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第163回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第163回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ           

三麻は一時期雀聖☆3の折り返し地点を超え魂天が見えていましたが、ミスから連続ラスを引き停滞中。まだ射程圏ではありますが四象戦も控えているので、今月中は三麻、来月からは四麻に切り替える方針で進める予定です。

雀魂牌譜

東1局

 

配牌にが2枚あったので1枚抜くとツモ。これでチートイツ、国士ともに4シャンテンになったので2枚目のは抜かずに打

を早々にポンされたので国士は諦めて2枚目の抜き。ドラ切りからミンカンと上家がテンパイ傾向につき、暗刻が2つ完成して四暗刻も見えるようになったとはいえほぼ降り気味。12000の横移動で済みました。

東3局

ツモならテンパイ取らずから九蓮宝燈まで考えていましたが、上家がドラ切りから切り。下家ドラそば切りから切り。テンパイに近そうなうえにが当たりになりやすそうです。受け入れ2枚差ならとを切りましたが生牌のもさほど安牌になりやすくはないのでツモ切りがよかったように思います。それこそ上家リーチにが切りづらいなら回し打ちからチンイツを狙うこともできるのですからなおさらです。

1人リーチなら追っかけるつもりでしたが2人になったので撤退。

降りてなければで放銃。やはり三麻の生牌字牌(マンズ)は安牌要因にはなりづらいですね。

南1局1本場

!?!?!?…うっかり流局ボタンを押さないようにしましょう(笑)

配牌国士1シャンテンがテンパイしない。そんなこともあります。振らなかっただけついていたと思いましょう。

南1局2本場

アガっても西家を飛ばして2確。とはいえ西家にラス親が残っている以上降りていればラス回避安泰とまではいかないので打ダマ。途中で無筋を引いて降りてしまいましたが、よく見るとリーチしてツモって裏が乗れば6000−12000で上家を捲くってトップ終了。下家の立場としても大して手変わりが無い手は安手だろうとリーチせざるを得ないので、放銃したところで最終的にラスまで落ちる可能性は低い。三倍満に届く可能性をすっかり失念していました。

南2局3本場

下家に放銃だけは避けたいですが、可能なら親を回す前に飛ばしておきたいところ。上家の切り出しから周辺は持っていない可能性が高く、アガリやすいリャンメンへの変化は残しておきたいとをツモ切りましたが、この点差なら自分がアガらなくてもラスになる可能性は低く、役無しリーチを打てば下家に放銃するリスクが生まれます。それならいっそ打としてチートイツになればダマでテンパイ取り。暗刻が完成するようならツモり四暗刻の逆転トップまで見た方がよかったですね。

下家が追っかけリーチを打ってこないならとをカンしましたが、4000オールならトップの可能性を残しつつ連荘できるのに対して、ドラが乗って6000オールや8000オールになれば下家を飛ばして2着終了。下家のアガリを考慮せずとも実はカンしない方がよいケースでした。ドラをつかんで西家12000放銃。オーラスアガれたので事無きを得ましたが何かとミスが多い半荘でした。

ミスの理由が「三倍満チャンスに期待してダンラスに単騎で追っかけ」「ダンラスを飛ばさないように先制リーチでアンカンせず」と、滅多にやることのない選択なので意識が向かわなかった、あるいは意識していても実践できなかったため。「一般的に有り得る選択かどうか」ではなく、あくまで「今の局面において最善かどうか」で判断できるようにしたいものです。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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