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【4/26 Mリーグ2023-24 第1試合結果】場が沸騰するカン、激突する手牌!緊迫のシーソーゲームを制した渡辺太が会心の大トップ!多井隆晴は要所で高打点のアガリを決めて2着を確保!

【4/26 Mリーグ2023-24 第1試合結果】場が沸騰するカン、激突する手牌!緊迫のシーソーゲームを制した渡辺太が会心の大トップ!多井隆晴は要所で高打点のアガリを決めて2着を確保!

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麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ12日目が4月26日(金)に開催された。

4月26日の対戦カード ©ABEMA
解説:河野直也 実況:小林未沙 ©ABEMA

第1試合出場選手

第1試合の出場選手 ©ABEMA

東:伊達朱里紗

南:多井隆晴

西:渡辺太

北:二階堂瑠美

第1試合

東1局 10巡目に太が、ドラのカン[五]待ちのタンヤオ形で門前テンパイ。これをダマテンに構える。しかし、直後に瑠美が[五]を重ねて、チートイツの[一]単騎で、こちらもダマテンに構える。双方の待ちは山に一枚ずつ残っていたが、瑠美が最後に残っていた[赤五]をつかむ。これを手牌の[五]と入れ替え放銃。太の8000の加点で開局する。

東1局 瑠美の手牌 ©ABEMA
東1局 太 タンヤオ, イーペーコー, ドラ×1, 赤ドラ×1 8000 ©ABEMA

東2局 太が役牌[中]を含めて三副露、序盤にカン[③]待ちのテンパイをいれる。

東2局 太の副露 ©ABEMA

しかし、瑠美も高目ツモで跳満の[三][六]待ちのテンパイをダマテンに構える。太が[中]の加カンで[5]が新ドラとなったところで、瑠美がツモぎりリーチに踏み切る。ほどなくして、瑠美が安目ながら[六]をツモアガリ。3000・6000のアガリで東1局の失点を即座にリカバーする。

東2局 瑠美 リーチ, ツモ, タンヤオ, ドラ×2, 赤ドラ×1 3000・6000 ©ABEMA

東3局 ドラの[発]対子の親番太が、[一]をポンして萬子のホンイツで加点を狙う。しかし、最初のテンパイは瑠美、タンピン形の[④][⑦]待ちだが、[④]がすでに場に3枚見え、これをダマテンに構えて局を流しにかかる。伊達がここに七対子の[発]単騎でリーチをかける。伊達の現物[④]が多井から打ち出され、瑠美が2000のアガリで局消化、親番を迎える。

東4局 伊達のリーチ ©ABEMA
東3局 瑠美 ピンフ, タンヤオ 2000 ©ABEMA

東4局 太がペン[七]チー、[四]リャンメンチーで、前局同様萬子のホンイツへ向かう。さらに[西]もポンして、太が[東]単騎のテンパイをいれる。伊達がドラの[九]暗刻のイーシャンテン、多井が七対子のイーシャンテンとなるが、なかなかテンパイが入らない。終盤に伊達が、[2][5]待ちのリーチで勝負にでるが、満貫テンパイの太も強く押し返す。太と伊達の2人テンパイで流局する。

東3局 伊達のリーチ ©ABEMA
東4局 流局 ©ABEMA

南1局1本場 多井がペン[3]待ちで先制リーチをかける。ここにドラの[西][赤五]を持った瑠美が七対子のテンパイで押し返す。このめくりあいは多井に軍配、[3]をツモアガリ、裏ドラも乗せ、2000・4000は2100・4100のアガリで、トップ戦線を走る太・瑠美に迫る。

南1局 多井 リーチ, ツモ, 赤ドラ×1, 裏ドラ×1 2000・4000 ©ABEMA

南2局 太が[二]をポンして、ダブ[南]バックで仕掛け始める。続いて、親番多井が[中]をポンして[③]待ちのテンパイ、西家の瑠美も[西]をポンしてアガリに向かうが、ここに伊達がペン[⑦]待ちでリーチに踏み切る。瑠美はドラ[四]を暗刻にした[五][八]待ちテンパイで追いつく。押し切った多井が伊達から[③]を捕らえ、1500のアガリで連荘する。

南2局 瑠美の満貫テンパイ ©ABEMA
南2局 多井 中 1500 ©ABEMA

南2局1本場 [白]から仕掛けた伊達が、打点にこだわって、ドラの[東]単騎でテンパイ、瑠美も[三][六]待ちのピンフ形をダマテンに構える。打点上昇を狙う伊達の大明カン直後に瑠美がツモ切りリーチで勝負をかける。白熱のめくりあいだったが、アガリ牌は現れず、伊達と瑠美の2人テンパイで流局した。

南2局1本場 伊達の大明カン ©ABEMA
南2局1本場 瑠美のツモぎりリーチ ©ABEMA
南2局1本場 流局 ©ABEMA

南3局2本場 親番の太がドラの[⑥]2枚と[赤五][赤5]を含む配牌をもらい、タンヤオで仕掛ける。中盤に[3][6]待ちで親満のテンパイをいれる。しかし、太のアガリ牌が続けざまに脇に流れてしまう。太の1人テンパイで流局。

南3局2本場 太のテンパイ ©ABEMA
南3局2本場 流局 ©ABEMA

南3局3本場 残り二局で逆転を狙う伊達の手牌が、[赤⑤][赤5]を軸にまとまる。[⑤]を暗カンした伊達がリンシャンから[七]を引きいれて、[①][④]待ちの先制リーチ。しかし、親番太がペン[⑦]待ちの追いかけリーチで深く踏み込む。勝負の分水嶺となりうるめくりあいは太の勝利、伊達から[⑦]を捕らえて、3900は4800のアガリ、一歩抜け出しながら連荘する。

南3局3本場 太 リーチ, ドラ×1 3900 ©ABEMA

南3局4本場 オーラスの逆転トップ条件を見据える多井が、[白][②]をポンしてホンイツへ向かう。ここに太が、ペン[3]待ちで果敢にリーチをかける。数巡後、太がツモアガリ、2000は2400オールのアガリで、トップ目をひた走る。

南3局4本場 リーチ, ツモ, 裏ドラ×1 2000オール ©ABEMA

南3局5本場 瑠美が[赤⑤]含みで[⑤]をポン、カン[⑧]チーからピンズのホンイツへ向かう。一方親番太は、配牌から多くあったマンズを活かして、[一]ポンからチンイツに向かう。先制のテンパイは親番の太、[一][四][七]待ちで、勝負を決めにかかる。マンズが太の河にあふれないうちに、瑠美が[一]をつかんでしまう。一気通貫がつく高目を捕らえた太が18000は19500のアガリで、オーラスの親番が残っている瑠美を4着目に突き落とす。

南3局5本場 太 一気通貫, チンイツ 18000 ©ABEMA

南3局6本場 これ以上、4着目を脱出したい瑠美が[中]を仕掛けて、カン[8]待ちで先制のテンパイをいれる。これに三者が門前でじわじわと手を進めるが、終盤に多いが[二][五][八]待ちのリーチで2着を確保しにいく。伊達もオーラスの2着条件のために押し返すが、序盤からテンパイをいれていた瑠美が[8]をツモ、300・500は900・1100のアガリで、オーラスの親番を迎える。

南3局6本場 多井のリーチ ©ABEMA
南3局6本場 瑠美 中 300・500 ©ABEMA

南4局 多井がタンヤオ形の[⑤][⑧]待ちをダマテンに構え、2着を確保に向かう。これに、瑠美が[②]をポンして、カン[6]待ちのテンパイ、さらに[六]を暗カンで加点に向かう。ここで多井がツモぎりリーチを敢行、高打点放銃で着順を落とす瑠美にプレッシャーをかける。多井が[赤⑤]を一発ツモ、裏ドラも2枚乗せて、3000・6000のアガリ。素点を大きく回復することに成功する。このアガリにより太が大きなトップを獲得して、ドリブンズは3位に浮上、ファイナル進出に向けて大きな1勝を決めた。

南4局 多井 リーチ, 一発, ツモ, タンヤオ, 赤ドラ×1, 裏ドラ×2 3000・6000 ©ABEMA
第1試合トップの太 ©ABEMA

第1試合結果
1位 太(ドリブンズ)+80.3
2位 多井(ABEMAS)+12.5
3位 瑠美(風林火山)▲36.1
4位 伊達(麻雀格闘倶楽部)▲56.7

点数推移グラフ ©ABEMA
第1試合詳細結果 ©ABEMA

第1試合各局詳細

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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