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第218回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第218回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ                         

来週から毎週日曜日に、「Sリーグ」に参加させていただくことになりました。魂天も天鳳位も参加するハイレベルなリーグ戦。果たして私は勝ち残る事ができるのでしょうか?

雀魂牌譜

東3局

Sリーグ2戦目。途中流局無しですが、有りだとしても国士狙いがよいでしょうか。順位点が△30-△10-▲10-▲30。現状満貫ツモでもトップに届きません。しかも「獲得pt上位4名がファイルシリーズに出場。ファイルシリーズでは、レギュラーシーズンでの獲得ptの半分を持ち越し。」という大会形式のため、大トップの価値が普段よりずっと高いんですね。

まだ山に残ってそうな1シャンテンだったのでリーチが入ってもある程度押すつもりでしたが巡目が深くなってきたところで撤退。対門も国士かと思いきやチャンタ狙いでした。

南1局

以外鳴かないつもりでしたが3枚目の。少し迷いましたが、メンツ変化で567、678三色もありメンゼンで進めるポテンシャルが高いとみてスルーを選択…ここだけの話、ドラ表示牌にが捲れているのをスルーしてから気付きました(笑)

スルーして絶好のを引いたところで上家からリーチ。もちろん現物待ちダマで押すのですが、のどちらを切るかは実戦で何度も出現するので正確に対応できるようにしておきたいもの。の出が早く1枚切れにつきはカンチャン、シャンポンで当たりにくく、は何でも当たる可能性があるので切り。

くっつき1シャンテンからを引いてシャンポン待ち。こういうこともありますが致し方ありません。

南2局

をチーしてドラを切っても8000(切上げ満貫有り)。を切って待ちは想定されにくく、ドラを切っているので安手に見える…と言いたいところですが、他家視点から見ればを切っている)の形が残っているのは実に不自然。辻褄が合うとすれば今回のような手牌に限られるので、見る人が見れば手牌構成がほぼ透けてしまうかもしれません。そこまでは読まれないとしても、ツモ番を1回飛ばすほどのメリットはないと判断してスルーを選択。

なら12000になりますが、待ちを読まれやすくするほどの利点はないとみてツモ切り。

対門からリーチが入り、が現物ないしスジになったところで、待ちに受けられる引き。危険牌勝負でこちらの聴牌は読まれやすく、読まれていないとしても共通安牌が増えるので出アガリが期待しづらい。そのうえで対門にを通す必要があるので、今回は打に分がありそうです。

無事ツモアガって前局の失点を取り戻しました。

南4局1本場

同点の場合に順位点を折半するルールは仕様の都合で導入できなかったため暫定トップ。西入無しなのでこの局が必ずラスト。そうなると下家に鳴かれるのはいいですがロンされてしまうのだけは避けたいところ。下家はチー打。ペンチャン落としの過程で確実に1手進んでいるので、単にペンチャンを落としたケースよりは聴牌率が高いです。

まだ待ち候補が絞りづらく、自分の手牌もアガリに近いのでここでドラを切りましたが、ここからどの程度下家に通ってない牌を切るのかは正直全く自信がありません。結果に極めて影響する以上本腰を入れて判断しないといけないのですが、どうしても楽な方向に流されてしまうのが私の悪い癖です。

幸運にも難しい事になる前に決着がついてトップで対局を終えることができました。1戦目は3位でしたが、素点が伸びなかったので現状12人中5位。何とか上位に食らいついていきましょう。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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