プロ麻雀団体に所属する女流雀士で結成された、アイドルグループ「More」(現在は解散)の、元メンバーとしても知られている木崎ゆうプロ。アイドルグループの中にあっても、際立っているその美貌で、いまでも多くの麻雀ファンを魅了している。女流名人戦で優勝しタイトルを獲得するなど、大いに実力を発揮し、今後にも期待が高まる逸材である。パチンコ、パチスロなど多数のメディアに出演し、麻雀ファン以外も惹きつけ、多才な一面も持ち合わせている。本記事ではそんな木崎ゆうの素顔に迫ろう。
目次
木崎ゆうの基本情報・プロフィールデータ
名前 | 木崎 ゆう(きざき ゆう) |
生年月日 | 4月12日 |
職業 | プロ雀士 |
出身地 | 大阪 |
血液型 | O型 |
趣味・特技 | 競馬、競艇、スロット、料理 |
本人公式SNS | Twitter ブログ |
所属団体 | 最高位戦日本プロ麻雀協会 |
プロ入会年 | 2015年 |
主なタイトル | 第20期女流名人 |
溺愛しているという木崎の愛猫の名前は、リンシャンくんという。麻雀を知っている人なら、反応してしまう名だ。twitterで度々登場して愛くるしい表情を見せるリンシャン君は、木崎にとって欠かせない存在である。
経歴
2015年:最高位戦プロ麻雀協会プロテスト合格
2019年:第20期女流名人戦優勝
麻雀との出会い・きっかけ
木崎と麻雀の出会いは家族麻雀がきっかけだ。牌に触れる機会は小学生の頃からあったといい、木崎にとって麻雀は幼い頃から身近な存在であった。それから一時期麻雀から離れていた木崎であったが、麻雀店でアルバイトをし始めたのをきっかけに、本格的にのめり込むようになる。当時住んでいた大阪では3人麻雀が主流だったため、4人麻雀の符計算を覚えるのには苦労したという。そして2015年には最高位戦プロ麻雀協会プロテストを受験し合格。女流プロ雀士のみで結成されたアイドルグループ「more」のメンバーにもなった。
木崎ゆうの打ち方や雀風
木崎は守備型の麻雀スタイルで放銃を減らし、じっと我慢を重ねてチャンスが来る麻雀を打つことを基本としているようだ。特にプロになりたての頃は、守備意識の高さが如実に現れていたが、プロでの経験を積むことで徐々に麻雀のスタイルも変化していき、安全牌を囲うばかりではなく、攻める時は攻めるというメリハリのある戦法に変化していった。攻めに関しても打点を求めるよりは、どちらかというとスピードを重視することが多い。
木崎ゆうの対局時の様子
第20期女流名人戦2019
決勝戦のメンバーは木崎と元島明子プロの2人と日本麻雀プロ協会の多田ひかりプロと逢川恵夢プロの組み合わせとなった。決勝では2半荘の合計で勝負を行うルールで、1回戦のトップは木崎。木崎が優勢に進んでいると思われたが、逢川が立ちはだかる。親で迎えた南1局、2軒リーチに怯むことなくドラ暗刻の手をあがると、木崎を交わしてトップに立った。そして迎えたオーラスでトップに立っていたのは木崎、逢川との差は僅か800点。逢川の手も良かったが、先に仕掛けた木崎が制し見事初タイトルを獲得した。
木崎ゆうが初優勝 逢川恵夢とのオーラスあがり競争を制する/第20期女流名人戦
夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2020 大阪2組 第6節 2回戦
夕刊フジ杯、個人戦でも団体戦でも上位に位置している木崎プロの大事な6節の2回戦である。東2局で七対子のドラ単騎のリーチを迷わずかけると、これが成功し、ツモってリーチ・ツモ・七対子・ドラ2の3000・6000をアガり、リードをとった。その後は持ち前の守備力で放銃することなくオーラスを迎える。オーラスでも僅か4巡で平和を聴牌し、危なげなくアガり個人戦でもチーム戦でも大きなプラスとなる勝利を手にした。
夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2020 個人戦準決勝C卓1回戦
オーラスを迎えて、2着目の木崎だが2本場となり、1位との差は2100点という状況。4人とも良い手が入る中、木崎は役牌のを1鳴きして早仕掛けに出る。対するトップ目の浅見プロも、待ちのホンイツを門前で聴牌した。続いて木崎待ちで聴牌し、どちらかがアガった方がトップという状況になった。結果的には一瀬プロからがこぼれ出て木崎がトップ。またしても木崎のオーラスでの勝負強さが光った一戦である。
SNSでの評価・評判
木崎のtwitterはどちらかというと、現在はパチンコパチスロ系のツイートが多くなっており、フォロワーもパチンコ・パチスロのYouTubeチャンネル「BASHtv」のファンが多いが、雀荘の来店告知や大会の宣伝なども行っている。その他にも飼い猫のリンシャン君や食べ物をアップするなど、日常のツイートも多く見られる。
今日は木崎ゆうプロのお誕生日麻雀大会!
— 🐬まあちゃん🍖BIGBOSS🍛🐬 (@marchan1971) April 14, 2019
2
③(足立玲プロと同卓♪)
1
②(高橋樹里プロと同卓♪)
参加20名中7位でした!
最後の半荘、白ポッチツモれたのは気持ちよかった~(^_^)ノ
トップ捲り返されたけどσ(^_^; pic.twitter.com/fz1WQ1pZY2
ファンは木崎の誕生日会での麻雀を楽しんでいた。
アメブロを更新しました。 『1月24日 木崎ゆうプロ@西中島PEACE』 #麻雀 #木崎ゆうhttps://t.co/podI9REu8i
— マーシー (@exileonmainst19) January 25, 2018
ファンの中には木崎と一緒に打った麻雀の感想をブログに書いてアップしている人もいた。
20期の節目となった女流名人を獲得したのは
— AME・チキン (@AMEchicken) April 3, 2019
最高位戦日本プロ麻雀協会の木崎ゆう!
おめでとうございます!
【スリアロSPウィーク】第20期女流名人戦 / FRESH LIVEで放送中 https://t.co/6fk0p5etj6 pic.twitter.com/W9oGnXu8zG
初タイトル獲得時には、多くの祝福コメントが寄せられた。デビューから4年で、ようやく獲得できたタイトルに本人はもちろん、ファンの感動もひとしおであっただろう。
木崎ゆうのニュース・こぼれ話
BASHtvに出演中!
現在の木崎は、プロ雀士の他に、もう一つメインの仕事としてパチンコ・パチスロ動画に出演して活躍している。以前に、DMMぱちタウンエンジェルズというパチンコ店のコンパニオンガールをやっていた木崎は、グループ解散後にBASHtvに加入し、現在でも演者として、パチンコ店の来店イベントなどで活躍中だ。綺麗な顔立ちとは裏腹に、起伏の激しい荒い台が好きと公言している。
Twitterでファン獲得に励む
SNSなど情報発信も欠かさずに頑張っている木崎。その姿からは麻雀をもっと世間に広めたい、パチンコをもっと知って貰いたい、という思いが伝わってくる。Twitterでは、水着の写真をアップすると「フォロワーが増える」と聞くとすぐさま行動に移すなど、フォロワーの獲得にも積極的に活動している。