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第77回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第77回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

三麻王座の間で打てるプレイヤー数も少しずつ増えていますが(日本14人、中国14人)、現状ほぼセット卓。牌譜を研究して人読みを意識する必要があることも今後出てくるかもしれませんが、私はその手の立ち回りが不得手なので、あくまで手牌と局面に従って何を切るか判断するかを優先するように心掛けています。

雀魂牌譜

東1局

ピンズが全てアガリ牌か手変わり牌の形につきダマテン。他家の手牌進行はあまり早そうではないので、を3枚抜かれているとはいえ手変わりが少ないならのみ手でも即リーチ打ちそうでした。

をポンされてドラをツモったところでリーチに切り替え。西家が役牌ドラ3の満貫止まりで、まだテンパイしてないことも多そうとなれば、放銃リスク回避より役無しのままアガリ牌が切られるのを阻止した方がよいとみましたが正直自信がありません。

南2局

西家に放銃の可能性が一応あるので打リーチも考えましたが、それよりをカンできる方がよいとみて打リーチとしたら南家が追っかけ。早速をツモってきたので手拍子でカンしてしまったのですが、はリーチに大体通りそうな牌。こちらはカンして打点を上げるメリットは薄く、を勝負してきた南家よりは待ちが悪い可能性が高い。南家の打点を上げて放銃するとラス落ちも見えてくるので、これはツモ切りでした。

ミスの理由はまさに、「テンパイ打牌の時点でアンカンの権利を残すかどうか」を考えていたため。これが別の牌を切ってリーチであれば、4枚目のをツモってきた時点でアンカンするかどうかを判断し、冷静にツモ切りを選べていたように思います。

カンドラとカン裏を3枚も乗せて満貫が倍満になってしまい…

南3局

トップ目に任せて降りておけばよかったものを、慌ててを切ってしまいラス落ち。先程の放銃が満貫止まりなら、差し込みのつもりで切って2着で終われていました。mj4の四麻のデータになりますが、成績上位層のリーチ後アンカン実施率は98%超。それくらい大半のケースではカンするものですが、あくまで現状の局面でどちらが良いかで判断することを心掛けたいものです。

雀魂-じゃんたま-情報

2019年4月25日にサービスが開始された無料で楽しめるオンライン麻雀サービスです

雀魂サービス開始記事

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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