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第171回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第171回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。

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久々に5日連続更新。麻雀のやる気は上昇していますが、明らかな打牌ミスも増えてしまっています。ミスを気にしなければいつまで経っても改善しませんが、気にし過ぎるのは麻雀のやる気を削いでしまうことになります。「ミスそのものは忘れるがミスの原因は覚えておく」スタンスで麻雀に臨みましょう。

雀魂牌譜

東2局2本場

対門の役がだとしたらリャンメン落としがやや不自然。他に考えられる役が123三色くらいで、テンパイしているとすれば自分で暗刻で持っているが本命。高め11600になったからとふらふらとを切って放銃。点数こそ1000ですが、アガリ目がほぼ無い相手にアガらせて自分のアガリを逃してしまったのですから重度のミスプレイ。「待ちがかなり絞れている」という条件がつけば、暗刻の牌はやはり安易に切らない方がいいものです。

南2局

先切りのつもりでを切って間に合わず。ここで間に合ってない可能性は低いですが、そもそも上家がマンズホンイツ傾向なのは序盤から判断できることなのでもっと早いタイミングで切ることを想定してしかるべきだったように思います。

南3局

「Suphxの衝撃」では暗刻がある手牌でもを先切りしていました。今回はを引いてもリャンメンテンパイになる受け入れが増えないのですからなおのこと打

唯一の裏目を引いた…からといってツモ切りは疑問手。今度こそツモの変化を見るべきでしょう。余談になりますが、このようなケースだと赤有りルールでの順で切っても待ちが有り得ますね。

トップとの点差とラス目のダブポンに屈してダマにしてしまいましたが、ほとんどの手牌でダブはポンするのですから今回のようにアガリに遠い手牌であることも十分あり得ます。そうでなくても先制リャンメンならいかにラスのマイナスが重いとしてもツモ裏のトップまでみてリーチに踏み切って然るべきでしょう。

東2のような加点逃しのミスで結果的にラスを引く最悪の展開を恐れて、安定策とも言えないレベルの日和った選択を取ってしまう。ラスのマイナスが重いルールでやってる人であれば、誰しも経験しているのではないでしょうか。どこまで行っても現在の局面における損得で判断したいものです。

南4局2本場

ここでもリーチすればツモか直撃で裏が乗ればトップなのですが、逆転条件を緩和する手変わりがそこそこあるのに加え、放銃からの着順落ちを恐れてダマ。上手く打っていれば、このアガリでトップで終えることが出来ていましたね。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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