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ネマタの戦術本レビュー第632回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー  その5」

ネマタの戦術本レビュー第632回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その5」

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講義5

 トイツが3つあるところからのリャンメン固定なら、受け入れのロスは2枚のみ。残りのトイツをポンした場合もリャンメンテンパイが残るので、先切りによる出アガリ率上昇も期待しやすいと言えます。実戦でも出現頻度が高い形ですが、これまでの戦術書で取り上げられることが案外少なかったので押さえておきたいテクニックです。


 逆に言えば、この手順を身につけている打ち手が相手であれば、ポンして出てきた牌が字牌であっても、一つ前の手出し数牌の付近が当たることはさほど珍しくないということでもあります。手出し字牌より前に切られた数牌の付近はどうしても警戒が緩くなるので、安牌と決めつけないよう注意が必要です。


 シュンツができると1000〜1300点の手が、コーツができた場合は5200点以上になると考えると、仮にシュンツができてテンパイしたところでテンパイ取らずが十分候補になるので、テンパイ以前の段階でトイトイ狙いの先切りも有力と言えます。これも仕掛けに対応する立場から言えば、手出し字牌より前に切られた数牌の付近でも、トイトイ狙いなら当たり得ますし、当たった時は高打点になりやすいことから安全と決めつけないよう注意したいものです。

実戦でよく出る!読むだけで勝てる麻雀講義

本書は、ネット麻雀天鳳とフリー雀荘の両方で圧倒的な好成績を叩き出し、なおかつ現役で学習塾の講師をしている著者が、丁寧に論理的に、かつ冗談を交えながら、実戦でよく出る麻雀の場面を題材に講義をしているものを、そのまま文字に起こしたものです。
まるで有名予備校の人気講師の授業を聞いているような、楽しい話を読むだけで勝てる作りになっています。
全22回の各講義では、豊富な牌図による説明に加え「ポイント」や「これだけは覚える!」といった見出しで重要部分がまとめてあるため後からの復習にも役立ちます。

 
ゆうせー(著)
単行本:1,620円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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