これまで色々な食材のデカ盛り、大食いチャレンジをやってきましたが、未だに経験していなかったのが「激辛」大食い。今回「激辛」の大食いチャレンジをやっているお店があると聞いてやってきたのは佐世保の「ブラック」。喫茶店にもかかわらず24時間営業という他に類を見ないお店です。
「佐世保で一番辛いカレー」。大食いチャレンジをやっていることも店頭で紹介されています。このチャレンジは何と40年も前からやっているそうですが、つい最近まで存在を知りませんでした。
チャレンジのルール。男性は5杯、女性は4杯を20分以内完食で無料。口の中を全部空にすること。席を立ったらダメ。この辺はよくあるルールですが、チャレンジ中に水は飲めない。「辛い」と言ったら失格。これはきっついですね(笑)
こちらのカレーは中辛と激辛の2通りのみで、中辛で一般の辛口と同等、激辛はその14〜15倍の辛さだそうです。お店には成功者の写真が飾られていますが、40年のチャレンジで成功者は87名。参加者がどの程度いるかは分かりませんが、少なくとも容易ではなさそうです。
ちなみに私個人は、カレーに全く辛さを求めない程度の甘口派…大丈夫かどうかはやってみないと分かりませんが、前情報によると辛いものに慣れている人はそれほどでもないそうなので、気合いで乗り切ることにしましょう(笑)
こちらはカレーのお店であると同時に手作りケーキのお店でもあります。本日のケーキはレモンシュガーケーキ。カレーを食べ終えたらいただくことにしましょうかね(笑)
激辛カレー登場。手前には2杯目が既にスタンバイしていきます。思っていたよりはお皿が大きく1杯の量が多い。最初の1杯目のみサラダと福神漬け付き。サラダと福神漬けを後に回して箸休めとして食べたいものですが、1杯目はサラダまで食べるとルールにあるのでそれは許されなさそう。これまた厳しいルールです。
チャレンジ開始。イカスミ入りの真っ黒なカレーは辛さの中にもコクと旨味があってなかなか美味。1杯目は軽く1分ほどで食べ終えましたが、もっとルーを綺麗に食べ切らないといけないと言われてお皿を戻されました。手厳しい(笑) 2杯目までは3分ほどで難なく完食。この時点では楽勝と思っていたのですが…
3杯目に入った途端、辛さが痛みになって体を襲い始め急にペースダウン。時間内に完食すればいいのでここからは少しずつ食べ進めていくことにしますが、カレーが思うように喉を通りません。ここにきてカレー以外のものを口にすることができないルールが響いてきました。3杯目は1杯5分ペースで8分経過。これから同じものを2杯食べないといけないことを思うと、正直ここでわざと「辛い」と言って失格になることも考えました(笑)
4杯目を完食した時点で残り7分。最後の1杯はカレーをライスと混ぜずにそのまま食べて、最後は辛くない白ご飯でラストスパートをかける方針でいきますが、ここまで来ると辛さ関係無く満腹中枢が働いてご飯を飲み込むのに時間がかかります。スパイス系の激辛メニューを食べるときに水を飲むと辛さが口に広がって却って逆効果になるので、「水無し」は特別問題にならないと思っていましたが、ここに来てそれが効いてきました。残り1分。水で流し込めば瞬時に無くなる量ですが、ここから自力で口の中を空っぽにしなければなりません。
間に合わないかもと思っていたところにお店から成功の合図が出ました。タイムは19分37秒。口の中をきっちり確認されていたらアウトだったかもしれません。激辛カレーチャレンジノートを渡されたのでコメントを残します。正直言って今までのチャレンジメニューの中で一番キツかったです。
お店の方いわくご飯は1杯250g。ルーとサラダ込みで総重量2kgほどでしょうか。これまでの最速タイムは6分11秒。辛くないカレー2kgなら私も同じくらいのタイムで食べられるので、私がいかに辛さに弱いかが分かりました(笑)
そんなわけで予定通り手作りケーキにありつくことができました。お店の方はまさかケーキまで食べるとは思ってなかったそうですが、甘い物は別腹です(笑)
お店からアイスコーヒーをサービスしてもらいました。先ほどのケーキとの相性が抜群にいいですね。手作りケーキの種類は日によって変わるみたいなので、今度機会があれば別のケーキも食べてみたいものです。激辛カレーは流石にもういいですね(笑) ご馳走様でした。
【店舗情報】
ブラック
▼住所
長崎県佐世保市下京町3-4
▼営業時間
24時間
▼定休日
不定休(日曜営業)
▼食べログ
https://tabelog.com/nagasaki/A4202/A420201/42000077/
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