びず、河が3段目に差し掛かったところでオリを決意する。
内川にもテンパイが入らず、松ヶ瀬の1人テンパイで流局。
親番の連荘が一度もなく、僅か8局で幕を閉じた第2試合。
繊細なる巨砲・松ヶ瀬が抜群の安定感を見せ、風林火山にトップを持ち帰った。
第2試合結果
1位 松ヶ瀬(風林火山)+65.3
2位 多井(ABEMAS)+2.5
3位 近藤(フェニックス)▲18.1
4位 内川(サクラナイツ)▲49.7
10月21日トータル結果
サクラナイツ(堀1着・内川4着)+27.7
風林火山(亜樹4着・松ヶ瀬1着)+15.5
ABEMAS(白鳥2着・多井2着)+1.8
フェニックス(東城3着・近藤3着)▲45.0
今回はトップラスを分け合う形になり全体的に大きなスコアの変動はなかった。しかしABEMASは着実な連続連対でポイントをキープ。首位の牙城はしばらく揺らぐことはなさそうだ。10月の序盤戦をABEMASがどのようなスコアで終えるのかに注目が集まるだろう。