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第253回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第253回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ                               

 次のメンテ明けに新衣装が実装されます。まだ着せ替え衣装を貰っていなかった小鳥遊さんのウェイトレス衣装。早速雀愉では「可愛い」「大好き」「貢ぎたい」などと大評判ですが、私は大三元オムライスの材料が気になって仕方がありません。チーズ[白]、バジル[発]、トマト[中]の組み合わせとかだと美味しそうですよね!

千織ちゃん(本日が誕生日です。おめでとう!)はクリスマス衣装、水着に続いて3着目の着せ替え衣装。安定の可愛さ。運営のお気に入りなのがうかがえます。

…ところで杏樹の着せ替え衣装はまだですかね? 初期キャラ以外で唯一シナリオを貰えているのである意味優遇されているとも言えますが。続報に期待しましょう。

雀魂牌譜

東1局

対門からリーチ。この時考えておきたいのは、[4]引きで聴牌に取るとして[2][5]どちらを切るか。リャンメン待ちに当たる組み合わせはどちらも同じなので、考慮するのはリャンメン以外に当たるケースです。一巡前に[3]を切っているので、[2]はカンチャンなら当たり得るけどシャンポンは無さそう。[5]はシャンポンなら当たりうるけどカンチャンは無さそうと読めます。カン[5][2]シャンポンはリャンメン待ちに取れたはずのものを取らなかったことになるからです。

自分で[5]を2枚持っているので組み合わせでもカン[2]の方がありそうですが、もう一つ着目するならリーチ宣言牌が([⑧]を切っている)[⑥]であること。ドラ[⑤]で無ければ[⑤][⑥][⑥]から切ったケースが本線になりますが、[⑤][⑥][⑥][3][3][4][牌背][牌背]ならドラを使うために[⑥]が先に切られるはずなので、それよりは[⑤][⑤][⑥]と持っていたケースが妥当です。

[⑤][⑤][⑥][1][3][3][牌背][牌背] ソーズを切るなら3トイツよりカンチャンを残すのが広いので打[3]が妥当。

[⑤][⑤][⑥][3][赤5][5][牌背][牌背] ソーズを切るなら同様の理由で打[5]が妥当。そもそもドラ2以上が確定しているので打[⑤]としそう。

よってカン[2]待ちの可能性の方が高いと考えられます。

本当にカン[2]待ちでした。止めても何も出ないのは麻雀だから仕方ありません。

東3局

平和の雀頭が無い形なので[白]切り。

手変わりよりは[②][⑤]ツモで字牌単騎リーチが打てることを優先。[6]は自分で使っている分1枚少なく、下家が[北]より先に[9]を切っているので[6]を持たれてそう。普段は変化優先で中ぶくれ形を残すことが多いですが今回は[6]をツモ切りました。

字牌は1枚残していれば聴牌時にリャンメン待ちか字牌単騎に受けられるので、[四]を切ってまで字牌を残すくらいなら[三][五][③][④]ツモの変化優先。字牌のどちらかを切ります。

単騎待ちが残った場合は0枚切れより1枚切れの方が和了率は上ですが、序盤なら重なりやすいのは0枚切れ。これだけの条件だとどちらを切るか迷いますが、判断がつかない場合はツモ切り推奨。何故なら[西]を手出しすると、[6]よりも[西]を残すような牌姿であると他家に読まれて[6]周辺が通されやすくなるからです。

運良く重なってリーチすると、ラス目の下家から即追っかけが入り、手詰まりに陥った対門がノーチャンスで下家に満貫放銃。トップ取りならまだしもラスのマイナスが大きい段位戦では少し嫌な予感のする展開です。

東4局

タンヤオがあるので[二]を残しますが、タンヤオがなかったとしてもくっつき1シャンテンなら[③][⑥]より[一][四]待ちが和了しやすいので[二]残し。[①]を切って[②]を引いても打[1]としてより手広い1シャンテン。[⑥]引きも[二]単騎ダマから多メンチャンへの手変わりが豊富です。

リャンメン変化が精々4種くらいしかないものは即リーチ。

ラス牌でしたが運良くツモれました。

南1局

[8]ならツモ[四]でも聴牌しますが場にマンズが高い今回の場況では価値が低い。[8]を残すことでツモ[④][⑥]で打[7]、ツモ[6]で打[9]とする選択が生まれます。下家から満貫出和了でトップ終了の価値も大きいです。

ツモ裏で満貫。どっちから切っても結果は変わりませんでしたが、何気ない手でも選択の余地があることは意外とあるんですね。本局は無事にトップで終わることができました。それではまた。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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