2018年のMリーグ発足に対して「生きる楽しみが一つ増えた」と語るのは、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太さんだ。芸能界きっての麻雀愛好家である徳井さんは、人気芸人として様々な番組に出演しながら、麻雀の魅力を広く伝えている。自身のコラムでは感情の起伏が少ないと自身を評しているが、こと麻雀においては「生きていく力を育む不思議な魔力が秘められている」と熱く語る一面も。本記事では、そんな徳井さんの麻雀に対する想いの一端をのぞいてみたい。
目次
徳井健太の基本情報・プロフィールデータ
名前 | 徳井健太(とくいけんた) |
生年月日 | 1980年9月16日 |
職業 | お笑い芸人 |
出身地 | 北海道別海町 |
血液型 | A型 |
趣味・特技 | ボートレース、競輪、バレーボール、ギター、パチスロ、ラーメン食べ歩き |
公式SNS | |
主なタイトル・出場大会 | 麻雀最強戦2021「著名人異能決戦」優勝 |
経歴
2000年:吉村崇さんと「コブシトザンギ」を結成
2004年:コンビ名を現在の「平成ノブシコブシ」に
2008年:第1回「笑いの万博 即戦力王決定戦」優勝
ボートレースや競輪が趣味という徳井さんは、YouTubeで配信されているボートレースや競輪の番組にゲスト出演することも多い。各種競走データを念入りに分析しながらも、大穴を嗅ぎ分ける感覚に優れていて、時にはオカルト的な予想も取り入れるスタイルだ。ミッドナイト競輪を配信する番組に登場した際には、3連単で89.7倍という高額配当を見事的中させ、13万円以上の払い戻しを獲得する勝負強さも見せている。
徳井健太の活動
東京NSC(吉本総合芸能学院)で同期だった吉村崇さんとコンビを結成するまでに、2人ともコンビを組んでは解散ということを繰り返していた徳井さん。2000年にデビューした当時は「コブシトザンギ」というコンビ名だったが、その後「平成ノブシコブシ」と改名し、ルミネtheよしもとなどの舞台を中心に活動してきた。徐々に注目を集めるようになってきたところ、2006年・2007年のM-1グランプリで続けて準決勝に進出。2008年には「笑いの万博」の第1回即戦力王決定戦で優勝を果たした。その後、キングオブコントやTHE MANZAIでも活躍し、コンビとしての地位を固めることになる。現在ではTV番組へのゲスト出演が多く、別々に活動することも増えている。
徳井健太のおすすめ動画
自身のYouTubeチャンネル「徳井の考察」では、徳井さんが好きなことや尊敬する人、もっと評価されるべき物事について語っている。その中に麻雀について語る回があり、徳井さんは麻雀の魅力を「人間性が出るところ」と表現した。調子が悪い時にいかに振る舞えるかが大事と強調した徳井さんは、打っていて気持ちのよい芸人仲間のエピソードも紹介している。そして、配牌が悪くてもその後のツモ次第で変わる麻雀のように、人生もあきらめてはいけないと力説していた。
徳井健太と麻雀
「麻雀には生きていく力を育む不思議な魔力がある」と語る徳井さん。いまでこそ麻雀愛好家として知られる徳井さんだが、麻雀と出会ったのは20歳頃のことである。先輩芸人に誘われて、ルールもよく知らないまま始めたそう。当然簡単には勝てなかったが、次第に「次は勝ちたい」と思うようになり、いつしか芸人仲間と対局したり麻雀店へ武者修行に行ったりと、独学で勉強するようになった。気づくと舞台に立つだけでは出会えない人たちにも囲まれ、芸人仲間よりも麻雀仲間のほうが多くなっていたという。麻雀を通じて得た精神力や人脈は、徳井さんにとって大きな財産となっているのだ。
徳井健太の麻雀の実力-強さ-打ち方
高い基礎雀力を身につけた上で、運も味方にするのが徳井さんにとっての理想だ。担当する連載コラムでは「手牌が優れていたとしても勝てるかどうかは分からないのが麻雀」と、持論を述べている。データや牌効率を重視するのは前提として、それ以上の「何か」があると信じて疑わない。それゆえ、オカルト要素を含む主張が大好きで、故安藤満の「亜空間殺法」にも心酔している。
徳井健太の対局時の様子
麻雀最強戦2021 著名人異能決戦 2021/8.1
東場では發のみの1000点をアガっただけで、点棒のやり取りにはほぼ加わらなかった徳井さん。南1局はドラ1枚持ち、変則3面待ちのリーチで先制すると、加賀まりこさんからアガリを決めてトップ目に浮上。南2局は近藤くみこさんが500・1000のアガリでトップ目を奪い返す。すると南3局1本場では、徳井さんが自風の北を仕掛けてドラ1の2000点をアガって再逆転。そして迎えたオーラスは流局となった。大きなアガリこそなかったが、徳井さんが堅実な試合運びを見せて逃げ切り、見事にファイナルへの出場権を獲得したのであった。
僅差の大混戦!平成ノブシコブシ・徳井健太さんがファイナルに進出!/麻雀最強戦2021 男子プロ超技能バトル
SNSでの評価・評判
「麻雀好き芸人」としての認知度も高い徳井さん。SNS上では、徳井さんの打ち筋まで知っているファンからの声が多いことには驚かされる。
AbemaTVでやってる新春麻雀大会すごく白熱した試合ばかりでとても良かった!
— 白 @モンスト (@hakuseki14) January 3, 2020
特に最終局の水崎綾女さんと徳井健太さんのトップ争いが凄かったー!#AbemaTV #新春麻雀大会#水崎綾女#徳井健太
芸能人が出演する麻雀番組では常連となっている徳井さん。視聴者を楽しませる麻雀を見せてくれる。
https://twitter.com/chie____chie/status/1227202461980430337
徳井さんの麻雀仲間にはこんな大物芸能人も。しかも、地上波の番組で麻雀トークとは、時代の変化を感じさせる。
優勝予想は『徳井健太』さんで!
— BlueWhale?/acchi (@BlueWhale5050) February 18, 2021
他番組(特殊ルール麻雀)で徳井さんを見ましたが、藤崎智プロのような飄々とした打ち方をしつつ高打点をたたき出すのがカッコ良かったです!
清水アキラさんのプレッシャーに負けなければ優勝出来ると思います!!#われポン
高打点を狙う徳井さんの麻雀が好きだというファンの意見は根強く、優勝予想に挙げられることも多い。
徳井健太のニュース・こぼれ話
髪を染めたら散々な結果に
徳井さんは2020年の後半、頭髪の右半分がピンク色になっていた。一番不自然な状態に染めてみたいと考えた徳井さんは、当初はYouTuber・ヒカルさんのように半分を金髪にしていたそう。ところが、街中で「ヒカル」と声をかけられることが増えたため、少し赤色を入れてピンク色にしたそうだ。すると今度は「EXITのパクリだって言われるようになった」と語り、笑いを誘っていた。
実は料理好き
注目している後輩芸人について、その魅力を紹介する動画が多い徳井さんのYouTubeチャンネル。その中にあって、明らかに趣が異なるのが料理をする動画だ。動画の内容は「簡単!男の料理」といった様子になっている。今でも料理好きだと語っているが、小中学生のころから料理をしていて、当時の夢はなんと料理人だった。そんな徳井さんがどのような料理を作り上げるのか、ぜひ動画をご覧になっていただきたい。
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