麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ12日目が4月26日(金)に開催された。
第1試合出場選手
東:伊達朱里紗
南:多井隆晴
西:渡辺太
北:二階堂瑠美
第1試合
東1局 10巡目に太が、ドラのカン待ちのタンヤオ形で門前テンパイ。これをダマテンに構える。しかし、直後に瑠美がを重ねて、チートイツの単騎で、こちらもダマテンに構える。双方の待ちは山に一枚ずつ残っていたが、瑠美が最後に残っていたをつかむ。これを手牌のと入れ替え放銃。太の8000の加点で開局する。
東2局 太が役牌を含めて三副露、序盤にカン待ちのテンパイをいれる。
しかし、瑠美も高目ツモで跳満の待ちのテンパイをダマテンに構える。太がの加カンでが新ドラとなったところで、瑠美がツモぎりリーチに踏み切る。ほどなくして、瑠美が安目ながらをツモアガリ。3000・6000のアガリで東1局の失点を即座にリカバーする。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) April 26, 2024
東2局、#二階堂瑠美 選手の跳満ツモ!
東1局で満貫を決めた太選手が
積極的な3副露で聴牌!
しかし高め三色の
??待ちの瑠美がツモ切りリーチで応戦!
結果は瑠美が安めながらも?ツモ!
跳満のアガリで失点を取り返す!
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東3局 ドラの対子の親番太が、をポンして萬子のホンイツで加点を狙う。しかし、最初のテンパイは瑠美、タンピン形の待ちだが、がすでに場に3枚見え、これをダマテンに構えて局を流しにかかる。伊達がここに七対子の単騎でリーチをかける。伊達の現物が多井から打ち出され、瑠美が2000のアガリで局消化、親番を迎える。
東4局 太がペンチー、リャンメンチーで、前局同様萬子のホンイツへ向かう。さらにもポンして、太が単騎のテンパイをいれる。伊達がドラの暗刻のイーシャンテン、多井が七対子のイーシャンテンとなるが、なかなかテンパイが入らない。終盤に伊達が、待ちのリーチで勝負にでるが、満貫テンパイの太も強く押し返す。太と伊達の2人テンパイで流局する。
南1局1本場 多井がペン待ちで先制リーチをかける。ここにドラのとを持った瑠美が七対子のテンパイで押し返す。このめくりあいは多井に軍配、をツモアガリ、裏ドラも乗せ、2000・4000は2100・4100のアガリで、トップ戦線を走る太・瑠美に迫る。
南2局 太がをポンして、ダブバックで仕掛け始める。続いて、親番多井がをポンして待ちのテンパイ、西家の瑠美もをポンしてアガリに向かうが、ここに伊達がペン待ちでリーチに踏み切る。瑠美はドラを暗刻にした待ちテンパイで追いつく。押し切った多井が伊達からを捕らえ、1500のアガリで連荘する。
南2局1本場 から仕掛けた伊達が、打点にこだわって、ドラの単騎でテンパイ、瑠美も待ちのピンフ形をダマテンに構える。打点上昇を狙う伊達の大明カン直後に瑠美がツモ切りリーチで勝負をかける。白熱のめくりあいだったが、アガリ牌は現れず、伊達と瑠美の2人テンパイで流局した。
南3局2本場 親番の太がドラの2枚とを含む配牌をもらい、タンヤオで仕掛ける。中盤に待ちで親満のテンパイをいれる。しかし、太のアガリ牌が続けざまに脇に流れてしまう。太の1人テンパイで流局。
南3局3本場 残り二局で逆転を狙う伊達の手牌が、を軸にまとまる。を暗カンした伊達がリンシャンからを引きいれて、待ちの先制リーチ。しかし、親番太がペン待ちの追いかけリーチで深く踏み込む。勝負の分水嶺となりうるめくりあいは太の勝利、伊達からを捕らえて、3900は4800のアガリ、一歩抜け出しながら連荘する。
南3局4本場 オーラスの逆転トップ条件を見据える多井が、をポンしてホンイツへ向かう。ここに太が、ペン待ちで果敢にリーチをかける。数巡後、太がツモアガリ、2000は2400オールのアガリで、トップ目をひた走る。
南3局5本場 瑠美が含みでをポン、カンチーからピンズのホンイツへ向かう。一方親番太は、配牌から多くあったマンズを活かして、ポンからチンイツに向かう。先制のテンパイは親番の太、待ちで、勝負を決めにかかる。マンズが太の河にあふれないうちに、瑠美がをつかんでしまう。一気通貫がつく高目を捕らえた太が18000は19500のアガリで、オーラスの親番が残っている瑠美を4着目に突き落とす。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) April 26, 2024
南3局5本場、#渡辺太 選手の親跳満のアガリ!
鋭いリーチ攻勢で大連荘中の太選手!
マンズの多い配牌からチンイツに進めて
???待ち聴牌に!
高め一気通貫となる?で瑠美選手から18000のアガリ!
圧倒的なリードで更に連荘!
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南3局6本場 これ以上、4着目を脱出したい瑠美がを仕掛けて、カン待ちで先制のテンパイをいれる。これに三者が門前でじわじわと手を進めるが、終盤に多いが待ちのリーチで2着を確保しにいく。伊達もオーラスの2着条件のために押し返すが、序盤からテンパイをいれていた瑠美がをツモ、300・500は900・1100のアガリで、オーラスの親番を迎える。
南4局 多井がタンヤオ形の待ちをダマテンに構え、2着を確保に向かう。これに、瑠美がをポンして、カン待ちのテンパイ、さらにを暗カンで加点に向かう。ここで多井がツモぎりリーチを敢行、高打点放銃で着順を落とす瑠美にプレッシャーをかける。多井がを一発ツモ、裏ドラも2枚乗せて、3000・6000のアガリ。素点を大きく回復することに成功する。このアガリにより太が大きなトップを獲得して、ドリブンズは3位に浮上、ファイナル進出に向けて大きな1勝を決めた。
第1試合結果
1位 太(ドリブンズ)+80.3
2位 多井(ABEMAS)+12.5
3位 瑠美(風林火山)▲36.1
4位 伊達(麻雀格闘倶楽部)▲56.7
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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