ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第292回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その13」鉄押し28 打 単に序盤から中張牌の手出しが多いというだけではチートイツと決めることはできませんが、今回はメンツ手を想定しにくい手順が多数あるので、流石にチートイツ本線とみます。 メンツ手でも、は切っているけれどもへのくっつきを期待して安牌の北よりも優先して残す手順自体は否定できませんが、リスクを負って低確率の変化...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第57回 今回はいただきました質問から取り上げます。 オーラス東家で終盤にテンパイ。が枯れていて2枚切れ、1枚切れなので、アガリ牌の見た目枚数では打も打も同じ。場況的には端寄りの受けが多いこともあり、アガリやすいのは打リーチでしょうか。リーチしてツモればトップになれます。 しかし、終盤で悪形待ちとなれば当然アガれないこと...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第56回 トップ目が3シャンテンからカンとなるとかなり違和感がありますが、3着以下とは大差で2着目とは一騎打ちの点数状況。鳴いても北家から直撃すればトビ終了になりやすい手牌が入ったので、1回多くツモるためにカンしました。 配牌から無駄ヅモ0のインチキ臭いテンパイが入りました。 2着目からリーチが入り、どうせ降りないしリー...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第291回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その12」鉄押し26 (1)打(2)打 ドラとなると東家のホンイツは満貫以上の可能性が高い。(1)は放銃のリスクだけ考慮しても危険牌を切るに見合わないとみます。(2)は放銃のリスクだけなら勝負に値するとみますが、鳴かれると親の満貫テンパイを取られることになるので放銃しなくても結構な損失になります。 絞った結果残りの他家がア...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第55回 さっき通ったばかりの単騎でこっそりダマテン。自分でと切っているので、リーチしても待ちは読まれにくいところです。 しかし、通りそうな待ちだとしても、リーチすれば降りる他家は現物なりより通りそうな牌があればまずはそちらから切ります。一方、北家がこの時点で東家の仕掛けをケアして降り気味に打っていて、手の内にがあるとするな...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第290回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その11」鉄押し23 全て打 最も引き寄りなのは(2)の点数状況ですが、着順争いをしている2着目のリーチ、放銃しても3着以下とはまだ差があるので押しますが、文中に満貫放銃で3着落ちとあるので、点数状況に誤植があるのでしょうか。3着以下ともあまり点差がないのであれば降りることもあります。 天鳳だと満貫放銃で2着目からラスに落ち...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第54回 中張牌から切り出してホンイツ狙いで進めたところ。くっつきが強くないとはいえ巡目が早ければを残してホンイツに一気に寄せるところですが、南家の仕掛けもあるのでシャンテンを維持しながら進めてテンパイに取ります。 「手役を見るとは言っても狙うとは限らない」「狙うと言っても決め打つとは限らない」。あくまで手牌と局面に応じて判...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第289回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その10」鉄押し21 打ダマ 待ちを悪形相当だとしてもまだ降り有利にはなりません。「どちらでも良い」程度ならテンパイの可能性が残る分打が有力とみますが、打リーチが微差押し有利程度になるならテンパイに取る方がよいとみます。 危険牌を切るくらいならリーチという考え方もありますが、打ダマにした場合も、手変わりを考慮しなくても降り有...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第288回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その9」鉄押し19 打 1シャンテン時に押すことでテンパイ時に切る牌が筋2378相当になる場合は、局収支のうえでは+250点、現物相当になる場合は+400点ほど押し寄りになります。現物が1枚しか無い場合は+100点、0枚なら+200点ほど押し寄りになりますが、今回はも現物に近い牌です。 よって安牌が少ないことよりは、押すこ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第53回 第41回の「0メンツ打法」に基づきチャンタ本線の打。ただ、「高打点になりやすい手役優先」の観点から、遠い一通を見るならドラ色のマンズということで一応からがよかったかもしれません。 「赤入りルールはチャンタの価値が低い」は事実ですが、「チャンタは狙わない」かと言えばそんなことはありません。狙うかどうかを決める最大の...