麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ 2022-23 セミファイナルシリーズ 」11日目が4月27日(木)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:仲林圭
南:松本吉弘
西:内川幸太郎
北:佐々木寿人
第2試合
東1局1本場、3段目に差し掛かったところで仲林がタンヤオ・ピンフのリーチ。
これをツモ、さらに裏を1枚乗せて4000オールのアガリを決めた。
仲林が好スタートを切る。
東1局2本場は内川と仲林のリーチが激突。
仲林が追いかけた時点で山にはが5枚、が3枚。
脇に流れて4対1の捲り合いになり、内川有利かと思われたが、無情にもラス牌のを掴んでしまう。
仲林の高目でのアガリが決まり、12000の加点に成功した。
一方サクラナイツにとっては第1試合に続き非常に苦しい展開。
東1局3本場、寿人がを切って1枚切れの単騎でリーチを敢行。
内川も追いかけリーチを放つなか、テンパイした松本が少考の末を切って放銃となる。
寿人が2600のアガリを決めた。
東2局、親の松本が待ちのタンヤオのリーチ。
七対子・ドラ3のテンパイを入れていた仲林がラス牌のをツモ切って放銃となる。
松本が3900の直撃を決めた。
続く東2局1本場、東2局2本場は2局続けて流局。
東2局2本場では松本と寿人の高打点リーチがぶつかり、実況の絶叫が止まらない捲り合いとなるも、最後まで決着は付かなかった。
東2局3本場、供託が3本積まれたため、寿人がをポンして早々にテンパイ。
仲林も役無しの嵌でテンパイするなか、終盤に親の松本がタンヤオ・ドラ3のポンテンを取る。
松本は一つ息をついて山に手を伸ばすと、2枚切れかつラス牌のをツモ。
4000オールのアガリが決まり、仲林が目前に。
長く続いた松本の親番だったが、東2局5本場は仲林が僅か3巡でリーチ。
これに内川が一発で放銃。仲林8000のアガリで松本を引き離す。
東3局は親の内川が嵌の先制リーチ。
ソウズが伸びていた寿人がをチーしての清一色テンパイ。
は山に0、が僅かに1枚という状況で、最終盤に内川がを掴んでしまう。
寿人のクールな16000の発声が場に響いた。
内川は点数が箱下3万点近くになってしまう、あまりにも苦しい展開。
東4局、一気通貫が完成した親の寿人がを切って単騎でリーチ。
仲林がを選んで放銃、7700の直撃が決まった。
仲林、寿人、松本の3者が4万点台という状況に。
予想外の失点となった仲林だったが、続く東4局1本場に300・500のアガリでかわすと、南1局の親番で2000オールのアガリを決めた。
仲林は再び5万点台へ。
流局を挟んで南1局2本場、ダブを仕掛けた松本が寿人から8000のアガリ。
再び仲林の背後まで忍びよる。
南2局、なんとか素点を回復させたい内川が待ちでタンヤオのリーチ。
そこに追いついた親の松本がドラ3の手で嵌リーチを敢行。
内川がを掴み、松本が12000のアガリを決めた。
仲林をかわしてトップ目に立つ。
しかし続く南2局1本場で仲林が再逆転。
2つ仕掛けて嵌の満貫テンパイを入れると、内川がこれを掴んでしまい8000のアガリ。
内川は持ち点が箱下5万点を超えてしまった。
南3局は寿人が500・1000をアガり、オーラスへ。
オーラス、持ち点は仲林が60,700、松本が59,900、親の寿人が33,600、内川が-54,200という並び。
仲林と松本の点差は僅か800点。
逃げ切りを狙う仲林がタンヤオで仕掛け、300・500のアガリでトップを手繰り寄せた。
全20局にわたるシーソーゲームを制したのはPirates・仲林。
松本が2着最高得点、内川が4着最低得点をそれぞれ更新する大波乱の1戦となった。
第2試合結果
1位 仲林(Pirates)+81.8
2位 松本(ABEMAS)+39.6
3位 寿人(麻雀格闘俱楽部)▲6.9
4位 内川(サクラナイツ)▲114.5
4月27日トータル結果
ABEMAS(白鳥1着・松本2着)+91.1
Pirates(優2着・仲林1着)+90.3
麻雀格闘俱楽部(滝沢3着・寿人3着)▲24.7
サクラナイツ(堀4着・内川4着)▲156.7
ABEMAS、Piratesが大きく加点を決めた一方、サクラナイツにとってはあまりにもつらい一日となり、ファイナル進出への希望は限りなく薄くなってしまった。
上位5チームはまだまだファイナル進出確定圏のチームはなく、どこが脱落するか全くわからない状況が続いている。
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第2試合各局詳細
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