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第236回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第236回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ                               

四象戦の頂点を決める麒麟戦が4月17日に開催決定。優勝者には豪華景品が授与されます。これを機にオンライン麻雀のトッププレイヤーが、「麻雀で食える」時代が来て欲しいですね。私も来年は参加する側に回りたいものです。

雀魂にログインしてみると、何と四象戦優勝者から友人戦招待の通知。折角なので参加させていただくことにしました。

雀魂牌譜

東2局

上家の青いフレームは四象戦優勝者の証。使用できるのが1年限定と聞いて、何故永続でないのか当初は疑問に思っていましたが、毎年行われる「麒麟戦」参加資格者の証ということなんですね。

それはさておき配牌で1メンツも無くアガリに遠い形。このような時は役牌を重ねるメリットが大きい。を引いても1メンツできるので打とします。

1メンツ完成してまだメンツ候補が足りていない形。こうなれば役牌重なりにはこだわらずメンゼンリーチ本線で進めます。

配牌の時点では思いもよらなかった三暗刻になり9600和了。メンツが無い時は役牌重なり狙いでペンチャン、カンチャンを落とすことはそれなりにありますが、似ているようでも対子は基本的に残します。今回のようにツモが噛み合って刻子手や七対子になることもあるためです。

東3局

は片スジかつワンチャンスで押しましたが、聴牌でも安手悪形の場合はどこまで押せるかは特に意識しておきたいところ。今回はソーズ無スジは止めた方がよさそうです。跳満以上確定の五門張は完全に想定外ですが、微妙な手牌からは気持ち引き気味で打つつもりで進めることで結果的に高打点放銃を回避できることも増えると思います。

南2局

タンヤオとツモからの345三色があるので、マンズの場の高さ関係無くドラペンチャンを外すところ。

リャンメントイツが1つ、カンチャントイツが2つとだけみるとリャンメン固定がよさそうですが、今回はツモの良形確定+345三色受けがあるのでは残すところ。カンチャン部分が埋まって良形確定になるのは雀頭固定の打か打。ツモで打として三色受けを残しつつ手広くなる打とします。

運良く手順が噛み合って一発ツモの6000オール。

手牌だけなら打一択ですが、上家がソーズ一色手か七対子傾向でいずれにせよソーズを固められてそうなのと、低確率ながら567三色への変化もあったので迷いながら打。わざわざリャンメン受けを外すのは抵抗がありますが、形にこだわらない方がよいかもしれないと判断した場合は進んでそちらを選ぶようになりました。

を残していればリャンメン聴牌。正直やっぱり失敗だったかもと思ってしまったのですが、こうなれば打リーチ。

何と一発でツモ。打っている時はやっぱり正解だったと気を良くしたのですが、牌譜を確認してみると上家にを固められてはいたものの、それでも山に残っている枚数はの方が上。麻雀に正解はあれど、何をもって正解と判定するのかは難しいと改めて気付かされるのでありました。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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