麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ 2022-23 セミファイナルシリーズ 」4日目が4月14日（金）に開催された。

第1試合出場選手

東：高宮まり

南：勝又健志

西：内川幸太郎

北：本田朋広

第1試合

東1局は親の高宮1人テンパイで流局。

東1局1本場、本田がのポンから軽快に仕掛け、勝又から1000のアガリ。

東2局は全員ノーテンで流局、東3局1本場は親の内川1人テンパイで流局。

大きな動きなく、静かに局が進行していく。

続く東3局2本場、本田が雀頭のない形でテンパイ。

一度ダマに受けると、1枚切れのを引いてきて単騎でリーチを敢行。

直後に内川が12000確定の追いかけリーチを放つも、本田のツモで決着となる。

は狙い通り山に2枚残っていた。2000・4000の加点で一歩リード。

東4局は勝又1人テンパイで流局。東場は6局中4局流局という結果になり、南入。

南1局、勝又がダブ暗刻の手からをポンして5200のテンパイ。

イーシャンテンの本田がをツモ切って放銃となる。

全員2万点台の平たい状況に。

南2局は親の勝又が僅か5巡でメンホン・一気通貫のヤミテンを入れる。

直後に高宮が切ったを仕留め、12000のアガリ。

点数申告の直後、あまりの速さに卓上は一瞬静寂に包まれた。

手痛い放銃となった高宮だったが、続く南2局1本場で挽回する。

をツモ切って単騎待ちテンパイを外し、をチーして単騎の満貫テンパイ。

このチーによってが勝又に流れ、結果として10翻スタートのツモを逃してしまう。

しかしツモ切りリーチを選んだ本田がを掴み、8000のアガリを決めた。

南3局は高宮のリーチを受け本田が対子落としを選ぶと、2枚目で勝又からロンの声。

勝又は役無しの嵌でテンパイしていたが、直前にを引いてタンヤオに振り替わっていた。

5200のアガリでオーラスへ。

オーラス、持ち点は勝又が46,200、内川が20,800、高宮が19,100、親の本田が13,900という並び。

勝又が嵌をチーして形式テンパイを取る。

親の本田が6巡目にドラを切っており、ヤミテンも警戒して守備に徹していた勝又。

本田からリーチを宣言されてもを落とせる、勝又らしい聡慧な仕掛けをみせた。

そこに本田が待ちでリーチ。

すぐにをツモって2600オール。2着目に浮上して連荘へ。

続くオーラス1本場、3着目になった内川が混一色で発進。

勝又のアシストもあり、最後は1000・2000のツモで2着浮上に成功した。

要所でアガリを決めた勝又がトップ獲得。

風林火山は麻雀格闘俱楽部をかわして首位に浮上した。

第1試合結果
1位 勝又(風林火山)+62.5
2位 内川(サクラナイツ)+2.5
3位 本田(雷電)▲20.4
4位 高宮(麻雀格闘俱楽部)▲44.6

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第1試合各局詳細

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