三麻王座の間は卓が立つ時間が限られているので四麻も並行して進めています。現在レビュー中の『山越本』で、「参加率(リーチ率+フーロ率)」を高めろという話が出て来ますが、私も10年以上前に実践していて、当時はリーチ率20%超、フーロ率は40%超でした。では最近の参加率はと言うと…
「うわっ…私の参加率、低すぎ…?」 まさかのフーロ率30%割れ。これには理由があって、海外勢はとにかくよく鳴いて参加率がかなり高め。フーロ率が高いということは精度の低い鳴きも多いということですが、自分の手がアガリから遠いなら、いくら相手の精度が低いといっても、たまたま大物手が入っている可能性を否定できない以上鳴かずに降り気味に打つことになります。逆にアガリに近いなら、精度の低い仕掛けに速度を合わせずともメンゼンでテンパイできるとみてやはり鳴かずに手を進めることが増えます。
こうしてフーロ率がどんどん減っていったのですが、周りの日本勢を見るとそうでもないので、私が意識し過ぎているのか、たまたまそういう展開が続いているだけかもしれません。参加率が低い麻雀の方がむしろ勝ちやすいとなったらそれはそれで面白いので、色々と試行錯誤してみようと思います。
▼雀魂牌譜
東1局
以外の雀頭候補がないというのもありますが、それよりはリーチツモ三色やリーチツモ役牌ドラの満貫手を見据えたというのがスルーの理由として大きいです。この手牌なら以前もスルーしていると思いますが、同卓者の参加率が高いということは自分が参加しなかった結果高い手を成就される可能性も減っているので、その分高打点のアガリを狙ってアガリ逃しをしても損失が少ないと言えます。
東3局
ツモでドラが浮きますが受け入れロスが無く、ソーズ変化で更に手広くなるので打。何切るでたまに見られる形ですが、実際にここから真ん中のリャンメンを外すのは初めてかもしれません。
…ここまで盛大に裏目を引き続けたのも初めてですね笑
南1局
リーチが入った時は他家の仕掛けにも注意…ですが、今回は下家に放銃した方が上家にアガられるよりマシなのでを切るべきでした。
南2局
ヤオチュウ牌は重なればチャンタ(純チャン)の5ブロックが揃うので打。
まさかの三色逃し。リャンメン変化でチャンタが消える場合もあるので、5ブロック揃っていなければ狙わないことも多いのですが、今回は字牌が重なればホンイツもあり、はドラそばだったので残せませんでした。
南3局
チートイツ2シャンテン、メンツ手3シャンテンとはいえ、東1局でこの手牌が入るようなら字牌を切り飛ばしていくのですが、ラス前トップ目で放銃すれば3900でもラス落ち。を抜きました。リーチ者以外の他家が押してくることが多いので、遠い仕掛けが間に合う可能性が低く、降りていても横移動で済みやすいというのもあります。これも参加率が下がる理由ですね。
南4局
ダマのままツモっても700−1300で西入せずトップ。三色は不要なのでツモでも良形テンパイになる打。
この手の選択はずっとダマにし続けるくらいなら、良形にこだわらずそこそこの待ちでリーチした方がよいものですがそのさじ加減も難しいところ。押してくる他家からの出アガリやすさは大差ないとみて、残り2枚の単騎より3枚のカンでリーチしましたが、一発目にで対門に放銃。西入して何とかラスは免れましたが、どちらが勝ちやすいかはともかく、やっぱり参加率の高い麻雀を打ちたいと思う今日この頃です。
雀魂-じゃんたま-情報
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