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第316回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第316回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

 今月は昨晩さんの三麻大会に参加させていただくことにしました。私は毎日22時頃から就寝まで対局予定。雀荘の裏メンバー的なものを一度やってみたかったんですよね。皆様奮って御参加下さい。

雀魂牌譜

東3局

いきなりダブルリーチを掛けられてしまいました。ツモ損ルールの三麻においてはノーテンから押せることはあまりないのですが降り切るのも難しいのでそうも言ってられません。手作りの余地が最後の待ち選択だけなのでリーチの良形率が低く、振り込んだとしても長引いて[北]を抜かれてからツモられると失点に大差ない点からも、「降りきれないうちはある程度手牌を崩さずに攻める」ことも必要になります。

ここでは[白]を切っていますが、七対子の単騎待ちなら裏ドラののりやすさで[発]より[中]が選ばれそうなものなので一応[中]からでしたね。ダブルリーチにありがちな七対子単騎待ちについても、[発]単騎を選ばなかったことから数牌切りリーチに比べれば確率が下がっていると言えます。たった1枚のリーチ宣言牌だけでも意外に読み要素があるのですね。

ちょい押ししていたら聴牌。形だけなら打[9]リーチとしたいですが、聴牌打牌が安牌かどうかも和了率に結構影響するので枚数差が無いなら打[4]リーチ。

一発で[7]が出て仰け反りそうになりましたが[9]は当たり牌でした。

南2局

またしてもダブルリーチ。[九]から切ってしまいましたが、単騎待ちなら字牌より[一]単騎に受けるので切るのは字牌から。客風[西]は「単騎は[西]で待て」と言うくらいなのでそっちで待つ人も居そうなことを踏まえると、切るのは自分にとって重ねても役牌にならない[東]から。確かにシャンポン待ちに当たった場合は1飜高くつきますが、「当たりにくい順番に切ったおかげで先に西家が当たり牌を切って放銃を免れる」可能性に賭けた方がよいのではないでしょうか。

ダブ[南]をポンすれば聴牌しやすくなり鳴かずにリーチを目指した場合と比べても打点が下がりにくい。できればアガリたい局面で手詰まりもしづらいことからポンすべきでしたね。

2枚目の[南]をポンしてからの聴牌。聴牌時に切る牌が安牌かどうかも和了率に影響しやすく、通った牌も多いので現物待ちにする効果も薄いとみて打[5]

今度はアガることが出来ました。ダブルリーチへの押し引きだけでも、考えることは案外多いと気付かされます。

南3局

オーラスはイマイチな手順のせいでトップ目に大三元聴牌が入るハプニングがありましたが何とかアガって逆転トップ。何度も申し上げていることですが、勝った対局にこそ反省点多しですね。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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