特撮作品から大河ドラマ、そして舞台と幅広いフィールドで活躍する女優、それが及川奈央さんだ。人気麻雀漫画を実写化した『むこうぶち』シリーズには第1作から出演しており、麻雀ファンにとってもおなじみの及川さんだが、実生活でも麻雀は欠かせない存在となっているようだ。そんな及川さんは幼い頃から牌を握り、現在では芸能界屈指の雀豪として数々の対局番組を盛り上げている。本記事では、そんな及川さんと麻雀との結び付きについて深掘りしていきたい。
目次
及川奈央さんの基本情報・プロフィールデータ
名前 |
及川奈央(おいかわ・なお) |
生年月日 |
1981年4月21日 |
職業 |
女優、タレント |
出身地 |
広島県 |
血液型 |
A型 |
趣味 |
映画鑑賞、ゲーム、旅行、登山、麻雀、野球観戦、YouTube |
本人公式SNS |
|
主な出場大会 |
麻雀最強戦 |
経歴
2008年:『炎神戦隊ゴーオンジャー』にレギュラー出演
2010年:NHK大河ドラマ『龍馬伝』に出演
2011年:演劇ユニット「類類〜Lui Lui〜」を結成
2020年:YouTubeチャンネルを開設
及川さんのプロフィールには数多くの趣味がずらりと並んでいる。というのも、及川さんは「広く浅く」の趣味が多く、やりたいことは多いが長くは続かないのだとか。その中でも特に長く続いているのが麻雀なのだという。麻雀に関してはもはや生活の一部となっているようで、スマホアプリの『セガNET麻雀MJ』は実力を磨き続けるための相棒となっている。
及川奈央さんの活動
2007年ごろからテレビドラマやVシネマでの活動が増えてきた及川さんにとって、一つの転機となったのが2008年から2009年にテレビ朝日系で放送されたスーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』への出演だった。害水大臣ケガレシアという敵役をコミカルに演じたことで、幅広い世代への認知が広がるきっかけとなる。また、映画『仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010』など、特撮作品への出演も相次ぎ、その後は舞台女優としての活動にも力を入れている。
一方、麻雀ファンにとって及川さんは『むこうぶち』に登場するホステス・詩織としておなじみだ。麻雀が好きなあまり、危険な勝負の世界に足を踏み入れてしまう役どころを、絶妙なタッチで演じており、10年以上にわたって続く本シリーズにおいて欠かせない存在となっている。
及川奈央さんと麻雀
家族麻雀を楽しむ風習があったことから、小学校に入る以前から牌を握っていたという及川さん。ファミコンの麻雀ゲームにも熱中するなど、麻雀が身近に存在した環境が『むこうぶち』における演技をより素晴らしいものにしたことは間違いない。
腕自慢の芸能人たちによる麻雀対局番組が増えていくにつれ、及川さんが登場する回数も増加。近年では「芸能界屈指の雀豪」というポジションを確立したといってもよいだろう。
及川奈央さんの麻雀の実力-強さ-打ち方
そんな及川さんの気になる雀力はいかほどだろうか。『むこうぶち』の共演者で、芸能人の闘牌を数えきれないほど見てきたガタルカナル・タカさんは「奈央ちゃんはいろんな対局番組にも出てるし、トップクラスの腕前を持っている」と太鼓判を押す。
対局番組への出場回数が及川さんの雀力の高さを証明しているが、以前は感覚に頼った麻雀を打っていたそうだ。そんな及川さんの成長に一役買ったのが、現在MリーグのTEAM RAIDEN/雷電にて活躍する萩原聖人さんだ。一打一打、きちんと意義を持って選択することの大切さについてたたき込まれ、及川さんの麻雀の幅は一気に広がったのである。
及川奈央さんのおすすめ動画
「昭和の怪物」を討ち取る
「麻雀最強戦2012」に出場した及川さんが、苦境から鮮やかなアガリを決めたのがこちらの動画。南2局1本場でラス目の及川さんは、解説が「ちょっと苦しい」と漏らすほどの厳しい配牌となった。道中では落とした直後のペンチャンをツモるなどさらに苦しい展開だったが、ここから見事な手順でリーチ者に追いついた及川さん。先制していた「昭和の怪物」こと白川道さんに対して追っかけリーチを決行した。この強気の攻めの結果、及川さんは見事に白川さんからアガリ牌を討ち取ったのだった。
「17歩」にチャレンジ
YouTubeチャンネルの撮影場所ともなっている事務所に全自動麻雀卓を導入した及川さん。そこで2人用変則麻雀「17歩」に挑戦してみたのが、こちらの動画である。17歩とは、漫画『賭博堕天録カイジ』に登場するゲームで、「地雷ゲーム」とも呼ばれている。及川さんの対戦相手となったのがグラビアアイドルでプロ雀士の篠原冴美さん。楽しい雰囲気のなかにも、1対1の緊迫感が漂う勝負の行方はいかに。気になる結果はぜひ動画本編にて確かめていただきたい。
SNSでの評価・評判
SNS上でも麻雀強者のイメージが定着している及川さん。卓を囲むことができた幸運なファンたちは「実物の及川さんは美しすぎて直視できなかった」といったツイートも残している。
令和最初の麻雀会、ボロ勝ちしてウッキウキのワイ彡(^)(^)
— HiROKAZU (@Hirokazu_0710) May 5, 2019
やはり及川奈央が言ってた通り、麻雀とはその時その時の自分自身が映し出されるものなんだよなあ。 pic.twitter.com/cA2gly2upL
「麻雀とは、その時その時の自分自身が映し出されるもの。」。そう丁寧に記した言葉には及川さんの人柄がにじみ出ている。
本物の及川奈央様美人すぎて麻雀とかもうどうでもいいわ
— たいぼ〜 (@nanawari_megane) January 13, 2019
その美貌から同卓した際に麻雀どころではなくなる、といった声も。心のこもった対応もファンを喜ばせているようだ。
https://twitter.com/fujitaenamel/status/1100762999847940099
芸能界の女流雀士の先輩として、後輩タレントたちからもリスペクトされている。
及川奈央さんのニュース・こぼれ話
麻雀の先生はファミコンの裏技
幼いころはファミコンの麻雀ゲームに興じていたという及川さんだが、それは『4人打ち麻雀』というソフトだった。ファミコンソフトの中でも大人向けのゲームとして、『4人打ち麻雀』は隠れた人気ソフトだった。コントローラーのセレクトボタンを押すと相手の手牌が見える裏技があったことから、及川さんはこの機能を使って手牌を確認した上で「これは切ってはいけない」という風に麻雀を覚えていったそうだ。
レトロ自販機シリーズが人気
及川さんのYouTubeチャンネルで人気となっているのが「レトロ自販機シリーズ」だ。昔懐かしいタイプの自販機がずらりと並んでいるドライブインなどを訪ねた及川さんが、時間を忘れて「食べて飲んで遊ぶ」姿が好評を集めている。瓶ジュースを備え付けの栓抜きで開けたり、熱々のハンバーガーや麺類が出てきたりと、見る人によっては懐かしさ満載の動画となっている。