麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」63日目が1月26日(木)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:茅森早香
南:伊達朱里紗
西:二階堂亜樹
北:黒沢咲
第2試合
今期2度目の女性対決となった第2試合。
東1局は親番の茅森が一気通貫で仕掛けて辺のテンパイ。
そこにのテンパイを外した黒沢が待ちに組み替えてリーチ。
茅森がを掴んで黒沢のアガリ。2600を加点してスタート。
東2局、東2局1本場と2局続けて流局。
均衡を破ったのは茅森。2連続のアガリで復活を果たす。
東4局は伊達のリーチに親番の黒沢が七対子で追いかける展開。
黒沢の単騎はリーチ時点で山に3枚残っており、これを伊達が掴んで放銃。
9600のアガリが決まってトップ目へ。
続く東4局1本場、黒沢の待ちリーチに亜樹が待ちで追いかけリーチを敢行。
結果は黒沢の一発ツモ。
4000オールのアガリで一気に突き抜ける。
東4局2本場も黒沢が止まらない。
伊達の先制リーチを受けるが、終盤に絶好のを引いて追いかけリーチ。
枚数はほぼ互角だったが、黒沢がまたも一発ツモ。
6000オールの加点で持ち点は70,000を超えた。
東4局3本場は伊達が6山のリーチを打つも流局し、南入。
続く南1局4本場、伊達がトイトイで仕掛けて亜樹から8000のアガリ。
ここまで点棒を減らし続ける苦しい展開だったが、初アガリが決まる。
南2局は亜樹がダブをポンして伊達から3900のアガリ。
亜樹の親番となった南3局。
僅か5巡で満貫のヤミテンを入れると、すぐに黒沢からが打たれて12000のアガリ。
2着目に返り咲く。
亜樹は続く南3局1本場に1000オール、南3局3本場に1600オールと順調に加点していき、黒沢を追いかける。
流局を挟んで南3局5本場。
亜樹の親番を落とすべく黒沢がリーチを掛け、500・1000のアガリでオーラスへ。
オーラス、持ち点は親番の黒沢が57,200、亜樹が29,500、茅森が8,900、伊達が4,400という並び。
黒沢1人テンパイでの流局を挟んで1本場。
黒沢が両面に受けずシャンポン待ちでタンヤオを確定させる先制リーチ。
マンズのホンイツに向かった茅森が辺で追いつくと、直後に黒沢がを掴んで決着。
最後は茅森が8000をアガって3着をキープした。
黒沢は今期16戦登板して3勝目。
雷電は第1試合の瀬戸熊に続き同日連勝となり、実りの大きい1日になった。
黒沢は女性対決にめっぽう強く、これで4戦4勝。次の女性対決も黒沢が出場することとなったら要注目間違いなしと言えるだろう。
第2試合結果
1位 黒沢(雷電)+69.9
2位 亜樹(風林火山)+8.5
3位 茅森(フェニックス)▲21.8
4位 伊達(麻雀格闘倶楽部)▲56.6
1月26日トータル結果
雷電(瀬戸熊1着・黒沢1着)+116.7
風林火山(勝又2着・亜樹2着)+14.6
フェニックス(魚谷4着・茅森3着)▲58.9
麻雀格闘倶楽部(高宮3着・伊達4着)▲72.4
雷電が下位チームにとっての新たなターゲットとなるのかの大事な局面だったがここ一番で大きな連勝。マイナス圏から一気に3桁プラスに戻して大きな前進を決めた。フェニックスにとっては失ったポイント以上に大きく、現状はサクラナイツをメインターゲットと据えざるを得ない状況となったか。
また、麻雀格闘倶楽部はここまで絶好調だった高宮、伊達が苦戦、ポイントをやや失いMVP争いでも一歩後退となった。
明日金曜日はサクラナイツとドリブンズが出場。どのような戦いになるか注目だ。
第2試合各局詳細
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