卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第37回 あえてテンパイにとらない場面前回まで、さまざまな牌効率をご紹介してきました。 牌効率に沿って、早くテンパイしてリーチを打てば、ひとまず戦うことができ、初心者脱出といえるでしょう。 しかし、牌効率だけで勝てるかというと、そう甘くないのが難しいところです。 主な理由は、 1 速さだけ優先すると、打点が安い愚形テンパイになりがちで、アガリにくい。ア...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第36回 牌効率(その20)複雑な多面待ちを得意にしようインターネット麻雀とリアルな麻雀の間には、多くの違いがありますが、チンイツやホンイツの多面待ちもその一つです。 ネット麻雀は、ややこしい待ちでも、アガれるときは「ロン」や「ツモ」と表示してくれるので安心です。 が、リアル麻雀だと、頼れるのは自分だけ。チンイツやホンイツができるのは嬉しいはずなのに、「これは何待ちだ?間違...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第35回 牌効率(その19)アンカンはいつすべきか「カン」は、卓上を一気に緊張させます。 まず、カンをする人はアガリに近いことが多い。また、カンドラやその裏ドラ(カンウラ)が増え、高い手になりやすいためです。役なしでリーチ後にアンカンしたら、その4枚がドラになり、「リーチ・ツモ・ドラ4」でハネマンになるケースもあります。 カンは、牌効率だけの話とはいえないのですが、イ...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第34回 牌効率(その18)食いのばしてアガりやすく麻雀を覚えたてのとき、戸惑うルールの一つが、「食い替えの禁止」です。フリーの麻雀店や、仲間で対局するとき、ほとんどはこのルールが採用されています。Mリーグや、多くのインターネット麻雀でも、食い替えはできません。 食い替えは、完成したメンツがあるときに、そのうち1枚をチーかポンしてすぐに同じ牌を切ること(現物食い替え)、...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第33回 牌効率(その17)考え方がわかれるチートイツダブルリーチ(ダブリー)は、自分がかける時は「どうだ!」という気分ですが、かけられると、心臓によくないですよね。 9月23日にあったリーグ戦で、私の上家の選手がダブリーをかけました。 ダブリーは、良くない待ちのことも多いですが、2ハン役なので、警戒せざるを得ません。他の3人はオリつつ、上家がツモらない状態が続き、終盤を...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第32回 牌効率(その16)トイツの数をチェックしよう手作りで必ずいるのは、トイツ(同じ牌2枚の組み合わせ)です。 トイツといえば、Mリーグの解説でも知られる土田浩翔プロですね。 ツイッターのプロフィール欄は、「対子に着目した独特の戦法、土田システムを操り、『トイツマスター』、『トイツ王国の王子』などの異名をとる」とあり、文面からトイツへの愛があふれています。 マスター違...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第31回 牌効率(その15)打点アップを意識しよう高校野球の取材をしていたとき、強いチームには、ある共通点があるのに気付きました。 選手みんなが、「一つ先の塁を狙う」意識が強いのです。 例えば、打者がシングルヒットを打ちます。普通は一塁で止まりますが、相手の外野手がお手玉するなど、少しでも隙をみせれば果敢に二塁を狙います。ヒットを打って「やったー」と喜んでいるのではな...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第30回 牌効率(その14)待ちの強さを意識しようウェブメディアでよく読まれる記事として、「ランキングもの」があります。 「住みやすい街ランキング」や「働きやすい会社ランキング」という見出しがあると、ついクリックしてしまいますよね。 ただ、ランキングをうのみにするのは、少し危ない面もあります。 例えば、「A社はB社より働きやすい」というランキングがあったとして、A社の...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第29回 牌効率(その13)完全1シャンテンは完全か?「完全」という言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。 私はまず、野球の「完全試合」ですね。 相手を1人も塁に出さず勝つことで、ヒット、四死球、味方のエラーが1つも許されません。極めて達成が難しく、日本のプロ野球では過去に15回だけです。もっとも新しい達成は1994年5月18日、巨人の槙原寛己投手(対広島戦)で、27...
卓上でヨシ!麻雀暗記ノート卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第28回 牌効率(その12)1シャンテンのパターンをつかもうシャンテン数は、ふつう、小さい方が嬉しいですよね。3シャンテンよりはリャンシャンテン、リャンシャンテンよりはイーシャンテンの方がありがたい。 ですが、同じシャンテン数でも、形によってかなりの差があります。 ドラ ドラ どちらも3シャンテンですが、上はリャンメン2つで軽やか、打点も十分でよだれが出そうな手。下はペ...