ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第637回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その10」講義10 前回の続きになりますが、リーチ率が低い(天鳳ルールでもリーチ率15%未満は低いとみる)打ち手は、本書に示されているような追っかけリーチの基準を押さえてしまう方がいいかもしれません。後手であってもリーチがよいのであれば、先手ならなおさら振り込みを恐れずにリーチすべきです。 逆に、リーチ率が高い(天鳳ルールな...
全国デカ盛りの旅全国デカ盛りの旅2周目 第26回:富山県 富山市の「アラキ 手打ち専門店」はテラめし倶楽部でも紹介されていた、「とにかく麺が多い」お店。お店に到着した時には大行列。創業50年で地元の方に愛されているお店とは聞いてましたがここまでとは驚きました。 麺を大盛りにすると何と5人前くらいになるそうです。1つでも十分なデカ盛りレベルですが、折角遠出したからということ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第636回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その9」講義9 リーチ率が低い打ち手も一定数います。当たり牌を止められる、リーチ後振り込みが怖い、手変わりを逃したくない、リーチ棒出費が惜しい、ダマで十分、様子を見たい…ダマにしたいと思える理由自体はたくさんあり、実戦では何らかに当てはまっていることが多いというのがその理由と思われます。 昨今のデータを用いた研究結果で、リ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第635回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その8」講義8 両天秤というより、チートイツを残すに越したことはない手でチートイツを見ない人は結構見受けられます。メンツ手を中心に考えるとどうしてもチートイツは見落としやすいということ、トイツ落としはトイツがメンツになる以外はロスが無いように見えるので選ばれやすいというのが理由でしょうか。現状の手牌がチートイツの何シャンテン...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第634回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その7」講義7 今回紹介されているような「良形テンパイ狙い」「役寄せ」についても、リードしている時に限らず平場から意識することを推奨します。アガりやすい手牌になれば自然と失点も減りますし、打点が必要ならなおのこと手役の価値が上がるためです。 例えば50ページのように1メンツもなく、ペンチャンが埋まってものみ手悪形になりやす...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第633回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その6」講義6 麻雀は満貫手の効率がよく狙いやすい(リーチツモドラ裏でも満貫に届く)ため、今回紹介されているような高打点狙いの手組は、点棒が少ない局面に限らず平場の段階で意識することを推奨します。逆に言えば、メンゼンで平場以上に高打点狙いの手組をすることはそれほど多くなく、跳満以上の手は狙っても簡単にはできないので重要度はあ...
ネマタの天鳳名人戦牌譜検討ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第237回ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。 ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。 最終節四回戦 ▼対局者 私:独歩 Ⓟ中嶋隼也 Cさん:トトリ先生19歳 Ⓟ多井隆晴 牌譜は...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第632回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その5」講義5 トイツが3つあるところからのリャンメン固定なら、受け入れのロスは2枚のみ。残りのトイツをポンした場合もリャンメンテンパイが残るので、先切りによる出アガリ率上昇も期待しやすいと言えます。実戦でも出現頻度が高い形ですが、これまでの戦術書で取り上げられることが案外少なかったので押さえておきたいテクニックです。 逆...
ネマタの天鳳名人戦牌譜検討ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第236回ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。 ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。 最終節四回戦 ▼対局者 私:独歩 Ⓟ中嶋隼也 Cさん:トトリ先生19歳 Ⓟ多井隆晴 牌譜は...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第631回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その4」講義4 『現代麻雀最新セオリー』では、フォロー牌は全員に両無スジの456牌、字牌は全員に共通安牌、フォロー牌を残してアンコが出来てもリーチのみと、安牌残し有利な条件が揃っていました。よって個人的には研究結果に特に驚きはありません。実戦ではフォロー牌が比較的安全なことも、字牌が完全に安牌と言えないことも多いので、どちら...