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ネマタの天鳳日記 第181回

ネマタの天鳳日記 第181回

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 ドラならソーズを引いてもホンイツには決めずにメンゼンリーチも見る手なので客風から切っていましたが、をツモってメンツ候補が足りたとなれば、へのくっつき変化よりは重なりをみて打。先にを引いて1シャンテンになった場合も、が残っている方がよいとみます。

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 打ツモのカン11600テンパイよりは、打ツモの3メンチャン5800の方がよいかもしれません。その理屈で言えば打ですが、ツモならペン5800テンパイより、11600のくっつき1シャンテンの方が巡目に余裕があるので有利とみて打としました。

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 シャンテン変わらずですがテンパイするツモが増えるのでポン。ツモもツモも打点は変わらないので、ドラを浮かせるリスクはありますが、テンパイ時にホンイツが読まれにくくなるように打としてみました。ツモなら、ホンイツと読んでこない他家から使われにくいは比較的出やすいですが、ホンイツと読んでくるようであればはむしろ危険牌の筆頭候補。テンパイ時の待ちの強さが他家からの出やすさに強く依存するうえにアガった時に高打点になる手であれば、河作りも可能な限り意識したいところです。

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 ツモで打として、ツモとなったところで打なら単騎。自分で3枚使っているよりは使われにくい単騎に受けましたが、今度は手出し牌がなのでより先にを切っているとはいえ、ホンイツは他家からみてもありそうなところ。そう考えると単騎とはいえ、降りている相手からは出アガリがあまり期待できません。一方打として待ちでも、押すに見合うだけの手が入った他家からは出アガリも期待できます。をポンしていることもあり、も比較的他家にとって使いづらいというのも一応メリットと言えそうです。
 また、西家は序盤に中張牌を連打した後、場に2枚以上切れている字牌を連打しているので、最初は字牌絡みの手を狙っていて、こちらの仕掛けに対応して降りたというのが考えられます。そうなると、は西家に持たれているうえに出アガリが期待できないというのがいかにもありそうです。よってこの条件下なら待ちに受けた方がよかったとみます。

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 実戦では確かによりもの方が山に残っていて、西家は降りていてどちらにせよ出ない手牌。南家北家はリーチしておきたのでアガリ牌以外はツモ切る展開になってアガリ逃しとなりました。
 前の図で、「単騎になった時にアガリやすいように」と考えていたので、ここでも過去の選択にとらわれて単騎に受けてしまいました。どこまで行っても、「今ここで有利な選択」を取れるようにしたいものです。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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