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ネマタの天鳳日記 第54回

ネマタの天鳳日記 第54回

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image001_R 中張牌から切り出してホンイツ狙いで進めたところ。くっつきが強くないとはいえ巡目が早ければを残してホンイツに一気に寄せるところですが、南家の仕掛けもあるのでシャンテンを維持しながら進めてテンパイに取ります。

 「手役を見るとは言っても狙うとは限らない」「狙うと言っても決め打つとは限らない」。あくまで手牌と局面に応じて判断します。 

image003_R しかしここではテンパイ外し。2人から仕掛けが入って巡目も余裕が無いので間に合わないことが大半ですが、を仕掛けに止める意味合いもあります。ベタ降りとの比較ならを押すのも損ではないですが、回し打ちつつ高打点が狙えるならその方がよいと判断しました。

 「押すと言ってもストレートにテンパイを目指すとは限らない」「引くと言ってもベタ降りとは限らない」ことも実戦では多々あります。

image005_R はトイメンの当たり牌、次巡下家の当たり牌を引いてテンパイ、上家もカンでテンパイと全員がソーズ待ちテンパイ。しかしトイメンが同巡に引いたこちらの当たり牌を止めてテンパイ外し。

 結果は下家がをツモ切って上家に満貫放銃。ここでアガれていれば決定打になっていただけに残念です。

image007_R

 しかし次局下家から満貫和了、トイメンが1300−2600ツモと続き下家はトビ寸前。勝ったと思ったところで上家からわずか3巡でリーチ(第1打にを切って北家がポン)。跳満以上をツモられなければツモか西家放銃でトップ終了。安牌がないので1巡多く凌げるように端牌のをトイツで落としたのですが…

image009_R

 結果は11600放銃で逆転。次局以降粘るも結局2着で終了でした。

 今振り返ってみると、ここではを切るべきでした。と切ってリーチなら、はリャンメン待ち以外には当たりにくいですが、はリャンメン以外にシャボや単騎に当たる可能性があります。

 より残していることからと何かのシャボの可能性が高くなるので、次巡は結局を切ることになりそうですが、5800止まりならトップを守り切れていました。この点数状況下なら、一発目は安牌水増しより、少しでも当たりにくい牌を切ることを優先すべきでした。

 麻雀を打っていれば回避できない不運な抽選を受けることは度々あります。しかし最善を尽くしていれば、不運な抽選を受けたうえで、それでも辛うじて凌ぎきれることもあります。好調の時も不調の時も、抽選や結果そのものにとらわれず、「よりよい選択は無かったか」を振り返るようにしたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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