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第202回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第202回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ             

本日メンテ後にクリスマス限定衣装が実装されましたが、今回は前回のクリスマス衣装も復刻で登場。昨年はまだキャラが居なかったから手に入れてなかったよという方も、推しキャラが居るけどまだ手に入れられてないという方もこの機会に購入しちゃいましょう!

今回は雀愉での三麻友人戦の牌譜検討をやってみました。牌譜検討依頼は随時お受けしていますが、依頼する前に、「自分で自分の牌譜を検討して、打牌に迷った局面とその理由を一度まとめてみる」ことをお勧めします。そうすることで、自分が知らなかったり気付いていなかったりした判断技術を効率良く習得できるようになります。

雀魂牌譜

東2局

ここで東家の現物を切ったのは丁寧です。ダマテン率は高くないとはいえ、自分のアガリが厳しいですからね。

しかしを切るとがもうないのでアガリ目がありません。同じ現物なら打はどうでしょう。これならを引いてアガリを目指せることもあります。

東2局2本場

ホンイツを狙うなら西家の現物を残してから切りますが、2枚と平和とドラがあるのでホンイツにしなくても高打点です。東家西家ともに1巡目から周辺の牌を切っているので待ちは強そうですね。打を推奨します。三麻は「アガリさえすれば高打点」になりやすいので、役にとらわれずアガリやすい形を残すのが重要になります。

南1局

既にが残っていないのでテンパイしてもアガリにくい待ちが残りやすい形。打とします。もしをツモってカンのテンパイを逃したとしても、が残るくっつき1シャンテンになります。

この後を大ミンカンしたのは悪くない判断です。ドラを切る程度には手が入ってそうな東家に跳満をツモられても勝負が終わってしまうので、東家が降りる可能性を上げた方が都合がよいと考えられます。

ピンズは3メンチャン形ですがは残り5枚。でもテンパイする打の方がテンパイする受け入れが多いです。

リャンメン待ちでテンパイする受け入れが多いのは打ですが、ツモはリーチしないと役無し。リーチするとダントツの南家からは出アガリが期待できず、西家からは出アガリしても飛ばして2着で終わってしまいます。

一方打ならツモでダマでも18000(二盃口ドラ3)テンパイ。これなら南家から直撃できるチャンスもあります。ですから今回はなおのこと切りがよいでしょう。

倍満以上が狙える手ですが、南家から直撃できない限りはトップを取るのが難しく、西家に放銃するとラス落ちのリスクが高まります。点数状況からかなり押しづらいのですね。も止めて打とします。

南2局

を残してをツモってもただのリャンメンですが、を残してをツモって打とするとピンズはツモでテンパイ。単純に手が進む受け入れ枚数より、より強い受け入れを残すことが重要になります。

2枚切れにつき打を安牌として残さずを残してツモ切り。これはよい判断ですね。3枚見えでも将来通りやすいというのもありますが、ツモで平和がついて打。この点数状況ならダマで直撃チャンスが残る変化をみたいです。

を残すと残った待ちが厳しいと判断されたのかもしれませんが、を引けばリャンメンができます。タンヤオがつく受け入れが多い打とします。テンパイする受け入れなら打が広いですが、アガれてもほぼ2着、高打点放銃を回避していればアガれずとも2着を維持しやすいので、ダマで役有りテンパイになる受け入れをなおのこと優先します。

南3局2本場

ホンイツでアガっても2着、ホンイツにせずともダブポンからアガれば2着。を切ります。

カンがよかったかなと思われていたようですが、切りならツモでチートイツ1シャンテンにも取れていました。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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