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ネマタの天鳳日記 第88回

ネマタの天鳳日記 第88回

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 4枚使いがあってカンする選択肢もある何切るも、あまり取り上げられることがない難しい問題です。牌図はをアンコで取り出すとカンが残るので、雀頭のリャンメン+カンチャンの1シャンテン。はドラそばですが、雀頭にくっついてリャンメントイツの形を作るを残せばツモツモでリャンメン×2以上の1シャンテンになります。

 、どちらを残した方が変化が強いか迷って結局打としましたが、「第3の選択肢」としてカンもあります。

 カンしたうえにシャンテン戻しとなると違和感がありますが。カンチャンを外す代わりに、1回多くツモったうえでのくっつきが残ると考えると、序盤ならそこまでアガリ率は落ちず、カンすることでアガった時の打点は確実に上がります。

 カンドラカン裏込みで1翻アップ程度の打点上昇は期待できそうですし、カンしたところで良形テンパイが悪形テンパイになるほどアガリ率が落ちるとも考えにくいですから、先制テンパイが十分期待できるこの序盤ならカンした方がよかったように思います。

 5巡目にをツモったところも、カンすると受け入れが結構狭くなるのを嫌って打カンに比べてツモでテンパイ)としましたが、受け入れを狭めるといっても5巡目にリャンメン×2程度の1シャンテンならまだ先制テンパイが十分期待できるので、アガった時に高打点になりやすいカンに分がありそうです。

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 2枚目のをツモって更に手広くなったところでカン。

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 何とカンドラもろのり。しかもリンシャン牌は。最初の段階でカンしていれば、5巡目のをツモったところでドラ4の待ちリーチを打てていました。結果論とはいえ、「1回多くツモれる」「打点が大きく上がる可能性もある」というカンのメリットを過小評価したいたように思います。

 誰しも運任せを嫌って不確定要素が増えることを好まない傾向が多かれ少なかれありますが、麻雀はどこまでいっても抽選という不確定要素に頼る必要があるゲーム。不確定かどうかではなく、単純に一番勝ちやすい打牌を選ぶことを心がけるべきでした。

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 客風を2つ鳴いた北家が手出しで。役牌で生牌なのはのみ。ドラ4とはいえこちらはノーテン。東家の仕掛けも入っているので、を通したうえでアガるのは結構厳しい。を止めるとアガリ目が無くなるのであればともかく。1シャンテンを維持できるなら少なくともこの時点ではを止めた方がよいと判断しました。

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 結果的に北家は待ちでしたが、を切れば親に満貫放銃でした。実戦の押し引きはマークしている他家との1対1とは限らないことを意識していると、1対1だとしても押すかどうか微妙なケースで押し過ぎてしまうミスを減らせます。

 第86回で取り上げたような鳴きと一緒で、「カンしたからにはアガリきりたい」という心理が先行して押し引き判断が疎かになるのも、カンすること自体が損と思われがちな一因かもしれません。どこまでいっても、「今の手牌、局面に応じたベストな選択」を心がけたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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