グラビアアイドルであり女流雀士でもある篠原冴美は、その美しさでひときわ目を引く存在である一方、麻雀での成長も著しい。「RTD Girls Tournament2021~新世代バトル~」では、予選を堂々の首位で通過して決勝戦まで駒を進めた。そんな彼女だが、麻雀をはじめたきっかけや、気になる私生活を調べると、愛くるしい外見に隠された高いプロ意識が見えてきた。多方面にわたる才能、様々なギャップを見せてくれる篠原冴美。好きにならずにはいられない選手である。そんな篠原の素顔に迫ろう。
目次
篠原冴美の基本情報・プロフィールデータ
名前 | 篠原 冴美(しのはら さえみ) |
生年月日 | 1992年8月29日 |
職業 | 麻雀プロ、グラビアアイドル |
出身地 | 京都府 |
血液型 | B型 |
趣味・特技 | 麻雀、ギター、ゲーム、漫画、料理、占い |
本人公式SNS | Twitter YouTube |
所属団体 | 日本プロ麻雀協会 |
プロ入会年 | 2017年 |
プロ雀士でありながら現役グラビアアイドルでもあるという異色の存在感で人気を集めている篠原。2010年ミスヤングチャンピオンの初代グランプリに輝き、表舞台へ。翌年からはアイドルグループ初代・恵比寿マスカッツとして活動し、グラビアでは「週刊SPA!」グラビアン魂2018審査員特別賞受賞。テレビ、ラジオ、舞台、コマーシャルなどに多岐にわたって活動を行っている。
経歴
1992年:京都府に生まれる
2011年:恵比寿マスカッツ7期生に選出
2017年:日本プロ麻雀協会に入会
2018年:「週刊SPA!」グラビアン魂2018審査員特別賞受賞
麻雀との出会い・きっかけ
篠原が麻雀をはじめるきっかけとなったのは家族の影響である。京都の実家には全自動卓があるものの、家族の中で麻雀ができないのは篠原だけだった。母の「麻雀を覚えて欲しい」の言葉に応えて実際にやってみたところ、どハマりしてしまう。これを機に麻雀の面白さに気づき、一日中麻雀に打ち込む日々を送ることに。恵比寿マスカッツの司会、おぎやはぎの矢作兼さんの後押し、また母の勧めもあり、プロの道を目指すようになった。篠原によれば、母の麻雀の教え方には特徴があり、基本の部分を飛ばしていきなり役から教えたという。彼女がプロになれたのは、母親のユニークな指導のおかげかもしれない。(記述参考:週刊実話web)
篠原冴美の打ち方や雀風
篠原は、場の空気を読みながら攻撃的な回し打ちをするのが特徴的だ。冷静な分析力と他の選手との駆け引きで、時に当たり牌を抑え込みながら、積極的に勝負をしかけていく彼女の麻雀は、多くのファンを魅了している。リーチをかけるタイミングをしっかりと計算し、聴牌したらすぐにリーチをかけるのではなく、対戦相手の様子を見て勝負を仕掛けている場面が多い。自分の立ち位置など状況を整理しながら果敢に打つ姿勢は、対戦相手にとって大きな脅威となるだろう。
篠原冴美の対局時の様子
RTD Girls Tournament2021~新世代バトル~ 予選第2試合 2021/7.29
東1局の序盤から、伊達朱里紗がと仕掛けて、場に緊張感が走る。篠原は自風のの対子を落として安全に打ちつつも、うまくいけばタンピンという作戦にチェンジ。他家がを抱えてにらみ合うなか、手を進めた篠原がタンヤオのみでかわした。南1局2本場では、親から4面待ちのリーチが入る。そこへ、赤を2枚持つ篠原にアタマがない形でのテンパイ。親の現物を切って広く構えてもよい場面だが、篠原は苦しそうな表情を浮かべながら無筋のを切り、単騎待ちに。そして2巡後にを引いて「ツモ・赤3」。これを皮切りに3連荘した篠原が、インパクト十分のトップを飾った。
RTD Girls Tournament2021~新世代バトル~ 準決勝第6試合 2021/8.19
決勝進出をかけた大一番、トータル5位で前に出るしかない篠原が強さを発揮した。起家の東1局は、ホンイツ狙いの副露が飛び交う中でリーチにこぎ着けた。トータル2位の中田花奈が一転ピンチとなり、粘ったが海底で12,000点の放銃となった。東2局は伊達朱里紗に満貫を放銃するが、続く東4局で伊達から満貫を取り返し、これが事実上の決定打となった。その後は決勝へのボーダー争いを、一段高い所から見ながら冷静に打って、逃げ切りを決めた。
麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 2018 予選第2節Aブロック1卓
トップの高橋と100点差まで詰め寄ったオーラスで、篠原の勝利への粘り強い姿勢が見られた。トップ争いのオーラスで、吉田からリーチがかかる。
危機的な状況でも、篠原は勝利への姿勢を崩さない。同時に高橋も聴牌するという状態になったが、それでも最後まで諦めない篠原は、2000点のアガリを決めて逆転トップになった。経験を重ねていく度に凛とした姿勢に変化していく彼女の成長を見ることができ、応援しているファンとしても嬉しかっただろう。
SNSでの評価・評判
篠原はTwitterやInstagram、YouTubeなどで、麻雀をはじめとした自身の情報発信を行っている。多くのファンにとって、彼女と繋がることができるSNSは、癒しのひと時だ。
麻雀はしたいですが、ポーカーはやってみたい?役は知っていてストレートとフラッシュはどっちが強いとクイズに出すとストレートと答える人が多い?どんな流れでゲームが進むのか知りたいです‼️
— しょうせい (@SUQlcalp88xWH2q) June 18, 2021
篠原はTwitterでも、麻雀好きのファンの反応や質問に対して、優しくコメントを返している。麻雀の実力だけではなく、ファンサービスが旺盛なところも、彼女の大きな魅力である。
今日はラブスマゲストに来てくださった方ありがとうございました?ˎˊ˗
— 篠原冴美?saemi shinohara? (@shinoharasaemi) June 11, 2021
沢山来てもらえてうれしかった❤︎
次は7月9日(金)です
時間はまた追って告知します?
いつも楽しい時間をありがとう?
今日も笑いすぎたな笑
笑う麻雀ってなんやねん!って方
ぜひ確認しにきてくだい?❤️?笑
?今日1のあがり pic.twitter.com/CgH0yoxAYX
プロ雀士として麻雀店にゲスト来店した際には、告知だけでなく、来てくれたファンの方々にSNSで感謝を伝えている。一緒にいたファンと沢山笑い楽しいひと時を過ごせたようだが、このような礼儀正しさや誠実さも、彼女の魅力の一つだ。
先日中野ラブリースマイルさんでオーナーに麻雀勉強会してもらいました?
— 篠原冴美?saemi shinohara? (@shinoharasaemi) June 10, 2021
オーナーが料理がめちゃくちゃ上手で
麻雀めちゃくちゃ強いで
有名なのですが、
色々ととても勉強になりました??❤️?
ラブスマ勉強会みなさまもぜひ❤︎
ちなみに明日はラブスマで
14時〜20時までゲストです!
待ってるよ〜✨ pic.twitter.com/J2OSislTZL
もちろん、プロ雀士としての学びも欠かさない。麻雀の腕を磨き上げるため、向上心を持って日々勉強する姿に心打たれる。麻雀だけでなく、グラビアのために体型を維持したり、料理が上手なのも、常に高いプロ意識を持って努力している結果だろう。
篠原冴美のニュース・こぼれ話
写真展を開催!Rimix版「さみぃーたいむ」も好評発売中
【ご報告】
— 篠原冴美?saemi shinohara? (@shinoharasaemi) June 15, 2021
この度、応援してくださる
みなさまのおかげで
7月14日(水)〜18日(日)まで
渋谷ギャラリー・ルデコにて
写真展を開催することになりました❤︎
予約不要で入場料無料です。
私も毎日在廊する予定です。
お気軽に話しかけてくださいˎˊ˗
ぜひ1人でも多くの方に
来て頂けたら嬉しいです? pic.twitter.com/6QCQfKjqVZ
2021年7月14日から18日まで、東京・渋谷のギャラリーで「篠原冴美×福島裕二写真展」が開かれた。写真集の制作のために行ったクラウドファンディングで集まった資金によって、写真展の開催にもこぎ着けたのである。約10年間に及ぶグラビアアイドル活動の集大成ともいえる展示には、多くの女流プロのほか恵比寿マスカッツのメンバーらも駆けつけ、写真家の福島氏が切り取った篠原の魅力に浸った。2017年に発売した写真集「さみぃーたいむ」のRimix版も販売中なので、ファンはぜひチェックしてみよう。
料理上手!?
篠原は「さみぃーるーむ。」というブログを定期的に更新している。最近の彼女の投稿を見ると美味しそうな料理の写真が目を引く。食べることが好きなようなだが、料理の腕前もかなりのものに見える。ある日の投稿を見ると、朝はバナナジュース、昼は夏野菜のペペロンチーノ、夜は豚丼と複数の小鉢が並んでいた。いずれも篠原のお手製だ。単に料理を楽しむだけではなく、グラビアのために体型を意識した健康的な食事を心掛けており、多方面においてプロ意識の高さが感じられる。