ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第364回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その4」 テーマ6 字牌待ちが読まれやすそうな河になるとあまり出アガリは期待できないと思いがちですが、それでも他家にとって使いづらくその分山に残っていることが多いので、通常のカンチャン待ちとの比較ならやはり十分にアガリやすいと言えます。個人的には東家のダブ待ちは流石にアガリ率が落ちると思っていましたが、それでも意外とアガリ率...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第182回 役牌トイツがある手は多くの場合役牌をポンして手を進めた方がよいことは「現麻本」でも取り上げました。役牌が雀頭ならタンヤオやピンフ、役牌コーツの1翻がつかないので、タンピンが狙える手ほどメンゼンで進めても打点が上がりにくいためです。ホンイツやトイトイ、あるいは複数のドラで鳴いてもまずまずの打点が見込める場合はなおのこ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第181回 ドラならソーズを引いてもホンイツには決めずにメンゼンリーチも見る手なので客風から切っていましたが、をツモってメンツ候補が足りたとなれば、へのくっつき変化よりは重なりをみて打。先にを引いて1シャンテンになった場合も、が残っている方がよいとみます。 打ツモのカン11600テンパイよりは、打ツモの3メンチャン5800の方...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第363回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その3」 テーマ4 悪形の中でも特に待ちが悪いリーチをかけてしまい結果放銃してしまうのも、初心者や場況を見落としが多い打ち手にありがちなミスです。場に多く見えている牌は特に意識して確認するようにしましょう。 アガリ牌の枚数が少ないほど残っている枚数がアガリ率に大きく影響しますが、比較的場に切られやすい牌はそれでも結構アガれる...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第362回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その2」 テーマ2 リーチを受けた時に、「無防備な打ち手が増えて反撃のチャンス」とは思わないのに、自分がリーチをする側になると、「反撃されるのが嫌」と思いがちな人が一定数いるのは「自分には自分のリーチの待ちが悪いと分かるので、相手にも何となく見透かされているかもしれない」という人間心理から来るのかもしれません。 また、先行リ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第180回 オーラストップ目ですがトイメンの親とは僅差。少しでもアガリ率を高めるように打ちます。を浮き牌として持っている時のは不要になることが多いですが、今回はツモからの一通もあるので少なくとも客風よりはっきり残した方がよい牌。配牌で字牌や端牌を切る前に遠くても手役の目を確認しておきます。 メンツ候補オーバーにつき二度受けかつ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第179回 前回から他家に点棒を削られ続けてラス目のオーラス。1メンツもない手なので、アガリやすさでは役牌のを残すところですが、鳴いて南ドラ1では逆転できません。もそれほど必要な牌ではないのですが、を引いて678三色が崩れた場合に789三色の可能性を残せます。他家にアガられるとラスのまま終わってしまうので、重ねられる前に切るとい...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第361回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その1」 テーマ0 麻雀の一局の結果は和了、放銃、被ツモ、横移動、流局の5通りであり、いずれの結果も得点の収支期待値で表すことができます。「期待値が全てでない」と言う言葉を時たま見かけますが、麻雀もサイコロ勝負同様、期待値こそ全てです。麻雀がサイコロと違うのは、結果が起こる確率と、起きたときの収支を打ち手の技術によってある程...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第178回 高め三色がある。を引っ張ると待ちになった時に読まれやすい、に比べれば中は安牌になりやすいと3点揃っているので、第37回同様を先切りしてみます。 メンゼンでテンパイしても安手悪形になりやすいとなると、河の3段目に入れば形テンでも大体テンパイに取るところ。しかし以外なら役アリになるので迷うところです。 親にドラが流れ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第360回「麻雀 定石「何切る」301選 著:G・ウザク・福地誠 その33」 Q289~291 いずれもターツオーバー形からの選択。Q289は全体役優先というよりは、タンヤオがついて高打点になる受け入れ優先と考える方が汎用性が高いです。Q290で123三色を狙わないのはが使えないからというよりは、タンヤオがつくようになるピンズ変化が非常に豊富なのでタンヤオを狙う方がアガリやすいうえに、ドラの...