最高位戦日本プロ麻雀協会主催のオールカマー女流タイトル戦「第20期女流名人戦」の準決勝・決勝が4月3日に行われ、木崎ゆう(最高位戦日本プロ麻雀協会)が初優勝した。
三次本戦を151.2ポイントの3位で通過した木崎は、2着で決勝に進める条件で準決勝B卓を戦った。南3局時点では涼宮、小池と緊迫する2着争いとなったがドラ3のタンヤオのアガリを決めて決勝に足を進めた。
決勝に進出したのは多田ひかり(協会)元島明子(最高位戦)木崎ゆう(最高位戦)逢川恵夢(協会)の4名。
2半荘でのトータルスコアで争われる決勝1回戦は木崎がトップ目で迎えた南1局の親番でドラ暗刻の単騎待ちを二着目の元島からアガり更にリード。51300点のトップとなり、逢川が2着、元島が3着、多田が4着となった。
2回戦は多田がリードして場が進んだ、しかし東3局に木崎が先制リーチの元島から5200をアガり余裕のある2着目に。
しかし1回戦で2着だった逢川が南1局の親番で2軒リーチを受けながらもドラ暗刻の手を多田からアガりトップ目に。木崎をかわしてトップ目となった。
その後も木崎と逢川があがりオーラスを迎えた。オーラス時点のトータルポイントの差は800点差。現状は木崎が上だが逢川もアガれば優勝というオーラスになった。
逢川も充分系のイーシャンテンとなったが先に仕掛けて木崎が聴牌。親の多田がそのアガリ牌を掴み木崎が最終局アガリを決めて優勝となった。
優勝した木崎は「良かったです。最後のアガりは本当に嬉しかったです。オーラスは配牌みて厳しいかなと思いましたが三色に向かって冷静に仕掛けることができました。」と喜びを語った。
決勝結果
歴代女流名人
第1期 杉本 勝子
第2期 天路 圭子
第3期 梅崎 左池子
第4期 加藤木 英子
第5期 清水 奈津子
第6期 川原 玲子
第7期 清水 奈津子(2)
第8期 竹内 成子
第9期 小谷 ナナ
第10期 土井 裕美子
第11期 近藤 加那子
第12期 奥村 知美
第13期 横井 里美
第14期 北島 朋子
第15期 眞崎 雪菜
第16期 小池 美穂
第17期 真希 夏生
第18期 相楽 美佳
第19期 中月 裕子
第20期 木崎 ゆう
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