1シャンテンですが、タンヤオがつく浮き牌はタンヤオがつかない面子候補より優先で打のシャンテン戻し。
それならこちらは打でタンヤオをつけにいくという手もありますが、メンゼン1シャンテンなら鳴きより高打点になりやすいリーチを本線にするところ。
を引いた場合に悪形タンヤオドラドラよりは、良形リーチ平和ドラドラになる方がよいとみてマンズを切ります。
マンズを切るならが出ていくとはいえ
ツモでテンパイするように打
とする手もありますが、今回はツモ6mなら、ドラドラとはいえ高め三色やドラ受けまであるので、
の4連形が残るなら打
のテンパイ外しが有力。
そして待ちになった場合の出やすさもあり打
が有力とみました。
ここから
のどれを切るべきかという問題が「麻雀の基本形80」で出題されていますが、今回の手牌によく似ています。本の正解も打
になっていました。しかし私は本の手牌に関しては、打
の方が有利とみています。
何故なら、確かにツモは打
としている方が有利ですが、ツモ
の場合も打点差が大きいのでテンパイを外すところ。その時は打
の方が、
マンズの中ぶくれ形が残る分、打
より有利です。今回の牌姿はツモ
は即リーチでよいので差がつきません。
ツモの場合は、打
としても打
でテンパイを外しますが、その時も、
こちらの方が
と残るよりも、
雀頭が残るくっつき1シャンテンの方が手広いため有利です。今回の牌姿はツモ
なら打
としていた場合も、
タンヤオがないので
を切ると打点が落ちやすい、またソーズが雀頭を作りやすい形(
ツモで良形テンパイ)であることから打
が有力なのでここでも差がつきません。
また打ならツモ
で
の形になる変化もあります。今回はツモ
でも、既にドラドラなので高めイーペーコーが出来てもあまり打点が上がらない、
が既に1枚見えている。ツモ
打
とするとソーズの変化が弱くなる(ツモ
)ことから、どちらにせよツモ
なら打
となり、打
とした場合と差がつきません。
細かい話が長々と続きましたが、要は、とある場合は、
を使いきるためにも打
とされがちですが、
から2メンツをつくる手順が有力なら
は残すということです。これまで、①危険牌先切り②待ちを読まれにくくする③手変わり の3点から先切りをするケースについて何度か取り上げて来ましたが、先切りが癖になっていると、「先切りしなかった場合にのみ残る手変わり」を見落としがちなので注意しましょう。