ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第378回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その3」 ケース5 A打 B打 5ブロックの受けを狭めて手変わりのために浮き牌を残すのは、言ってみれば6ブロックにしているようなものなので、手変わりとしてそこまで強くない浮き牌は残さないことが多いものです。アガリに遠い段階でなるべく高い手を目指したい場合は、そもそも役に絡まないメンツ候補を外して4ブロック以下にする(シャンテ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第196回 1メンツも無く、やはチャンタ、純チャンのメンツ候補を作る浮き牌につきから切ります。 受け入れのロスはだけなので純チャン変化をみて打としましたが、打とするとツモで123三色の目が出来た時の雀頭候補を失います。純チャンはが出ていくので打点的にも有利でない以上これはでした。変化を追うあまり、「目先の受け入れを残した先の変...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第195回チートイツ1シャンテンですが鳴くとトイトイ2シャンテン。一般的に比較的鳴きやすいトイツが残っているならトイトイ2シャンテンの方がアガリやすいです。北家には満貫放銃しても大丈夫で、南家には満貫振ると逆転されますがツモられても逆転されるので手牌を短くするデメリットもそこまで気になりません。 それならを鳴いた方がよさそうです...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第377回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その2」 ケース3 牌姿A、Bともに打 一般的にブロックと言うとメンツ、雀頭、1手でメンツが完成するメンツ候補の総称ですが、メンツを作るだけのメンツ候補よりも価値の高い打点絡みの浮き牌もブロックとしてカウントして、ブロック数そのものにはあまりこだわらずに打ちます。「共通のメンツが出来る牌をツモった場合に、1手進んだ形(1シャ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第376回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その1」 ケース1 一般論としては、速くて高い(手をアガる技術)>速くて安い>遅くて高い>遅くて安い の順で重要になります。しかし、「速い手」も、序盤はアガリまでまだ遠い段階であることが多いものです。 アガリにまで遠い段階では、多少受け入れを狭めても最終的なアガリ率にはあまり差がつきません。よって打点を作る技術が相対的に重要...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第194回 役牌トイツ以外はバラバラとなると流石にスルーする人が多いと思いますが、個人的には手役を確保できる鳴きについてはそれでもすることが多いです。 もちろん、鳴いた後はひたすら一直線にアガリを目指すつもりであるなら、最初からスルーした方がよい結果になりやすいと思いますが、序盤なら鳴いた後で、他家リーチが入っても困りにくい程...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第193回 を鳴いた場合に片アガリになるという点では、打は打に劣ります。しかし、他家から鳴くことができるのは、その牌が他家にとって不要で、なおかつ絞られなかった場合です。鳴いてテンパイするよりメンゼンでテンパイした方が打点的に有利で、特定の牌をツモる確率の方が、特定の牌が1人の他家から鳴ける確率より高い。よって、基本的にメンゼン...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第375回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その15」 テーマ28 4→2切りリーチの1が思ったほど危険度が高くないのは、本書で既に指摘されている通り、宣言牌が2でない場合も含むためと思われます。むしろ宣言牌が2で無いなら、筋1は通常よりも通りやすそうなものですし、4→2切りは単純なカンチャン落としも含むので、宣言牌が2でない4→2切りは出現頻度自体も高いにもかかわらず...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第374回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その14」 テーマ26 アンコ筋が危険になるのは、「アンコ筋を待ちとするようなメンツ候補がメンツ化する可能性が低くなるのでテンパイ時まで残りやすい」ことが理由です。よって、通っている筋が少なく待ちの候補が多い場合はさほど危険度が上昇しないと考えられます。アンコで持っている牌はシャボには当たらず、単騎に当たる可能性も低いので、リ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第192回 メンツ候補オーバーですが、メンツが出来た時はタンヤオがつく分、受けが無くてもピンズカンチャンを残していた方がよりよい手。しかしタンヤオ狙いで打とするとトイツが出来た時にチートイツ1シャンテンを逃します。シャンテンの進み方で残ったメンツ候補(今回はと)のどちらを切るか判断が変わる場合はメンツ候補オーバーに受けるのが有力...