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ネマタの天鳳日記 第124回

ネマタの天鳳日記 第124回

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 1巡目にをポンされたので9種ですが流せません。ホンイツ北ドラでも満貫あるので、鳴ける牌が出れば鳴いていくところ。

 そうするとここから国士無双を狙って成就するのは、鳴きがきく牌が出ず、なおかつ4枚目のが切られる前にテンパイする場合となるので相当レアケース。

 それならを引いて役役ドラ赤の満貫等もみて19牌から切り出すことにしました。

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 早くもホンイツの4メンツ1雀頭の候補が揃いました。仮にがポンされていなくても、流さずにホンイツを目指すのも案外有力とみます。

 9種とはいえ役牌トイツがあるなら平均的配牌と比べてもそこまでアガリ率は低くなく、アガった時は満貫以上になるので平均的配牌より高打点が見込めるためです。

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 南家はタンヤオを否定するチー。東家西家は中張牌のバラ切り。3者が3者とも字牌をトイツ以上で持ってそうな河になっています。

 4枚見えたトイツは落とすとしても、メンツ手でホンイツをアガるには字牌トイツのうち2つはコーツにして、しかも鳴かれやすいを切る必要があります。

 この手はチートイツ2シャンテン、メンツ手3シャンテン。

 シャンテン数が1つ多くても仕掛けが利くならチートイツよりアガリやすいというのは、ある程度メンツ候補が鳴きやすいことが前提なので、この局面ならチートイツ本線で進めた方がよいとみました。

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 メンホン混老頭チートイツかメンホンチートイツドラドラ、ダマでもツモれば倍満の1シャンテン。ついでにアレも見えるのですが…

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 字一色小四喜のダブル役満(四暗刻までつけばトリプル役満)2シャンテンになる牌を引きましたが、のいずれか1つでも持ち持ちならアガリ目ががありません。

 それなら倍満手をアガれる可能性を少しでも上げる方が順位制で役満祝儀もないルールなら有利…ともっともらしいことを言いましたが、字牌のどれかは持ち持ちと思い込んでしまっているので、この時は役満の目があることに全く気付いていませんでした。

 緑一色や九蓮宝燈の見落とし、あるいは初心者が四暗刻に気付いていなかったという話は結構聞きますが、字牌12枚の手牌で役満を見落とすのは私くらいかもしれません(笑)

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 役満の可能性に気付いたのはこのタイミングでした(笑)

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 倍満1シャンテンとはいえこうなれば降り。

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 結果は西家の跳満ツモ。持ち持ちの字牌など何一つなく、も西家にアンコで通っていました。少しツモ山がずれているだけで本当にダブル役満のアガリまでありました。

 「いかにも字牌がトイツで持たれてそう」と書きましたが、東家西家に関しては配牌時点で他に浮き牌字牌が無かったケースは否定できません。

 南家についても、単なる役牌後付けなら、メンゼンでもまだ十分メンツになる可能性があり、役牌が絞られやすくなるのリャンメンチーはしない打ち手も多いでしょう。

 序盤から早々チーが入るのは、手役絡みでメンゼンでを引いてもあまり嬉しくない123三色やチャンタのケースの方がむしろあります。

 読みを入れる時は常に、その読みが成り立たないケースとしてどんな場合があるかを想定しておく必要があることを改めて痛感しました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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